シンの修行
最近は気候変動という言葉が状態化してしまってますね…
ああ、昔の涼しさが恋しいです笑
でも自分的には蚊がいなくなって少しうれしく思ってます(苦笑)
いつもより朝早く起き、修行の準備をする
(少し眠い…昨日楽しみで全然眠れなかったからか)
「おはよー」
俺は師匠に声をかける
「おお、おはよう、今日は早いな…」
驚いたように言う
「今朝ごはん作ってるからな」
師匠が朝ごはんを作ってくれている
キッチンからいい香りがする
俺は急いでご飯を食べ急いで王宮の庭に出る
「まずこの世界にある三つの技術がある」
ふむふむそこは有名な話だな
俺は知ってる風を醸し出す
「まあ…知ってそうだが…その三つの技術は闘技、剣技、魔法の三つだ」
そういつも気になってるなんで三つの技なのに魔法があるんだよ!!
「これらの技術は基本一人一つしか扱えないと言われている、まれに二つ、三つ使える者もいるが、それらの者はダブラー、トリプラーと呼ばれる。そしてこれら以外に失われた古代魔法が存在する、破壊、再生、消去の三つだ」
最後の説明に俺は驚く
「そんなものがあるのか…」
「ああ、残念ながら、これらは失われているし、そもそも昔もその血統の者しか扱えなかったそうだ。しかもお前は闘技使いだろう?魔法は使えないんだから」
そう、俺は闘技使いだいや、闘技しか使えないと言うべきか…
「でも師匠はダブラーで魔法と闘技のどっちも使えるじゃんか!」
師匠はダブラーである
この世はなんと不公平なのか…
「んーまあいずれ使えるかもな…」
師匠が小さな声で呟くが俺には聞こえない
「まあ、闘技の基本技術を教えてやるか」
「よっしゃー」
ついに本題だ
「まずは『対人破壊』これは読んで字のごとく対人ようの技だな、そして『広域破壊』すこし広めに使う技だな、最後に奥義の『世界破壊』この三つを極めれば強くなれる」
師匠が誇らしげに言う
おお、まさに俺はこういうのを求めていた
「それで師匠身につけるにはどうしたらいい?」
俺はキラキラとした顔で師匠に問う
「そうだな…実際に見たほうが早いか」
ん???
師匠は広い庭に植えてある一本の太い木を的として気を高める
「闘技『対人破壊』」
ドゴーン!
おおきな音が庭に響き渡り、木が倒れる
「どうだ、こんなもんだ」
師匠が技を見せてくれたのは初めてで、俺は純粋に驚いた
そんなときに…
パタパタパタ…
一人の少女が小走りでやってくる
「ちょっともー、なにやってんのよーせっかくわたしがきれいに植えたのに…」
少し怒った様子で師匠に言う
「師匠…この方は?」
俺は恐る恐る聞いてみる
「ん?ああこいつは我が帝国が誇る三神傑の一人ソウカだ」
師匠が紹介してくれる
ソウカは肩に少し髪がかかるくらいの少女で可愛らしい見た目をしている
「ありゃ、こんなところにガキンチョがいるのね」
前言撤回、口が悪いようだ…
「おう、こいつの名前はシン、両親を早くに亡くしてな…俺に託されたんだよ」
「あんたに子どもを託すもの好きもいるもんだね」
はっはっはとソウカが大笑いする
「そんなことよりこの木をもとに戻さなきゃね、〖万物再生〗」
ソウカがそうつぶやくとみるみるうちに木が元通りに蘇る
「これは、魔法?」
いや自分でもわかっているさっき話しに出てきた…
「ああ、失われた魔法だ」
さっき使える者はいないって…俺は心のなかでジト目になる
そんな俺の気持ちに気づいてか師匠がいう
「まあまあ使えるやつはこいつくらいしかいないさ。そんなことより自分の闘技を鍛えるべきだろう?」
うっ…それはそうだ
さっき師匠の技を見て思ったことがある、師匠は体外から気を集めていたが、集中して見れば体内にも気はあるわけで、そこから引き出してくればためもなしに闘技を放てるのではないか…
さっそく実践してみる
体内をくまなく探るように気をかき集めて…師匠が狙ったのとは違う細い木めがけて
「『対人破壊』」
俺は小さく、でも確かに力強く世界に干渉するようにつぶやいた…
今回はちょっと長めで主人公が初めて技を使います
あと、新キャラも出てきました!!
これから先女の子キャラは希少な存在かも…




