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10年後に討伐される魔王   作者: うずまき
第3部 円環の騎士団編
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第62章 救出作戦

フローリアン「ひとまず土で地面を創りました…氷の上よりは暖かいと思いますよ!」


アサミ「土と植物を自在に精製出来るなんて…凄まじい力ね… 」



死の氷土を開拓していくカズマサ達


女王フローリアンは自身の魔法で土と植物を次々と精製していき

精製された植物に対して

フィディオは回復魔法を応用した促進魔法を発動しいた。



フィディオ「未来へ(フューチャー)の促進(ファシリティ)…」


ジャック「すげぇ…早回しの映像を見てるかのようだ…」


瞬く間に生誕する木々の数々にその場のメンバーは思わず言葉を失い

その後それらの木材を使用した拠点が建設される事となった


拠点の建設にはジャックがサバイバル生活で習得したスキルが大活躍する事となり


順調に作業が進んで行く中


アサミに呼び出されたカズマサは少し離れた場所へと移動する事となった。



カズマサ「麻美ちゃん…?」


アサミ「貴方にお願いがあるの…」


カズマサ「お願い?」


アサミ「ブラスターに残された仲間を助けて欲しいの…ホルス君とマヤちゃんは私を逃がす為に…」



残された2人の救出を懇願するアサミ


無論カズマサが彼女の願いを断れるはずも無く2つ返事で承諾する事となるのだが


そんな2人の会話を聞いていたジャックは珍しく救出作戦への参加を表明してきた。



カズマサ「いいぜ…確かに今この場で俺に出来る事はないからな…」


アサミ「ありがとう…ナビは私が…」


ジャック「待て…万一ここが敵に見つかった時の事を考えてアサミは残るべきだ…2人の救助へは俺が行く!」


アサミ「ジャックさん!?」



憧れのアイドルと二人きりになる機会を奪われたカズマサだったが


その表情に不満は感じられず


ジャックの盗賊としての腕を信頼してる彼はむしろ最適のパートナーとまで考えていた。



カズマサ「ブラスターは奴らの支配下だ…命の保証は出来ないぜ?」


ジャック「盗賊稼業に保証なんて言葉は存在しないからな…問題ないさ…」


カズマサ「よし…なら今日の深夜に出発する…魔導戦艦の指令室に集合だ!」



出発は本日の深夜


ジャックの建設スキルは既にアザエルがスキルポイントを使って習得しており


拠点設立の引き継ぎも問題なく完了したジャックは

イオリに男爵の宝石を返却していた。



イオリ「いいの…?危険なのはジャックさんの方だと思うけど…?」


ジャック「俺の護衛には魔王が居るからな…戦闘は奴1人で大丈夫だろう…」


イオリ「……」


ジャック「マヤとホルスは俺が必ず助け出す…こっちは頼んだぜ?」



準備を終えたジャックは魔導戦艦にてカズマサと合流し

そこで魔王軍の秘密兵器へと乗り込む事となった。



これは軍事ヲタクであるトモスケが趣味で造り上げた潜水艦であり


ジャックの開発した動力を搭載した潜水艦は、無制限に海中を進む恐るべき兵器へと変貌していた。



ジャック「見た事のない部品ばかりだ…こいつが魔王軍の技術力か…」


カズマサ「操作は遠隔でマリーがやってくれる…俺達は来るべきその時まで休むんだ!」



2人を乗せた潜水艦は魔導戦艦の指令室から遠隔操作でブラスターへと向かい

カズマサとジャックは到着までの間深い眠りに着く事となった。



アサミ「意外ね…貴女の事だから密航するかと思っていたわ…」


マリー「あんな狭い空間に私が居たら魔王様は私に気を使ってしまう…それでは作戦に支障が出てしまうわ…」


アサミ「そうなの…?」


マリー「魔王様…未だに私を見ると心拍数が上がるんですよ…?」


アサミ「それは貴女を警戒してるんじゃ…」



カズマサが不在となったタイミングでマリーに声をかけるアサミ


彼女の想像以上にマリーは魔王であるカズマサを想っており

その後も2人の会話は続く事となった。



マリー「麻美…貴女のその身体…仮の姿じゃないよね…?」


アサミ「そうよ…ブラドゥークを落とされた私はアスモデウスを失い天界に1度回収されたわ…この身体は正真正銘女神マミのもの…条件は貴女と同じね…」


マリー「同じ条件ねぇ…」



親友であるマリーが知る事となった女神しか知り得ない情報の数々


話は夜遅くまで続き

全てを知った彼女だったが


それでもその心が変わる事は無かった。






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