表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したのでレアアイテム集めたい…えっヒロイン退場してしまいました  作者: 5H


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
117/273

117 世界最大タスワンズ湖

カーナリアン王国の魔塔の近くの領地は、国有地と前王妃の実家とその親戚筋などが治めていた陸続きの領地だった。

国王夫妻と子供達そして親戚筋が収監され、その頃から雨脚が酷くなり嵐となった。

河川の氾濫や山崩れなど…これまでにない異常さに民衆は精霊様が離れ怒りに触れたのだと理解し恐怖した。

竜神様や精霊王様に真摯に謝罪し怒りをおさめてくださるように皆が祈った。

魔塔の塔は足元から濁流に削られ崩れ落ち跡形も無く消えた。

隣領のマクアリール公爵領のタスワンズ湖と繋がり多くの領地が湖畔に沈んだ。そして世界最大の湖となった。

人族を拒絶するように魔木が侵食していき魔界の森と道を繋げた。

魔木が湖を守るようにゆっくりと囲んでいった。

ヴァリーアードと魔術協会の長が最後の姿を記憶魔法で留めた。

マクアリール公爵家がタスワンズ湖と繋がった魔界の森を自然保護地域としてカーナリアン王国新国王と魔術協会と精霊協会に申請をした。

竜神様と精霊王様とも話をし精霊様の気持ちの赴くまま無期限の立ち入り禁止地域として結界を強く張って貰った。

静かに安全に暮らせる地域としてエルフの里とも協力して繋いでもらい見守る事となった。

ようやく雨が止んだ。

福はお昼寝してる姿で竜神様と話した。

「ルノアとクロリナラドの浄化の力でようやく原始の状態にもどり安心した。

妖精様や精霊様が安全に暮らして心を穏やかに過ごせるようになるといいな。竜神様は大丈夫?」

「あぁ大丈夫だよ。かなり真摯な祈りが国中から届いた。

人的被害は全く無いとは言えないが今回はしっかりと本人達に選択をさせた…

ユキの時は配慮せずに罪の無いものまで巻き込んだから心を傷つけた…

クロリナラドも丁寧に隙間なくルノアの生活の守りを固めている。

番だからという甘えは一切ないな…。

それだけクロリナラドも長い時間をかけ考えてきたんだな…。

福も久しぶりに前魔塔の長に会い大丈夫かい?生まれ変わったことを伝えてもいいんだよ。」

「伝えないよ。辛い思い出を一欠片も思い出してほしくない。

記憶を消して貰わなければ絶対優しいあの人は死んでしまったよ。

今回の精霊様の事だって傷ついて生きる事をやめてしまうほどなんだ。

シェットが番と仲良く生きててくれるだけで良いんだ。本当に会えて嬉しかった。」

学園長のシェットはヴァリアードの前の魔塔の長だった。

ルノアと同じように使役ではなく家族として本当に可愛がってもらっていた。

いつも一緒にいた福はその白梟の生まれ変わりだ。

シェットを他国からの誘拐から守り天に還った。

竜神様からシェットを守ってくれてありがとう。

生まれ変わりの輪廻に…と言われたのだ。

シェットの記憶を消して欲しいとお願いした。

優しいから生きていけないから…苦しんで欲しくないと伝えた。また会えただけで充分だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ