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無窮重阻  作者: 核动力战列舰
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0211 戎と祀

 竹で編まれた鳥が土台の高い所に設置された。土台の下には大量のわらが敷かれている。人々の跪拝と崇拝に満ちた眼差しの中、竹の鳥は火をつけられ、炎の中でパチパチと音を立てて弾けた。


「玄鳥はすでに旨を携えて上天へと飛び立ちました。上天は私たちの次の収穫を守ってくださるでしょう」と盧安(ルー・アン)は祭拝する人々に言った。


 盧安(ルー・アン)は祭天という活動があると聞いたことがあるだけで、具体的な礼制は何かはあまり覚えていない。要するに、意図が伝わればそれで良い。北方が先手を打って龍を選んだので、盧安(ルー・アン)には選択肢がなく、玄鳥を選ぶしかなかった。殷周の時代、人々は鳳を崇め、秦漢以降に龍を崇め始めた。だから盧安(ルー・アン)が玄鳥を選んだのも間違いではない。


 北の時空傭兵たちは王権神授ごっこをしている。盧安(ルー・アン)は天を祀る儀式を行う。盧安(ルー・アン)は面白がって神秘を装っているのではなく、そうしなければならないと気づいたのだ。国の大事は戦と祀りにある。以前、盧安(ルー・アン)はこの言葉の意味を知らなかった。第三次大戦で、孟位(モン・ウェイ)は空腹に懲りたので、盧安(ルー・アン)は工業と物資供給が国家で最も重要であり、他は脇に置くべきだと考えていた。今、盧安(ルー・アン)は、この部族制度の下では、腹を満たすことよりも本当に重要なことがあると感じている。それが祭祀だ。


 三戦時には、皆が愛国主義精神を持っているが、この宇宙を渡る蘿拉(ローラ)ー大地上の原始人にはそれがない。人は大きな集団という概念を持っていない、それは非常にまずいことだ。工業時代の国々では、皆が自覚的に各自の職務を果たし、社会のあらゆる活動がこのように組織されるのだ。あらゆる生産、軍事は、一人ひとりが国家という概念を認識することに依存している。


 その時代に生きた孟位(モン・ウェイ)は、それを当たり前のこととして受け止めていた。教室ではきちんと机に向かい、外に出れば歩道を歩き、赤信号では止まり青信号で進む。幼い頃からずっと、様々な規則や枠組みの中で行動してきた。自分が生きてきた社会には社会秩序が常に存在していたため、一体何が自分を社会秩序に従わせるのか、これまでずっと見過ごしてきたのだ。そして、この原始的な部族社会に来て初めて、盧安(ルー・アン)は「社会」という概念がどれほど重要であるかに気づいた。精神的な社会概念がなければ、人間はそもそも組織化することなどできないのだ。


 長さ一季にわたる農業生産、全過程で人々が農地を踏み荒らすのを避け、人々を組織して野獣や害虫を駆除し、要するに農繁期には組織的に労働力を投入する必要がある。古代中国では、上は皇帝から下は庶民に至るまで、農事に対して神聖な態度を持っていた。鞭など全く必要なく、誰もが土地に生える穀物が何を意味するかを意識していた。廟堂の高位に座る大物たちも、農繁期には決して民力を動員してはならないことを理解していた。天子は毎年定期的に模範を示し、天を祭り地に告げなければならなかった。


 仮想の社会的精神概念は万能ではないが、この精神概念がなければ、多くの人力を組織する必要がある大事業は決して成功しない。もし現代国家であれば、皆が国家概念のような仮想概念を持っているなら、宗教信仰を行うのは遅れており、社会の正常な思想体系を乱すことになる。しかし、この原始社会においては、人力を集めるために、人々に崇拝や畏敬の念を抱かせるあらゆる概念を作り出すことは進歩的である。


 真っ赤な竹の鳥が燃え尽きたちょうどその時、招かれざる客が登場した。巨軸の上からいくつかの飛行機が飛び降り、盧安(ルー・アン)の頭上をしばらく旋回した。カシャカシャというフラッシュの中で、またたくさんの写真を撮った。その後、翼幅十五メートルの真っ赤な機械鳥が降りてきた。この巨鳥は盧安(ルー・アン)の前まで飛んできて、水を吐くようにたくさんの穀物を吐き出した。続いて二羽目、そして三羽目が降りてきて、やはりたくさんの穀物を吐き出した。穀物は非常に充実しており、一山に吐き出され、約四十キログラムの量になった後、巨鳥は空へと飛び立った。


 盧安(ルー・アン)は空を見上げ、多くの疑惑の感情態で思わず問いかけた。「上の方こそ本当の人間なのか?じゃあ私の周りにいるこの人間たちは一体何なんだ?」


 とある言葉を失う感情の中で、遠ざかる鳥を見ながら、空に向かって大声で叫んだ。「てめえ、ふざけるな!」


 盧安(ルー・アン)がそうツッコミを入れたのは、一つの神話伝説に由来する。炎帝(エンテイ)の時代、丹雀が九穂の穀物をくわえており、それが地に落ちたのを炎帝(エンテイ)が拾い、田に植えたところ、食べた者は老いることなく死ななかった。これらは晋の王嘉(オウ・カ)の『拾遺記』巻一による。盧安(ルー・アン)は『拾遗记』を読んだことはなかったが、子供の頃に使った歴史の教科書には「炎帝(エンテイ)は赤い鳥から穀物を得た」と平易に書かれていた。最も重要な歴史が必ずしも歴史の教科書に載っているわけではないが、歴史の教科書に載っているのは必ず最も重要な文化だ。今、こんなことが起きてみろ、盧安(ルー・アン)が死んでも偶然だとは信じない。「兖」という字が一度の偶然だとしたら、この稲穂を運んでくる赤い鳥が現れたのも偶然なのか? 世の中にそんなに重なる偶然があるはずがない。


 文化というものについて、外部の文明はただあなたの文明にどんな恐ろしい禁忌があるか、神の序列はどうか、どの神がより強いかしか関心がない……そう、外部の人はただ物珍しげな目であなたの文明を調べるだけだ。勤勉で善良な文化については、彼らは覚えているかもしれないが、勤勉で善良な場面を見た時、まず思い浮かぶのは間違いなくそういったことではなく、自分たちの文明における勤勉や善良、勇敢さにまつわる神話や伝説だろう。


 では、巨軸の上に存在する勢力とは一体何なのか?彼らの目的は何なのか?盧安(ルー・アン)にはさらに多くの疑問が湧いてきた。以前、盧安(ルー・アン)は人類は高等捕食者と同様に、この生態系のエネルギー循環を制御する道具だと考えていたが、今やその仮説は完全に覆された。なぜなら、人類が農耕時代に入ると、生態系への消耗量は他の種より確実に大きくなるからだ。もし巨軸の上の存在が生態系の維持を目的としているなら、この回転する大地の人類が農耕時代に入るのを決して許容しないはずだ。現在の巨軸の行動は許容どころか、まるで促進しているかのようだ。


 しかし、盧安(ルー・アン)はもう一つの現象を発見した。それは、この巨軸の大地にはいかなる金属鉱物も存在せず、青銅器時代には入れそうにないということだ。


「一歩ずつ様子を見ていくしかないな。」


 祭祀活動は部族の民衆の跪拝の中で終了した。天から来た巨鳥は、ここにいるすべての人に盧安(ルー・アン)への認可を伝えた。今や、盧安(ルー・アン)は部族全体の最高統治権を手に入れた。まさに王権神授である。


 北方の龍部(リュウブ)族が大規模な拡張を始めると、玄鳥を旗印とする部族が大地を席巻する南方で旗を揚げ、逃げ惑う大勢の人々を受け入れた。これらの人々が植栽隊に編入されるにつれ、一本一本の麻縄が河辺の土地を井の字形に区切っていった。


 これは盧安(ルー・アン)が統治権を握った後に公布した法律である——井字の真ん中の一区画の収穫は耕作者の所有とし、周囲の土地は公田とする。より多くの生産条例については、盧安(ルー・アン)はまだ部族制度から抜け出したばかりの人々に農業生産の習慣を身につけさせることを優先すべきだと考えた。この腹がいっぱいになれば満足して楽しく年をとり、そして告死鳥が彼らを天に昇らせるのを待つだけの原住民たちには、盧安(ルー・アン)はまったく言葉が出なかった。盧安(ルー・アン)の現在の主な目的は、これらの人々により良い生産関係と生産力を身につけさせることである。


 もし現代人の集団がここに来て生活したとしたら、腹がいっぱいになれば絶対に暖かい服を着たくなり、暖かくなれば大邸宅を建てたくなり、大邸宅を建て終わればハーレムを作りたくなり、戦争兵器を作って外に出て女を奪い、男を奴隷にする。職業にかまけた後は、飽くことなく自分の息子にも知識を掌握させ、世界を支配し続ける。


 これが戦争を嫌う盧安(ルー・アン)が、この世界では北の時空傭兵が戦争を起こすことを認めた理由であり、今や盧安(ルー・アン)自身も戦争の準備を進めている。これからの戦争による死者の数は、少なくとも告死鳥が数十年で死なせた数よりは少ないだろう。


 ある茅葺きの家の中で、一頭の馬が恐怖に震えながら嘶いている。この馬の四肢はすでに縛られ、盧安(ルー・アン)は石の刃を手に、馬の股間にある生殖器をじっと見つめた。この世界の馬はとても飼いならしにくく、手綱を付けられると狂ったように振りほどこうとし、まったく野性が抜けきっていない様子である。もし馬がこれほど手に負えなければ、盧安(ルー・アン)もこんな最終手段に打って出ることはなかっただろう。


「蹄はしっかり縛れ、馬の口は縄で固く縛り、馬の頭も押さえつけろ。そこの湯は沸騰したままにしておけ……」盧安(ルー・アン)は一つ一つの命令を下し終えると、ついに石刀を振り下ろした。馬の全身が一瞬震え、盧安(ルー・アン)にはわかっていた、この馬のこれからの馬生は味気ないものになると。盧安(ルー・アン)は素早く薬草を馬に塗りつけた。破傷風などの細菌感染でこの馬が生き延びられるかどうかは、盧安(ルー・アン)にはどうすることもできなかった。


 盧安(ルー・アン)のあらゆる感情状態は悪寒の感情だったが、すべての第二層予演は今の自分の行動を理性的に見つめていた。他の者にはこのようなことはできず、盧安(ルー・アン)は予演によってそれを行う能力があった。あと二、三か月もすれば、盧安(ルー・アン)はこれらの馬を調教するつもりだった。


 導力コンピュータは計算能力では不足しているが、現在では間違いなく最高の物理シミュレーションコンピュータだ。関連する馬車は既に設計が完了しており、青銅の蘿拉(ローラ)ーは使っていないが、戦車の性能はまずまずだ。だが車両が完成しても、動力がなければ話にならない。馬のいない馬車は、エンジンのない戦闘機のようなものだ。


 自分で作り上げた戦車を前に、馬たちは感謝もせず、馬場で平然と食事をし、横木をつけると蹄を蹴り上げる。そのため、盧安(ルー・アン)の穏やかな性格もすり減り、こうして馬小屋でのこの場面が生まれた。

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