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狼?いえ、フェンリルです  作者: 嫌奈 舐め子
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番外話 私、見つけました!!

番外話…響きがなんとなく良くないですか?


…番外話♪


by( ˊ̱˂˃ˋ̱ )なめこ

疲れました…


だってもう何日も森の中を彷徨い歩いてるんですよ!?


いくら新人の仕事だからってキノコ採取はないでしょう…キノコ採取は…


はぁ…唯一の救いはモンスターが少ない事かな…


最悪出てもスライムとかだろうし、どうにかなる…よね?


そう思いながら歩いていると採取対象のキノコを見つけた。


「やっと!…見つけましたぁ!!」


すぐさまその場まで小走りで行く。


キノコを次々と採っては冒険者用のポーチに入れていく。


…♪


ここら辺はこのキノコの群生地だったんですね♪

沢山ありますし、ラッキーです♪


黙々とキノコを採っていく。


…少し楽しくなってきちゃいました。


二時間はしただろうか…依頼の量のキノコをやっと採り終えた。


ふぅ…これくらいあれば足りるでしょう…


もうすぐ日が暮れそうですね。


それはそうと…


……やっと町に帰れますぅ!!


まずはお風呂に入って、美味しいご飯食べて、ふかふかのベッドで眠るんです!!


誰にも私を止められません!


ウキウキしながら森の中を歩いていると背後に気配を感じる。


すぐさま短剣を構える。


…いますね…


新人の中でも敵を察知する能力には長けていると自分でも思う。


1…2…2匹ですね。


スライムではなさそうです。


それよりももっと大きくて素早い…


そう思うと茂みの中から突然ゴブリンが1匹、飛び出してきた。


!、っ!


ゴブリンですか…はぁ、運が悪い。


一度演習場で戦った事はありますが…その時は3人で1匹を倒したんでしたね…


やれるでしょうか…


いや!


やるしかないんです!!


やってやります!


覚悟を決めると同時にゴブリンへの距離を詰める。


ゴブリンは驚いた様子で慌てふためいている。


ゴブリンの喉元へ短剣が吸い込まれていく。




やりました!!



勝利を確信した。


それと同時に頭に衝撃が走り意識が刈り取られる。


意識が途絶える前に見た光景は2匹目のゴブリンが笑いながら勝利を喜んでいたところだった。





目が覚める。


「痛っ!」


頭に鋭い痛みが走る。


なんとか周りを見渡してみる。すると周りには同じように捕まった女性達がいた。


皆泣きながら何かを祈っているようだった。


2メートルくらい離れたところにはゴブリンが3匹…笑いながら何かを喋っていた。


嗚呼、もう助からないんだな。


直感的に思った。


結局両親に何も返せなかったな…ごめんなさい…お父さん、お母さん、親不孝な娘を許して下さい


突然森の中が騒がしくなる。


目の前の森の中から何かが走ってくる音が聞こえる。


早い!


茂みから突然大きな狼のような獣が飛び出してくる。


それは辺りを見渡している。


一瞬私達と目が合った。


そして突然ゴブリン達に飛びかかる。


一瞬だった。


ゴブリン達だったものが辺りに散らばる。


「ひぃ!」


思わず声が出る。


ゴブリン達を始末したそれはのそのそと近づいてくる。


もう助からない。そう思った。


すると、狼は目の前でジェスチャーのようなものを突然始めた。







無我夢中だった。



自分はどうなってもよかった。一般人が殺されないように必死に頼みこんでいた。


するといつの間にか狼はいなくなっていた。





町に戻って来てからあの不思議な狼について色々と考えていた。


答えはまだ見つかっていたなかったある日、町でも有名になっていた女騎士…アンリエッタと呼ばれる人が帰って来た。


周りにいた騎士団の方々はいなくなっていた。




その女騎士が言うには仲間に裏切られて襲われたところを人語を操るフェンリルに助けられた…との事だった。


確信した。


多分私を助けてくれたのもそのフェンリルだ。


狼だと思ってたのは私がまだ新人だったからだろう。


お礼が言いたいな…


もし会えたらだけど…


会えたらどうお礼を言おう?


何故だか分からないけどまた会える気がするんです。




……


1ヶ月後、


二人は思いもよらない所で再開する事になったのである。




















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