104 長寿の不安
「わかってたんですね…恥ずかしい。でもずっとこんな感じですか?」
「やはり高魔力の魔獣なら少量でも満足するんだ。結局の所魔力の多さになるんだと思う。
でもさっきからルノアのその隠してる包みがすんごくおいしそうな匂いがしてる。ノアが一人で作った?」
「わかるんですか?どうぞ昔お母様が作ってくれた林檎飴です。
私の魔力水とテンサイをお砂糖変わりに…今領地で林檎がよく採れるので…
どうぞ。お口開けてください。はい。あ〜ん。」
「ガリッ…ジャリサクサクガリ……凄く凄く美味しいあぁこれ二個でお腹一杯だ。
お土産で貰えるの?そんなに沢山?会えない時の分なの?嬉しくて泣きそうだ。あぁ…
これも形が違うけど飴?これもノアの魔力だ。
凄いなんか元気湧いてくる感じ。
魔力調整覚えたんだね。これなら大丈夫だよ。林檎刻んで甘く煮て固めた飴?初めて食べた。
美味しいなぁ。これもお母様の?俺もノアに作ってあげないと。これならできそうだ。」
「はい。色々な果物がありますから…季節が変わると今は林檎の季節ですから。 苺も出ましたらまた作りますね。楽しみにしてください。」
「うん 楽しみノア 長寿ってどんな事が不安?」
「そうですね…長くて100歳位で天に還る種族でしたから…想像がつかないのが不安なんだと思います。
つらいことがあって生きる事が苦しくなったら大丈夫か?とか…色々考えて…
王妃様と王太子妃様にも聞いてしまいました。でもラド様とお話された方が良いって言われて…
今日聞きました。でも少し安心しました。これからまた考えて悩んだらお話しますね。
ヴァリー叔父様も長生きになったって話してましたよね?」
「何となくヴァリアードの番が長命な気がしたんだよね。まだ出会えてないけど…
きっといると思うんだ。だから俺達よりは短いかもしれないけど魔力が多いから。
650年は確実生きると思うよ。本人は気がついてるかわからないから本人から質問を受けたらにするよ。
でもノアが聞かれたら言っても大丈夫だよ。ただお義父上はね…もう番がいないから…
今まで通り天寿が一番だと思って…なるべく寂しくならないようにお義父上とヴァリアードと近くに住もう。絶対これだけは決めてるんだ」




