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無窮重阻  作者: 核动力战列舰
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0491 医学を学ぶ

 西方の中世に比べて、中国古典時代の街路ははるかに良かった。少なくとも糞便が地面に散らばり、ハエが飛び交うことはなかった。なぜなら、街路の糞拾いがそれらをかごに拾い集め、肥料として田畑に撒いたからだ。これが中国古代の街路で馬やラバなどの大型の家畜が行き交っても、地面がほぼ歩ける状態だった理由である。


 もちろん、現代の道路とは大きな違いがある。現代都市は完全にコンクリートの都市だが、古代の青石路はごく一部の豪奢な店舗が共同で資金を出して舗装したものに過ぎない。


 趙明意(ジャオ・ミンイー)一行が訪れたこの都市では、街路は黄土の道が主流だった。街路沿いの各商店の門の内側の石レンガの床と、門の外の黄土の地面との境界はくっきりとしていた。


 本を抱えて夢中で読んでいる趙明意(ジャオ・ミンイー)は、まるで学問好きな書生のようで、十五歳の顔にはあどけなさがまだ残っている。しかし、趙明意(ジャオ・ミンイー)の周りにいる長剣を背負った数人の同門は、皆趙明意(ジャオ・ミンイー)から距離を置いていた。この道中、趙明意(ジャオ・ミンイー)が両手を血で染めながら平然と人の腹を裂く姿は、同門たちに強い印象を与えた。彼らの認識では、魔門だけが血に対してこれほど平然としているはずだった。まあ、魔門は人を救ったりはしない。一行が山を下りて遭遇した蛇妖が巣食う村で、趙明意(ジャオ・ミンイー)の剣の下で十七人が死に、二百二十四人が救われた。


 しかし、趙明意(ジャオ・ミンイー)に救われた人々でさえ、命の恩人を直視する勇気はなかった。生き残った村人たちは趙明意(ジャオ・ミンイー)を見る時、以前妖蛇を見た時よりも恐れを抱いていた。


 その村がその後どうなったか、感染で死亡する人がまだ出るかどうか、趙明意(ジャオ・ミンイー)はその村に伝令鳥を一羽置いていくしかなかった。


 それ以来、次の数日間で、皆は再び二度の妖魔が人間を飼育する事件に遭遇した。これが単独の事件ではないことがわかる。そして妖魔の僕として寄居する人間は、確かに妖魔の手に寄居しない人よりも生存率が高い。


 ああ!これこそが群妖乱舞の時代だ。


 地方には小妖が巣くい、朝廷でも大魔が乱を起こしておる。そこで修道士たちがこの世に出るのは、ちょうどパソコンのウイルス対策ソフトのようなもので、プログラムのために不要なものを削除し、内部社会のバランスを維持するためじゃ。おそらく、このバランスは何万年も前から維持されてきた、ここの者たちが言うところの天道のバランス――愚かな人工知能が知的障害状態に陥ったのじゃ。この知的障害がミスを犯しておるのに、人がそれに付き合って罠にはまることはないじゃろう!


 妖怪退治と並行して、趙明意(ジャオ・ミンイー)は水筆(自作の速記用万年筆)を手に取り、紙に医書を書き写していた。今、趙明意(ジャオ・ミンイー)は人体の構造に非常に興味を持っている。対外的には少しでも死者を減らすことができ、対内的には錬神術を別の角度から解釈するのに役立つからだ。


 趙明意(ジャオ・ミンイー)の医書は、モンゴル医学やチベット医学よりも荒々しい。一方で、趙明意(ジャオ・ミンイー)自身の煉神術は、すでに整然と進行している。人体の臓腑と各部位の神経の対応をより明確に理解しているため、趙明意(ジャオ・ミンイー)は道書に記録された情報に対してより深い解釈を得ている。


 趙明意(ジャオ・ミンイー)の煉神術は、驚くべき速さで進展している。立体透視の視点から見ると、趙明意(ジャオ・ミンイー)の腹部の神経細胞が活性化している。臓腑内の蠕動はすでに自分で制御でき、さらには心拍を比較的有効に調節することもできる。


 大渦巻き区という特殊な物質環境下では、生命としての人類の進化の方向性は、各器官が多機能化していくことにある。地球環境下では、生物の器官はコンパクトで、ある一定の規則に従って生命活動を処理することしかできなかった。しかし今は、器官内の物質相変化の種類が増え、より柔軟に生命活動を処理できるようになっている。


 そして、この能力が拡大化されると、異変が始まった。


 この宇宙船内では、すでにどれほどの年月が経過したかわからない。すべての種が、エネルギー栄養素の不足した状態と、エネルギー栄養素の充足した状態に分かれ始めた。


 通常、地球の生物は寒さに耐えられれば、暑さには耐えられない。長時間の飢えや渇きに耐えられれば、爆発力において何かを犠牲にする。地球上で、人類の限界とは、他の面での妥協に過ぎず、生命システム全体が他の面で譲歩しているのだ。


 しかし、ここでは、人間の各器官が様々な物質に適応する幅が増大している。器官が純粋な金属を消化できるまでに適応した時、それが金丹が結ばれる日となる。


 妖魔を討ち滅ぼすこの道中、趙明意(ジャオ・ミンイー)の医者気取りの行動のせいで、小隊全体の行程はやや遅れがちだった。山を出てからすでに三ヶ月、道中わずか六百キロメートルしか進んでおらず、基本的には行っては止まりの繰り返しだ。


 そして、この旅の途中で、趙明意(ジャオ・ミンイー)はいわゆる魔修がどういうものかも理解した。


 いわゆる魔修とは、人を殺し、人体から直接に畳性物質を錬り出し、それを服用して、足りない部分を補うことだ。これこそが、魔修が剣走偏鋒、急流を猛進できる理由である。盧安(ルー・アン)の他の宇宙船内の意識も同様にこのいわゆる魔修に遭遇しており、そのため趙明意(ジャオ・ミンイー)も今、既存の知識に基づいてこの点に思い至ったのである。


 この方法が「剣走偏鋒」と称されるのは、魔修が最終産物だけを摂取するからだ。これらの最終産物は、人体内の一連の代謝過程を経て生成される必要があり、一つの体系的なプロセスだ。しかし、魔修者の体内にはその変換体系が養われていない。生命とは恒常性であり、最終産物を無理に加えれば、体内のバランスを保つためには、常にその最終産物を加え続けなければならない。この経路が断たれれば、体内のバランスは維持できなくなる。これは例えるなら、肉食動物の胃を持ちながら、米を消化できず、肉を食べなければならなくなったようなものだ。


 そのため、魔修者は修為が上がるにつれて、絶えず人を殺し最終産物を摂取し続けなければ、自分自身の体内のバランスを保つことができず、自分の修為が下がらないようにすることもできない。だから、魔修者は常に「天地不仁、万物を以て芻狗と為す」を口にし、同類を食料と見なし、自らを食物連鎖の頂点と見なしている。


 しかし趙明意(ジャオ・ミンイー)から見れば、この道を歩むこと、特に力を求めるあまり自己節制を失った魔修がこのような方法で修為を高め、自分自身のバランスを無視するのは、まさに自殺行為だ。


 真に万物を芻狗と為そうと思っても、力に頼るのではなく、肝心なのは頭脳だ。人類が地球上で万物を芻狗と為せるのは、頭脳が発達し、罠や道具や火を使い、今から一万年前の地球の陸地で北緯三十度以北に生息していた巨獣たちを絶滅リストに載せたからだ。魔道の者どもは、これっぽちの頭脳で、よくも天命などと騙れるものだ?趙明意(ジャオ・ミンイー)は、この世界で自分たちは頭が切れると思い込んでいる魔道をひどく軽蔑していた。


 趙明意(ジャオ・ミンイー)が医学の記録を取っている時、賀明古(ホー・ミングー)もまたじっと趙明意(ジャオ・ミンイー)を観察していた。彼の目には、今の趙明意(ジャオ・ミンイー)はまるで少女のように物静かで可憐に映っていた。だが賀明古(ホー・ミングー)は理解している、その物静かで可憐な下に隠された冷酷さがどれほどのものかを。


 この道中、妖魔に傷つけられた者はいなかったが、皆は妖魔退治に対して、山を下りる前の意気込みを失い、むしろ妖魔退治の面倒さを痛感していた。妖魔退治とは、快刀一閃で人を水火から救い、世に謳われるようなものではない。以前は山を下りて妖魔を退治し、道行く人々からただ跪拝を受ければよかったのだが、今回に限って、妖魔を退治した後、この趙明意(ジャオ・ミンイー)師弟が後始末をすると、必ず妖魔に襲われた被害者を見つけ出すのだった。それらの被害者は皆、本当は趙明意(ジャオ・ミンイー)に救われたくなかったのだが、趙明意(ジャオ・ミンイー)はあくまで「熱心」で、火罐で毒を抜き、ピンセットで虫を摘まみ出した。たとえ人を治療中に死なせてしまい、陰で罵られようとも、趙明意(ジャオ・ミンイー)は相変わらず顔色一つ変えずにナイフを手にし続けた。


 昔は、顔色が悪く死にそうな人を見かけても、山を下りた修士はせいぜい首を振って「お前の命は長くない」と一言残し、すぐに立ち去るだけだった。ところが趙明意(ジャオ・ミンイー)はというと、大岩を一太刀で切り裂き(医療トラブル予防)、相手に生死状を差し出した。


 今、馬車の中の小さな箱には、細かなガラス瓶がたくさん入っている。これらのガラス瓶に漬けられているのは、どれもこれも奇妙なものばかりで、血肉の中を這い回るのを好む「ミミズ」、骨に生える植物、血液中を泳ぎ回る小さな卵虫などがある。これらは全て村人を操る妖魔が仕込んだものではなく、かなりの部分は山間の村人が山で薬草を採ったり狩猟をしたりする過程で感染した「煞物」である。


 これらのガラス瓶の中のものは、すべて酒に漬けられたもので、結果として賀明古(ホー・ミングー)はそのまま酒を断ってしまった。賀明古(ホー・ミングー)だけでなく、他の兄弟弟子たちも皆酒を断ち、ある者は肉すら食べたくなくなり、赤い果実を見てもためらうようになった。


 感情的に、賀明古(ホー・ミングー)は本当にこの弟弟子の趙明意(ジャオ・ミンイー)をあの街に置き去りにしてしまいたかった。しかし理性的には、賀明古(ホー・ミングー)は趙明意(ジャオ・ミンイー)に試みを続けさせた。趙明意(ジャオ・ミンイー)の剣先に対する制御精度は、驚くほど高い。


 賀明古(ホー・ミングー)は師匠の言った一言を思い出した。「ある者は生まれつき剣を持つことに向いており、ある者は生まれつき針と糸を持つことに向いている」と。賀明古(ホー・ミングー)の師匠は当時、冗談めかして「剣を持つのは針を持つようだ」と言った。それは弟子たちに剣をしっかり握れ、刺繍針を持つ女のようではいけないという意味だった。しかし今、賀明古(ホー・ミングー)には皮肉の意味は全くなかった。なぜなら、趙明意(ジャオ・ミンイー)の手にある剣は、しっかりと針のように捻られていたからだ。


 空から鳥の鳴き声が聞こえ、賀明古(ホー・ミングー)は趙明意(ジャオ・ミンイー)を見つめていた視線を戻した。彼は手を上げて、カワセミを腕に止まらせた。彼は鳥の脚に結び付けられていた小さな紙片を取り外し、開いた。


 メモの情報を読み終えた後、賀明古(ホー・ミングー)は眉をひそめて皆に言った。「皆、他の兄弟弟子たちから連絡があった。王都で異常な事態を発見したので、急いで合流してほしいとのことだ。今は休んで、明日から急いで移動するぞ。」


 賀明古(ホー・ミングー)の言葉を聞いて、すぐに誰かが同調した。「先輩の言う通り、これからは時間を急がないと。雑事に出くわしたら、無視できるなら無視しよう。」


 この先輩は皆にそう言ったが、道中で一体誰が「雑事」をしているのか、皆が知っていた。


 会話の中で皆が密かに自分に注目しているのを感じて、趙明意(ジャオ・ミンイー)はうなずいて「わかった」と言った。


 趙明意(ジャオ・ミンイー)は、これらの先輩たちがここ数日、自分に対して我慢してきたこと、そして彼らの忍耐が限界に達し、この遅々として進まない旅路を必死に終わらせたいと思っていることをよくわかっていた。


 皆の怒りを買わないために、趙明意(ジャオ・ミンイー)は本を閉じて、言った。「師兄の言う通りだ。次は、馬を飛ばして急いで道を進もう。」

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