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第15話 誇らしい助手
第15話 誇らしい助手
王宮の門をくぐると、磨き上げられた大理石の廊下が目の前に広がっていた。
高い天井には美しい装飾が施され、大きな窓から柔らかな陽光が差し込んでいる。
マリカは思わず足を止めた。
「すごい……。」
思っていた以上に広く、美しい。
何もかもが、自分の知っている世界とは違っていた。
「迷子になりそうですね。」
思わず漏らした言葉に、エリアスが小さく笑う。
「その時は迎えに行きます。」
冗談めかした言葉だったが、その優しい声音にマリカの緊張も少し和らいだ。
◇ ◇ ◇
案内役の侍従に連れられ、二人は実演会が開かれる広間へ向かう。
途中、廊下ですれ違う騎士や文官たちが足を止め、エリアスへ次々と頭を下げた。
「おはようございます、エリアス様。」
「本日はよろしくお願いいたします。」
「先日の魔導具、とても助かりました。」
誰もが自然に声をかけてくる。
エリアスは一人ひとりに穏やかな笑顔で応えた。
「こちらこそ、ありがとうございます。」
偉そうな態度は少しもない。
相手が誰であっても、丁寧に接している。
その姿を見て、マリカは胸が温かくなった。
(みんなから信頼されているんだ……。)
◇ ◇ ◇
やがて広間




