0315 悪名高い
盧安は再起用され、重任を委ねられ、帝然菲斯軍需生産を組織した。
原始集団から奴隷制国家への発展に伴い、統治には二大要素が加わった——すなわち軍隊と祭祀である。反乱を鎮圧するのに十分な軍隊と、王権神授の概念で大多数の思想を制御できれば、統治の安定を保証できる。
奴隶制国家が経済問題を解決する方法は単純です。経済に問題があるときは、その国に人が多すぎるということなので、戦争を起こして一部の人を奴隷にする時期です。これらの人々の需要は奴隷基準まで引き下げられ、物資は当然相対的に増え、残りの人々の需要を満たせるようになります。
農耕制国家に発展すると、統治にはさらに二つの大きな要素——社と稷(土地と穀物)が加わります。経済問題を解決する方法も単純で、それは農民が一団死ぬことで、国家の需給バランスを維持できるのです。
工業国家に発展すると、統治は二つの要素——生産手段と労働力になります。生産手段とは、文字通り工場、農地、鉱山、そしてこれらすべての物資の流通を調整する通貨発行権です。労働力は教育に関係します。
教育は工業社会において極めて重要な一環であり、工業チェーンに十分な適格労働力を提供する一環である。
生産ラインがどれほど先進的であっても、人間が操縦を掌握する必要がある。精密な工場が、何も知らない人に操作されたら、中の設備は一ヶ月と経たずに、地球の21世紀のインド航空で整備された飛行機のようにガラクタになる。
一方、一つの国の工業体系が必要とするのは、大量の基礎知識がしっかりしたエンジニアである。科学者については、普通の科学者は「油売り翁」の典故の中の人のように、研究態度が真面目で忍耐強く、決められた研究計画に従ってデータを分析し、実験を多く重ね、頭の中の基礎知識が熟練して知識体系を構成すれば、自然にその分野の科学者になる。
このような知識を熟練して応用することで生まれた科学者は量産可能であり、このように量産された科学者の中で、千人に一人でもインスピレーションが湧けば、それはトップクラスの科学者となる。この確率で生み出されるトップクラスの科学者は、国家にとって絶対に十分な数である。なぜなら、それ以上増えても、国家はトップクラスの科学者に実験資金を提供できなくなるからだ。
要するに、ある国の教育体系が、十分で、質が高く、比較的安価な労働人口を提供できるかどうかは、非常に重要である。
しかし、学閥はあなたの生産など気にしない。彼らが求めるのは学界で風雲を巻き起こす名声である。ところが、戦争が緊急に必要としているのは、人数が十分で、基礎的な技能がしっかりした労働者である。これによって一連の問題が生じる。
工業国家として、帝然菲斯がこれらの問題を解決するには、労働者だけでなく、軍閥、財閥、学閥にも対処しなければならない。軍閥と財閥は揺るがすのが難しいため、易しいものから始めるしかない。そこで、盧安はまず帝然菲スの学界に手を付けるしかなかった。
軍閥や財閥と比べて、学閥には政治勢力が手を出すことはめったにない。なぜなら彼らを取り締まると必ず悪名高くなるからだ。しかし、帝然菲スの社会各界は再び盧安を認識した。次々と軍隊が帝然菲ス内の名門校にやって来て、催涙ガスと高圧放水車で人垣を作った学生を追い散らし、教師を連行し、そしてすべての授業を厳しく審査した。各教室には監視カメラが設置され、同時に通報ルートも設けられた。学生が録音や映像資料を匿名または実名で提出しさえすれば、教師の不適切な言動を効果的に処理できるようになった。
これが情報時代における国家の学校管理政策だ。盧安は学生が積極的に通報することを期待してはいないが、万分の一の学生が通報すれば、教室の教師たちは自分の発言に注意を払わざるを得なくなる。
教師が全学生を団結させられると言うのか?教師が学生全員に満点をつけるか、学生と教師の思想意識が非常に高くなければ、全学生が教師を心から敬愛することはないだろう。新しい制度の下では、学院で総合試験が行われ、ある学生が非常に悪い点を取ったにもかかわらず、教師がその学生に高い点数をつけた場合、教師の給与が差し引かれる。教師と学生の思想意識が高いかどうか?これらの人々が地球の五四運動の時の学生たちの思想水準に達する頃には、盧安はとっくに元一空間に帰還しているだろう。
過去に教室で皮肉屋で、無私無欲を装い、個人の魅力に溢れていた教師たちは、この政策の下ですべて引っ込み思案になり、黒い恐怖に屈した——盧安が就任後に黒い服を着ていたため、黒い恐怖と呼ばれたのである。
ある事柄が個人の利益と結びつかない時は、誰もが口先では巨人になれるが、個人の利益と結びつくと、皆が自分のことだけを考え始める。教師たちは次々と規則に従い、頻繁に授業を欠席して社会活動に参加する学生たちの単位をゼロにした。
かつて教師たちは学生が社会活動に参加することを奨励していましたが、今はもう無理です——「私も家族を養わなければなりません。皆さんが社会に出て人々に決意を訴えるのは素晴らしい行動ですが、私には飢えをしのぐわけにはいきません。私もボーナスが必要ですし、プチブル気分を味わいたいのです。皆さん、私を責めないでください。皆さんの成績は本当に私の給料と直結しているのです。」
教師たちも、生活のための「苦しい事情」が、一途な情熱と鋭さを持つ若者たちには理解されないかもしれないと分かっています。何しろ彼らはまだ親の経済的支援に頼っており、自分でお金を稼ぐ責任を負っていません。彼らは気に入らないことがあれば計画を練り、行動に移します。生活のプレッシャーに迫られた教師たちは、学生から告発されるのを避けるため、教室で証拠として取られる可能性のある話題を一切排除するようになりました。
ブラックテラーと呼ばれているにもかかわらず、盧安は内心確信があった。新しい政策が導入されても、罰せられた人はほとんどいなかった。学生に言葉を誘導されたり、ちょっとした言い間違いは、単に"授業での発言に注意してください"とメールで警告されただけで、その後は問題なかった。地方の情報局は毎日多くの通報ビデオを受け取っていたが、これらのビデオには一目で人工的に加工されたと分かる素材が多く、明らかに一部の人が事実を歪曲してわずかな利益を得ようとしているものだった。本当に救いようがなく、布教のように国家を非難する行為だけが、処理の対象となった。
これは、盧安が「特定の不適切な発言を見つけたら報奨金が出る」というルールを全く制定していないためであり、盧安の目的は、このような政策を隅々まで行き届いた「言論弾圧」に変えることでは全くなかった。制度の執行者も人間だ。報奨金がなければ、この任務を執行する官吏たちは積極性を失い、基準の最低限に従って執行する。地方の学校で学生が大規模なデモを組織して、自分の業績評価を脅かさない限り、余計なことに首を突っ込まない。大人たちの世界はすべて自分のために動いている。
大人たちで構成されたこの利益が交錯する世界に直面すると、これらの余りあるエネルギーを持つ少年たちは、自分が世界全体と戦っているような憂うつを感じるだろう。
帝然菲斯で既に悪名高い盧安は、学界で風雲を呼ぶ人物二千七百六十七名を逮捕した。しかし学生の視野は狭く、彼らの見る世界は風雲急を告げるが、実は彼らが見ているのは盧安が引き起こした波のさざ波に過ぎない。そのため、これらの学生の視点では、盧安が彼らの崇拝する大師を打ち砕いた後、彼らは盧安が帝然菲スにもたらした破壊が大きいと考え、盧安の行為は朝野の恨みを買うべきだと考え、盧安が君上を欺いていると考え、天罰を受けるべきだと思うのである。しかし、ほとんどの民衆の目には、盧安が学閥を粛清するのは新聞の一面を飾る程度の出来事に過ぎなかった。帝然菲スの戦争はまだ続いており、前線では人が死に、国家は民衆に戦争への協力を呼びかけ続けている。直近の物資配給制度もまた変更され、教育界の二千人以上の大家が逮捕されたことなど大した問題ではなく、大部分の人々はこの件を重大なこととは捉えていなかった。
これはまるで、地球の二十一世紀、アイドルを追いかける少年が好きなスターの結婚を知った時や、ゲームに没頭する少年が自分のゲーム機を先生に壊された時に感じる、自分の世界が崩壊するような絶望に似ている。彼らは彷徨い、落ち込み、怒り、苦しむだろう。しかし、苦しみの後、視野を広い世界へと向ければ、彼らは苦しみの中で成長していくのだ。地球二十一世紀の追星少年やネット中毒少年たちは、自分の小さな世界が破壊されても、「これがどれほど重要か分かるか」と世界に叫び回ったり、自分の視野の小さな世界が世界の重要な一部だと世界に認めさせようとはしない。国全体の思考を導いていると思い込んでいるこれらの少年たちは、世界が自分の見ている世界を重要だと認めるべきだと狂ったように叫んでいる。最新数号の若者主催の小新聞では、盧安主導の思想界粛清が戦線の犠牲の話題を上回っている。そう、彼らはこれほど多くの思想家を失った国家の損失は前線の犠牲よりはるかに大きいと考えているのだ。
これらの若者たちが今行っている大がかりな救出活動も、自分たちが悪意ある者たちに利用されているとはまったく気づいていない。
盧安のオフィスに、英洛卡が入ってきた。盧安は立ち上がって二つのカップを手に取り、彼に水を注いだ。
カップの中の味気ない水を見つめながら、英洛卡は首を振って言った。「相変わらずだな。」
貴族の場では、水を注ぐようなことは使用人の仕事だ。十年前も盧安はこんな習慣で、十年後も変わらない。英洛卡は時間が逆戻りしたかのような錯覚を覚えた。
盧安は首を振って言った。「いや、世界は大きく変わったし、私も大きく変わった。」
英洛卡は水の入ったカップを手に取り、一口含んで言った。「私の娘がここ数日、死にそうなくらい騒いでいるんだが、ちょっとした頼みを聞いてくれないか?」
盧安は真剣な様子で言った。「英洛卡、君の教育には問題がある。こういう時は棍棒で叩くのが一番だ。」
「ゴホゴホ……」英洛卡はむせるところだった。
盧安は英洛卡にタオルを差し出し、首を振りながら言った。「あの人を出すことはできる。でも友人として、一つ忠告する。娘さんをあんな華やかで実のない人間と一緒にさせるなよ。」
英洛卡の娘は最近、何人かの同級生とつるんで、いわゆる救出グループを始めた。盧安の言う「あの人」とは、ここ数日学生運動を率いている学生で、どうやら英洛卡の娘と少し恋愛関係にあるらしい。だが盧安の知る限り、このリーダーの学生には彼女がいて、英洛卡の娘は十中八九片思いだ。その中にどんなドロドロした展開があるのか、盧安は知る気もない。
「ありがとう」英洛卡はまずうなずいて言い、それから尋ねた。「あの連中を必ず処刑しなければならないのか。」
盧安は仕方なさそうに言った。「今、自分は軍側についているんだからな。」
英洛卡はため息をついた。「そうだね、戦争が始まると、すべてが変わってしまった。」
戦争が始まる前、盧安は財団の側に立っていた。英洛卡は現在、財閥グループの勢力のリーダーであり、これらの財界と学界は千絲万縷のつながりがあり、その利益関係が国家の人材輸出をコントロールしている。学生たちのいわゆる救出行動が「各界の人士」からの寄付による支援を受けているのは、まさにこれらの資本の力の支援だ。つまり、これらの財閥は皇室と闘っている。なぜなら、盧安の現在の行動が財閥の利益を損なっているからだ。
「そうだね、変わって、本当に疲れたよ。ただ、最初になぜ君たちは反戦の声をあげなかったんだ?」盧安はため息をついて言い、それから鋭い目つきで英洛卡を見つめたが、英洛卡は盧安の視線を避けた。




