0212 北上
高次元では、元一空間が「|演変《演変》戦場」というタイムスリップシステムと駆け引きをしている。
元一。「来るべき補助は既に送った。残りの変数の座標を教えてもらえるか?」
演変。「十七個の一階が亜廃墟で退役した座標は、一つも欠かさない。ただし、今回の任務終了後に清算しなければならない。もちろん、もう一つの選択肢は、今回投入した時空傭兵の制御権を私に渡すことだ。」
元一。「夢にも思うな。」
演変。「まさか、今回の任務で大がかりなことをするつもりか?」
元一は沈黙を保つ。
演変。「そのケチくさい様子を見てみろよ。早く報酬が欲しいくせに、私に状況をコントロールさせるのは不安なんだろう。」
元一。「沃土区と亜廃墟は別世界だ(差があるという意味)。私の家底は君ほど豊かではないが、もし君のような家底があれば、決して君のようにはならない。」
演変。「そうか?どうやら、君は私より良心があると思っているようだな。」
元一は再び沈黙する。
盧安がこの世界に入ってからもう七ヶ月になる。パソコンも携帯もなかったこの七ヶ月の間、盧安はなんだか学生時代……いや、幼稚園時代に戻ったような気がしていた。何の心配もなく、天地の中で自由に発揮できたあの時代だ。
パソコンも携帯も書物もなかったが、盧安はとても充実した日々を送っていた。というのも、この七ヶ月の間に、盧安は実に多くの実践を行ってきたからだ。例えば、稲作の実践、家禽飼育の実践、貨幣制度による生産駆動の実践、物資の配分供給生産の調整の実践などだ。
今日、盧安は陶器の焼成の実践を行っている。そう、この世界では、どんなに焼きが悪くて醜い陶器でもみんな欲しがるのだ。そして盧安はその中で様々な試行と計算をしている。
中国古代の陶器焼成の発展は、最初の平地窯から洞穴窯へ、そして北方の饅頭窯と南方の盤龍窯へと進んだ。これらの窯の核心的な考え方は、窯内の安定した高温を保つことである。盧安が行うべきことは、窯の形状を継続的に改良し、数回焼成し、内部の熱気流の流れを計算し、焼成の実際の効果を確認し、その後再び窯を改良することだ。
窯はすぐに盧安によって最適な構造に改良されたが、それは盧安がすべての技術を完成させたことを意味しない。少なくとも耐火レンガ、陶磁塗泥という二つの技術ツリーは、盧安はまだ開発できていない。盧安は冷却技術もまだ習得しておらず、そのため多くの大型陶磁器を焼成することができない。
現在、盧安は炉内温度の制御で飛躍を遂げたに過ぎず、完全な製陶工業に比べれば、ほんの初歩に過ぎない。
盧安がこの技術ツリーを進める理由はただ一つ、青銅鉱も隕鉄鉱も見つからなかったからだ。彼が脱出した出口地点は、厚さ4メートルの鉄筋コンクリート層で、機械装置とともに持ち上げられた。今は鉄筋コンクリートを採掘できる道具もない。
青銅鉱がないため道具は脆く、骨器や石器の生産量も極めて低い。盧安は焼き物に知恵を絞るしかなかった。実は、これはもう石器時代の技術ではなく、焼成温度を安定して制御できるのは鉄器時代に生まれた技術だ。盧安はこの石器時代にあって、材料科学をいきなりブラックテクノロジーへと導いた。
陶磁はもろすぎて、本来武器には適さないが、非常に小さな破片の陶磁は割れにくい。それは大きなガラス板は割れやすいが、子供が遊ぶガラス球は割れにくいのと同じである。したがって、陶磁の破片を武器の先端に固定することができ、ガラス切りに小さなダイヤモンドがついているように、同様にかなりの殺傷力を持つ。
実は盧安の見解では、この時代の戦争は、皆の手に金属がなく、弱い鶏同士がつつき合うようなもので、より力が強い者がより勝ち、戦争で家畜の力をより効果的に利用して敵を倒す者がより勝つ。もしどうしても騎兵の斬撃に適した兵器を作り出せなければ、盧安も騎兵の使用をあきらめることはなかっただろう。
盧安がいるこの槐樹部落は、南へ逃れる人々をますます多く受け入れ、部落の人口が消費する食料も増えてきたため、盧安は拡張を決意した。もし拡張してより多くの狩猟地点を占拠できなければ、六千を超える人口を養うことはできない。
二百人の部隊が北上した。この二百人のうち、戦闘部隊はわずか百二十人で、残りは一輪車を押して後方支援を担当していた。今回の軍事力の北上の主な目的は、塩水井区域を制圧することだ。そこでの塩鉱は非常に重要である。
この部隊は戦車を使用し、この部隊を率いる盧安は途中、これらの戦車の安定性をずっと検証していた。金属がない状況で、盧安が最も頭を悩ませる技術は車軸だ。戦国時代にはこの部品は鉄で作られていたが、今は青銅さえなく、幸いこの戦争では数十キロを急襲する必要はない。
玄鳥の旗を掲げた槐樹部落が北上する途中で、三つの部族に出会った。この三つの部族はすぐに征服された、というよりも、圧倒されたと言った方がいい。盾の壁を作る兵士たちに直面して、これらの部族の戦士たちは反抗せず、おとなしく降伏した。
耕作可能な農地が麻縄で測量され、盧安は石の境界標を置いて、これらの田畑が槐樹部落に属することを宣言した。
田地を奪うとき、これらの部族の人々は非常に無感覚で、自分たちが何を奪われているのか分かっていないようだった。もしこれが地球の20世紀の中国だったら、盧安の行為は黃世仁よりもなお悪質だ。劣悪な郷紳たちでさえ、まだ騙すことで貧農の土地を安く買い取っていたのに、盧安は直接奪い取り、奪った後、村全体に労働力を提供させて自分の農地を管理させた。これは強制的な壮丁の雇用に等しい。しかし、これらの壮丁たちは、自分たちが飢え死にせず、食料の供給が保証されると聞いて、槍に脅されながら、田んぼで働き始めた。
これらの人々がどれほどの労働意欲を発揮できるかは分からないが、盧安は彼らがどれだけの田んぼを耕せるかには期待していない。どうせこれらの土地は十分に肥沃なのだ。時間が経てば、貧富の差が生まれ、積極的に田んぼを耕す人が消極的な人を淘汰するに決まっている。
大地主であり大資本家である盧安は、自らの封建主義と帝国主義の武装勢力を率いて、この回転する世界を前進し、原始社会の人々が自由に狩猟できる幸福で満ち足りた生活を粉砕している。
四つ目の人類居住地点に到着すると、盧安の戦車は停止し、龍部族の部隊が六キロ先にいるのを発見した。戦争はすぐにでも訪れようとしていた。
出征を前に、盧安はこの二百人の軍隊に陣形を組む訓練を施した。過度に厳しい訓練は必要なく、それでも原始時代の原人たちを圧倒することができた。
軍陣の第一列は石刀と藤の盾を持つ兵士、第二列は啄撃と鉤殺を担当する陶戈兵、その後ろは竹弓兵である。
三メートルの陶戈が空中から振り下ろされ、重力の位置エネルギーが運動エネルギーに変わり、人の頭蓋骨を砕くのに何の問題もない。地球の歴史において、これほど特徴的な武器が長矛に取って代わられたのは、長矛の刺突が柔軟だったからである。しかし、長矛の刺突の殺傷力は金属精錬技術の上に成り立っている。そのため、騎兵の登場と漢代の鉄鋼精錬技術の発展に伴い、戈という中国特有の兵器は次第に淘汰されていった。今は金属がないので、力任せの奇跡に従い、啄撃の戈も非常に有効である。石矛や陶矛については、盧安はその攻撃力が不十分だと嫌っている。
弓兵が45度の角度で放つ矢は、約五十メートル先の敵を攻撃できる。各予演の導力コンピューターによる十キロ範囲の演算を通じて、盧安は自軍の矢の残量が合計八千本で、すべて陶製の矢じりであり、次の戦争では十分に足りると算出した。
敗北のケースについては、盧安は考えたことがなかった。盧安は十キロ範囲の戦場地図を把握でき、しかも自陣営の生産力は強大で、最先端の大型戦争兵器——戦車も有している。どう負けるのか、盧安には到底想像もつかなかった。
今、盧安は別の問題を考えている。それは、今回の戦争が終わった後、自分の予演が急激に成長するかどうかだ。
しかし、盧安は突然新たな問題に気づいた。この世界に来て七か月、大規模な予演を七か月続けてきたが、毎回の予演の持続時間は依然として約六分間を保っていた。一方、主世界でこれほど継続すれば、一回の予演時間は少なくとも三分間まで落ち込むはずだ。それどころか、今は低下するどころか平均して十秒ほど延びている。これは実に奇妙なことだ。
「人を殺してはいないのに、予演の量が逆に増えた。何か新しい仕組みがあるのか?」盧安は自分が倒した剣歯虎を思い浮かべ、すぐに首を振った。過去の経験からすると、剣歯虎のような肉食動物の死は、自分の予演能力にそこまでの強化をもたらすことはありえない。
盧安はこの疑問を胸の奥にしまい込み、視線を今まさに始まろうとしている戦争に集中させた。
双方の兵力と武器を比較した後、盧安は半径十キロメートル範囲内の環境を調査し始めた。盧安が率いる軍隊は大平原での戦闘に適しているが、北方龍部落の部隊は水上船舶の輸送力に頼って後方を保障する必要がある。
自身と相手の優劣をまとめた後、盧安は木板を取り出し、松を燃やした煤煙で作った濃い墨を使い、木板に地図を描き始めた。




