Sランクになった
え?俺が国王陛下に呼ばれたって?
「え?ほんとに?なんで?」
そう言うとギルマスが呆れたようにため息をついた。
「なんでって、国王陛下がsランクの魔物を倒すことが出来るような15歳をほおっておくわけないじゃろ。」
「そんなに強かったっけ?あの蛇とドラゴン」
「はぁー...その蛇とドラゴンはな、国が総出でやっと倒せるような奴らじゃぞ?お主の強さが異常なだけじゃ。」
「まじかー。そんな強いのか、俺って。ところで、国王陛下に呼ばれたって何時、どこに行けばいいんだ?まず、何されるんだ?」
「女神様が降臨なさる土曜に王宮にこいと言っておったぞ。そして、何されるのかは...あいつのことじゃから『褒美をやろう』とかなんとか言って爵位を授けるんじゃないかの?」
「ん?いま国王陛下のことをあいつって言ったよな?知り合いか?」
「昔、たまたま入った居酒屋でお忍びで来ていたあいつが酔いつぶれていたのじゃ。そして成り行きで愚痴を聞いてやっていたら気が合っての。それ以来、たまにあの時の居酒屋で一緒に飲んでおるのじゃ。」
国王陛下が酔いつぶれてたって...しっかりしてくれ...
「というか、土曜か...リースが降臨してくる日ってのがなー。国王陛下にバレてたら面倒くさそう。」
「確かにのー。どうするのじゃ?」
《いや、全然バレてもこっちはOKだよ♡変に言い寄られても困るだけだし、なんなら国民の前で言ったらどうかな?♡》
《国王陛下に言うのはいいけど国民の前ではNG。恥ずい。》
《だよねー♡国王にだけ言おうか♡》
《そうだな。それじゃ、また土曜にな。》
《うん♡またね♡》
「今リースに確認をとったが、バレてもOKとこの事なのでその点はおk」
「...はぁ、もう驚かんわい。あ、あと、お主sランクになったからな。」
「え?早くね?そんなに早くsランクになっていいのか?」
「sランクを2体、しかも無傷で倒せるような化け物じゃからな。国からそう言われたのじゃ。」
「俺って国に認められたのか...」
「そうじゃな。とりあえずカードを寄越せ。更新してくるからの。」
ギルマスが俺のカードを受けとって部屋を出ていく。
数分後めちゃくちゃ虹色に光ってるカードを持って部屋に入ってきた。
「ほれ、コレがsランクのカードじゃ。」
「うわ、これオリハルコンだろ。なんでこんな貴重なものを使ってるんだ?」
「まぁ、国が認めたsランクじゃからの。それくらい普通だと思ってくのじゃ。」
(ちなみにオリハルコンとは世界で1番硬くて魔力伝達がとても良い鉱石のことなのです!でも、実はこの鉱石よりも硬くて魔力伝達が良い鉱石があるのです!Byリエル)
「それじゃ、帰るとするか。ん?そういえば王宮にはどうやって行けばいいんだ?」
「馬車が来ると思うからそれに乗っていくのじゃ。」
「サンキュー!じゃ、またな!」
「気をつけて帰るんじゃぞ」
子供かよ。と心の中でつっこんだが俺15歳だったな。まだ子供だったわ。
うーん、礼服とか買っておくか。あと、リースに贈り物とかもな。
そんな準備をしていたら土曜になってしまった。




