105 林檎飴の効果
「ルノア。お父様が来ても大丈夫か?聞いてるよ。大丈夫?クロリナラド?」
「あぁ大丈夫だよ。確かに報連相大事だな…お義父上に伝えて。」
お父様がニコニコしながら移転してきた。
「ゆっくりできたかな?クロー?おっサンドイッチだ。林檎飴も…懐かしい。大丈夫だよクロー取らないから怒るなよ?お義父上だぞ!」
「ラド様…家族ですからね。」
「うん。大丈夫。お義父上もどうぞ。一緒に食べないと駄目。朝ごはんちゃんと食べた?
ちょっと元気ない?何か心配ごと?相談してね。
それよりもノア〜俺よりも先にサラ達にも林檎飴あげたでしょ?
王城がね…凄い呼吸が楽なんだよ。ありがとな。体も軽いんだよ。
サラ達が竜神様にしつこくお願いされて根負けであげたと思うんだけど…
これからもノア多目にサラ達にあげてね。
もう竜神様の我儘制御になってると思うし…多分竜神様もそれを楽しんでいるから。
嫉妬が無いわけではないんだよ。でもノアがいてくれるから。
ノアの魔力が王城で感じられて嬉しいんだよ。
竜神様が元気だし、愛し子様がいるってだけでこんなに雰囲気がいいというか竜気がね神気というか澄んでる?
うまく言えないな…浄化されてる感じ?本当に父と母と兄家族からも悪いなって謝られたくらいだからね。
多分家族の健康まで考えれば当たり前の事だったのに…皆言われるまで視野が狭くなってたんだ。
俺も心が余裕なくて…寂しくて目が覚めて…お義父上も毎朝こんな感じかと思うとな…でも約束も守らないといけないし。
お義父上!ヴァリアードと私達とサラ達と必ず一緒に住んでくださいね。お願いします。」
「ありがとう。クロー。いただくよ。うん。あぁ…懐かしい味だ。
すごいなルノア再現出来てるな。まだ飴は触らせてもらえなかっただろ?
心配で…火には近づけては駄目だって私も話してたしな…
エミリアが見て覚えないと駄目なこともあるって話してた。
やはりエミリアは正しかった。だから大丈夫。
やらないといけないことも沢山あるし私にしかできないことだから。
宰相の時よりも今は全然違う。自分自身で考えて本当に納得して皆の領地や領民の力で協力してやれてるから生き方…満足してる。
ちょっと心配なのがな…東大陸ランズ王国のことなんだよ。二国隣が砂漠化してるマーカーハザ王国で…難民が来るんじゃないかって。かなり横柄な国だったから…ランズ王国は距離取ってたから治安やら自然やら守れるか?って心配の魔鳥便が来たんだよ。
エミリアがお世話になった人が沢山いるから。
彼らなくして家のオハギと緑茶はないんだよ。
助けたいんだけどまだ現状が分からないからな…」




