0515 道路の終わり
杜長峰は門派から追放されたが、再び呼び戻された。ただし、呼び戻しは突然で、杜長峰がこちらに残した用事は誰かが処理しなければならない。これらの処理は商衡に押し付けられ、商衡に三日間で処理を終えさせることになった。
これらの用事は、主に杜長峰がこの期間に受けた仕事の顧客に状況を説明することだ。商衡は、自分の師匠がここで多くの仕事を引き受け、相手の材料や前払い費用を受け取っていることに気づいた。山門に戻っても、この契約は続行しなければならない。つまり、顧客に状況を説明し、契約上の品物は引き続き製作されるが、受け取り場所が変わるということだ。杜長峰は慌てて戻ったが、名声を気にするために、十分に重みのある人物を残して説明させなければならなかった。
そのため、較芸で四級霊具を製造できる親伝弟子として——商衡が、残ることになった。
もちろん、残念なこともあった。三年前に同時に入門した弟弟子や妹弟子たちの中で、親伝に収められたのは商衡だけだった。今、授業が終わり、全員が返金されて家に帰ることになり、皆はがっかりしている。そして、これらの弟子たちの保護者は、都市の富裕層で、ここ数日は贈り物をして、まだ何とかならないかと商衡に師匠にもう一人連れて帰ってくれるよう頼んでほしいと尋ねていた。
大部分の人はとても礼儀正しいが、中にはどうしようもなく頭の悪い者もいる。例えば、今、商衡の目の前にいるこの人物は、小さな封筒を商衡の前に投げ捨てた。
この封筒の中には、弾丸畳性物質の弾丸が一つ入っている。この意味は、地球上で誰かに弾丸を送りつけるのと同じ、つまり脅迫だ。
商衡は封筒を開け、鼻を高くして威張っているこの傷跡のある男をちらりと見て、すぐにこれが社会のごろつきだと見抜いた。この手の連中は非常に度胸があり、チャンスがあれば何としても掴み取ろうとする。おそらく、商衡の普段の性格から、彼らはチャンスがあると思い込み、少し脅せば効果が得られると考えたのだろう。
これが弱々しく振る舞う副作用の一つだ。大部分との衝突を避けられる一方で、たまに成功のチャンスがあると考える馬鹿者も現れる。もちろん、その手の馬鹿者は自分たちの行動を冒険精神があると思い込んでおり、成功すれば当然、冒険精神として誇示できるが、失敗すればただの間抜けだ。
この嫌がらせに対して、商衡はゆっくりと金庫のそばに歩み寄った。掌に咲き誇る電磁力が素早くダイヤル錠を操作して金庫を開け、中から銃を取り出し、封筒の中の弾丸を薬室に押し込み、このバカ野郎に向けた。
このバカは呆気にとられ、二言三言捨て台詞を吐いて立ち去ろうとした瞬間、銃が「パン」と鳴り、弾丸が彼の髪の毛を一房吹き飛ばした。こいつは完全に跪き、自分の顔を平手で何度も打ち、醜態を晒した。
このアホを見て、商衡はなぜだか無性に「クソ食らえ」と罵りたくなったが、最終的にはドアの外を指さし、冷たく言い放った。「失せろ。」
混混が這うように逃げ去った後、商衡は周りの人々に拱手して謝罪した。「皆さん、師匠が弟子を取ることは私が決められることではありません。どうかご理解ください。」
利益で誘っても駄目で、脅迫しても商衡を妥協させられなかった。商衡は非常に明確に態度を示した。そしてこの態度は、単にこれらの同窓の親たちへの表明だけでなく、また別の人物への表明でもあった。
四十分後、陸良が入ってきた。入るなり商衡に言った。「おめでとう、おめでとう。」但し、このおめでとうは少し本心からではない様子だった。そして商衡はすぐに、その夜に急いで完成させた四級霊具を取り出した。
话说、市場価格の倍なら、なぜやらないのか?商衡は抢先してこれを仕上げたのは、少し陸良が契約を破るのではないかと心配したからだ。まあ、貧しさが商衡の想像力を制限していた。陸家は大家族で大企業、四級霊具のために自分の名声を傷つけるはずがない。
しかし、陸良が今非常に苛立っているのは事実だ。杜長峰が突然門派に戻ってきたということは、これまでの懐柔策がすべて水の泡になったことを意味する。しかも、それ以前に陸良は何の知らせも受けていなかったため、商衡に弄ばれていると感じたのだ。
しかし、陸良は自分がまだ商衡を掌中に収めていると思っていた。彼は依然として顔に笑みを浮かべ、商衡から渡された霊具を試してみた。その霊具が確かに電灼派の方法で作られたものだと確認すると、彼は非常に満足し、それから笑みを浮かべて言った。「もう一つ仕事を引き受ける気はないかね。」
商衡は眉をひそめて言った。「それは……たぶん、これからはもう時間がないでしょう。」
陸良は神秘的な笑みを浮かべて言った。「もし君がその方法に従って五級霊具を製造できるなら、私はこの金額を出す。」陸良は手を差し出して示した。その数字は、五級霊具の市場価格の三倍だった。
陸家が大所帯で事業も大きいとはいえ、五級霊具の三倍の価格は陸良にとっても容易に飲み込める額ではなかった。しかし、その価格で五級の霊造師を一人掌握できると考えれば、十分に割に合う取引だった。陸良は商衡の状況を見積もり、彼がいかに天賦の才に恵まれていようとも、五級に達すれば必ずや体内の経脈衝突という弊害が現れると考えていた。いずれ師門を追われる時が来れば、彼を受け入れることができるのは自分だけとなる。そうなれば、もはやこれほど高額な報酬を支払う必要はなく、この霊造師を自分の麾下で糊口を凌がせるだけで済むのだ。
陸良の非常に誠意ある提示額に対し、商衡は眉をひそめた。それは陸良の目には迷いと映った。陸良は、商衡がすでに体内の経脈系統の衝突を自覚し始めているのだと考えた。陸良は奥歯を噛み締め、さらに価格を上げようと試みた。
実際のところ、商衡が考えていたのは報酬のことではなかった。五級霊造物を製作した後では、すでに霊造服という見かけだけでは収まりきらないものになっていたのだ。
商衡の余計な考えは、最終的に陸良が歯を食いしばりながら提示した新しい価格によって遮られた。商衡は「これ以上は絶対に値上げできない」と顔に書いてある陸良を見ると、慌てて承諾した。両者ともに大満足だった。
陸良は笑いながら言った。「君の昇進を祝って、今夜パーティーを開くことにしたんだ。」
商衡が断ろうとすると、陸良は付け加えた。「最近、新しい霊造術を手に入れたんだ。ただ――」
商衡はもったいぶった態度の陸良を見て、仕方なくうなずいた。「わかった、行くよ。」
陸良は笑みを浮かべて言った。「期待を裏切らないようにするよ。」
商衡が食いついたのを見て、陸良は満足げにその場を去った。
商衡はブツブツとつぶやいた。「五級霊造術か、こんな薄っぺらい霊造服じゃこんな紋様は収まらないだろうな。次はどう進むべきか?」
商衡の疑問と葛藤は、たちまち多くの意識体へとフィードバックされたが、それら多くの意識体は商衡に完璧で全面的な解決策を与えなかった。もし与えられるならば、この世界の知恵は長い時間の中で、この道を発展させることはなかっただろう。
商衡が霊造服に頼る道は、すでに行き詰まっている。霊造服は設計当初から、高級な霊具を作製できる紋路を付着させることはまったく考慮されていなかった。たとえ紋路が生成されても、決して有効に使えることはない。なぜなら、どんな道具も発展の最終段階では、ますます思考器官に近づき、神経系との結びつきが強まるからだ。そして霊造師の紋路は、本質的には一つの道具である。この道具が発展し尽くす、すなわち霊造師が修練を極めるときには、必然的に身体の各神経細胞が紋路をより柔軟に制御するようになる。体表の霊造服に付着した紋路では、神経細胞に直接制御させることは永遠にできないのだ。だから、商衡の今の道はすでに行き止まりだ。五級霊造術を作り続けたいなら、必ず一つの門派を選んで伝承しなければならない。
しかし、この世界では各霊造師の伝承は非常に秘密にされている。自分の師匠はすでに親伝弟子に迎えられた後、遊磁派第六級の伝承は手に入れたが、商衡は疑惧を解けずにいた。師匠の門派は、果たしてすべての真意を伝えてくれるのか?もし伝えてもらえなければ、それは大きな痛手になる。
これは工業国が工業体系を選ぶようなものだ。最も基礎的な部分は必ず教えてくれるが、肝心な土台のところで手の内を隠すかもしれない。例えば新中国建国後、ソ連はロケット、核兵器、航空などの重要技術を秘匿した。いったん基礎を学んでしまうと、根本的な基準の一部を変えられなくなり、変えようとすれば工業化の道を再び一から歩み直すに等しい。
この世界では、どの派閥も秘蔵する知識を簡単に他人に直接教えることはない。たとえ自分が正式な弟子として認められても、商衡はその門派がすべての知識を容易に授けてくれるとは思っていない。おそらく数十年間耐え忍ぶか、あるいは門派内のある中核的な家族の婿養子となり、子供を産み、その子が十分に成長した後に、ようやく状況を見て最終的な伝承体系を授けられるだろう。これらの家族が伝承に採用している方法は、非常に安全策をとったものだ。多くの先人たちの経験を結集したこの方法に、商衡は自分が裏切る可能性などあるとは考えていなかった。
中途半端な伝承に完全に縛り付けられ、進むも退くもできず、待つように説得されながらも、相手に情報開示の速度を速めるよう要求することはできず。結局、相手がこちらの忍耐を使い果たさせ、諦めさせるまで待たねば、伝承を明かしてもらえない。これが商衡の最も恐れていることだった。
「私はどうすればいいのか?」商衡は自問した。
複数の意識体が異なる答えを出し、そのうちの一つの意識体が「戦争を仕掛ける」と答えた。続いて詳しく説明した。「戦争を仕掛けなければ、利益の矛盾が拡大し、派閥間で初めて出生の良い人物を手放して局面を掌握させるのではなく、能力満点の人物を選んで局面を掌握させることはない。」
平和な時期には内部で利益を争う必要があるため、信頼できる家族の人物でなければならない。最終的な伝承はこれらの人に掌握させる必要がある。しかし戦争の時期には、外部と利益を争う必要があるため、能力のある人物でなければならず、最終的な伝承を掌握する。
しかし今は、平和が長く続いている。一部の家族では、時折こんな展開が見られる——ある者が陰謀を企て、当主の座を奪おうとし、陰謀が露見した後に恨みをぶちまける。「なぜ彼なんだ、どこが彼に劣っているというんだ、どうして彼が当主で、家の継承も彼を選ぶんだ。」もちろん、ほとんどの展開では、家族の中で最終的に公正を司る老祖がため息をついてこう言う。「ああ、お前は短気で粗暴だ、お前に継がせなかったのはお前のためだ。」
こうした一見公正に見える姿勢は、不公平の本質を覆い隠している。もし人々が心から納得するなら、これほど多くの賢い者たちが陰謀や策略を用いるだろうか?
商衡は、将来の自身の待遇の可能性を考え、思わずため息をついた。「戦争は問題解決のための最悪の策だ。」




