107 カーナリアン王国の派閥勢力が変わる
「今後のカーナリアン王国のことなんだが…ハーマイル公爵が今国王代行をすることになって。
王位継承権順位なら次の王は私だからさっき正式に打診されて辞退したんだ。
次の二位は学園卒業で学院卒業資格が今もないから順位を下げて…
結局次がハーマイル公爵なんだ。私は王の器ではなく支える側だと泣いていたがね。
やっぱりなる様になったなと。ハーマイル公爵なら誠実だから任せても大丈夫なんだ。
ただルノアの学園の事なんだ私の心配は…。
ハーマイル公爵の派閥の勢力も変わるしな。
ルノアが最強の御守りもあっても、サラ達がいても、少し心配なんだ。
早目に留学をさせたいんだがクローはどう思う?
サライからは飛び級の卒業試験は合格出来ると言われてるんだ。何か他に提案がある?」
「確かに…まだ番の発表は早いしな。ノアはどうしたい?とりあえず学園の卒業資格の飛び級を受験してからにするかい?」
「そうですね…飛び級出来たらまた考える…何か代案はありますか?ラド様」
「うん。天空都市の学院はどうかな?と思って。
今からならもう少しで王太子夫妻の子供達が入るし、警護はかなり厳しい。
でもノアのお義母上の行きたかったのはヨーリアンの学院だろ?お義父上からも聞いたから…
そうなるとヨーリアン帝国だと思う。
私と結婚するとなると、天空都市の学院でしか貴族の繋がりは出来ないからな。
社交はないとはいえ知り合いが全くいないのも…
王太子妃もヨーリアン帝国の学院に通って、警護の問題が出て天空都市の学院に転院したから。
卒業資格もあっという間に取ったな。兄上が張り付いてたから…
私としてはノアの気持ちを尊重したいな。」
「そうですか…。では王太子妃様と同じようにいたします。
母が行きたかったヨーリアン帝国の学院に行きたいと思います。
その後試験が合格できたなら天空都市の学院にも通いたいです。
あとお父様…お願いがあって…。もし卒業資格が取れたらお母様と話してた本屋さんに行きたくて。
体調が良くなったらと話をしていたけど結局行けなかったので。
あとお父様とお母様が一緒に行ったカフェと魔道具屋さんですね。行きたいです。ラド様もすみません。
お父様はヴァリー伯父様にお母様とのはじめての買い物を取られたそうなんです。
だから娘とのはじめての買い物は譲れないとヴァリー伯父様に言ってて…。
私もお父様が宰相で忙しくて親子らしい思い出が少ないので、出来たらこれからも思い出も増やしたいんです。
勿論ラド様と一緒にまた別の新しい場所も散策したいです。
今後の事を考えると番の発表前でしかやれないんじゃないかと…。
お友達とのカフェ巡りなんかもまだ年齢的には出来ない事です。
帝国も天空都市も知らない場所ですからどうなるかも分からないので…。
出来たらお出かけを沢山しておきたいです。」




