二十二話 我、勇者と遭遇す
色々あって更新停止してました\(^o^)/
すみませぬm(_ _)m
闇夜の街道を駆け抜ける。ん?何で走ってるのかって?そりゃあ
……逃げてるからに決まってんだろ!?
迂闊だった。俺の噂を聞きつけた冒険者があそこまで早くやってくるとは…
そしてそいつらが戦いを挑んで来るなんて夢にも思ってなかった。…嘘です…戦いたくないから現実逃避してただけです。
そりゃあ…ね?いくらチート並の力を得たとしても戦いたくないものは戦いたくないんです。知ってるか?あいつらって人を斬りつけようとする時に笑顔なんだぜ…
『ここまで来れば…』
フラグだった。
「よしっ!!フェンリルを見つけたぞ!!」
ふざけんなこの野郎…冒険者に災いあれ!!
『ヌゥウウン!!』
「なっ!!」
大きく跳躍してその場から去る。冒険者達は突然の行動について行けずにその場に立ち竦んでいた
『休みが欲しい…切実に…』
フェンリルになってからというもの碌でもない事ばっかりだ。
森で聖騎士(笑)に追われるわ、スライムは可愛過ぎるわ、モンスターの大群と戦わさせられるわ、スライムは可愛過ぎるわ、おっさん達の練習に付き合わさせられるわで散々だ。
そして挙句の果てに冒険者とのリアル鬼ごっこだ。
もう泣いてもいいんじゃないかな?いや、もう泣きながら走ってたわ。
『チラリんちょ…』
後ろを恐る恐る振り返ると誰もついて来ていない。今日の鬼ごっこはそろそろ終了かな…
『あれ?これもフラグになるのか?あはははははは』
手遅れだった。フラグを作ってしまった。なぜなら
「東の国の勇者!マナブ登場!!悪しき魔物め!討伐してくれる!!」
『あ…』
勇者来た……orz
しかし妙に日本人っぽい名前だな…ん?後ろに仲間がいるのか、えーと…女魔法使いに女僧侶に女戦士…おっと女盗賊もいるじゃないか…
とりあえず勇者とか日本人とか関係無く前足で殴った。
「ぐへぇ」
「「「「勇者様ー!?」」」」
ざまぁwww
この世界に来てから思考が割とゲスい方向へ向かっているとは自覚しているが止められない。某エビせんと同じ原理だ。
『あははははははは(爆笑)』
俺は延びている勇者と、それを必死に介抱している愉快(笑)な仲間達に背を向け、大爆笑しながら走り去った。
『リア充ざまぁ!!』
この言葉を聞いた冒険者達がリア充なる物を少し、いや、かなり間違った方向へ解釈するのだがそれはまだ少し先の話だ。




