106 ルノアのお仕事
「あぁそうだったんだな。ノアにも相談しないといけないこともある。
お義父上。先程世界魔法会議が終わって…
マーカーハザ王国は、精霊様を捕まえる原案者がマーカーハザの魔塔を追放された元職員で…
国王夫妻も精霊様に不誠実だったから国民もまた…かなり精霊様も離れて精霊王様が激怒されたんだ。
雨が振らず国の半分は砂漠になったと聞いてる。
次の王は次男の精霊様を大事にしていた宰相のニナリ様が国王となるはず…
罪を犯した者や精霊様に酷いことをした者は全て自分に返る。国から出られないと聞いてる。」
「そうか…じゃ難民は問題のない者しか出国できないから大人数にはならないんだな。」
「他国も今までのマーカーハザ王国の不誠実な対応で国境に移動門を設置だけして入国拒否の国もあった。
東大陸ランズ王国の関係者の方にも何か問題があれば魔術協会に相談できると伝えておいた方がいい。」
「すぐに知らせる。水ちゃんお願いします。」
久しぶりの水ちゃんがルノアに頭を撫でてもらい一瞬で消えた。
「実は竜神様と精霊王様からも頼まれたことがあって…
今回の件で魔塔の監査が出来てなかった原因がある。精霊協会は元々精霊達をまとめてるエルフの里の長か次の跡取りが必要な時だけ出てくる感じで…
元々実態がない。エルフの里も竜皇国と同じく不干渉って皆忘れてたんだよ。
怒ってたな精霊協会の長。会議に出た国王ですらお伽噺で育ったとエルフに感動してて…
今回は魔術魔法で精霊が被害を受けただろ…精霊協会が対応なしでは駄目だから、立場を正式表明したんだ。
魔術協会だけでなく精霊協会の監査も竜皇国の魔塔の監査人がやれば納得な形となると話がついたんだ。
第三者でないといけないだろ?でも実際は竜皇国の魔塔はもう王子の学び舎なんだよ。
研究者もいるけどサラニも勉強してて精霊王様の側にもいて…
精霊協会側からだとサラニが魔術協会側からだとヴァリアードに着いていたサラさんが魔術魔法も精霊魔法も最強で…
ヴァリアードと三人で現場に出て監査人やってもらって俺とノアで竜皇国から精霊眼で確認してほしいって言ってるんだ。
俺はノアが現場に出ない約束ならって話した。事後報告…ごめんな」
「竜神様から福ちゃん経由で打診ありました。ただ私はまだ学んでいないので判断出来る立場ではないと答えました。
学院をしっかり卒業してからですね。仕事として働く事は大事ですしラド様と一緒ならいいです。
私もラド様が現場に出るなら断ります。何かあったら私も不安ですし…
やはり過信もしませんし武道も魔術もしっかり習いたいです。」
「そうか…お義父上もノアの仕事は大丈夫?此方の国では女性はあまり働かないだったはず…」
「あぁ大丈夫。ルノアは竜神様の愛し子様だからそれも仕事だろ?理解してる。
ただ安全だけだ。心配なのは…そう私もヴァリーと話して決めたんだよ。一緒に住むって。
何れ安全の為に竜皇国でお世話になるからよろしく頼むな。」




