0173 雇い人と店主
補習班チームのキャプテン章程は、二人の輪廻者——一人は班長、もう一人は学習委員——を伴って、陸隔と対面した。
章程は笑いながら言った。「そちらはどうするつもりですか。」
陸隔は言った。「こちらは連携するつもりです。そちらは?」
「協力するなら、双方に共通の利益があると思います。」
陸隔はうなずいて言った。「それでいいです。要求を出してください。」
章程もうなずき、陸隔の空気の読み方に大いに満足した。
白色火焰が送り込んだ刺血下隊が到着した後、情勢は再び変化した。
まず、一円六分がそれぞれ投入した六つの小隊は、それと強制的に敵対することになり、次に、六つの小隊の中で最も弱い紗幕小隊は再び弱体化され、プロットの掌握が不安定な兆候がある。現在最強なのは月芒隊で、かつ単独の集団であり、一方、無雙と鴻溝という二つの小隊が連合集団を形成している。そのため、章程率いる補習班小隊は、最も弱い紗幕小隊と連合するという唯一の選択肢によってのみ、これら二つの集団から締め付けられるのを避けることができる。同様に、紗幕小隊も一つの選択肢しかない。元々彼らは最弱の小隊だったが、弱いながらも真っ正面から向き合わなければならないのだ。衛布たちの襲撃は、紗幕小隊がすでに月芒隊から無視されるほど弱っている危険な状況にあることを側面から示している。
陸隔は今、月芒隊の富川が計画を立てるついでに自分を始末するのではないかと非常に心配している。もちろん、陸隔は相手に一矢報いる自信はあるが、問題はそこではない。問題は、月芒隊がそれを可能だと判断すれば、紗幕小隊にとっては壊滅的な災難になるということだ。
陸隔は今、他の隊を頼りにしなければならない。他の隊が自分を攻撃する際に、自分の同盟者の態度を考慮させるためだ。これは21世紀、中国周辺のインド、ベトナム、日本が中国と衝突する前に、必ず太平洋の向こうのアメリカの態度を強調するのと同じだ。彼らはアメリカが介入する可能性が低いことを知らないわけではない。ただ、中国にその可能性を考慮させ、慎重に行動するよう望んでいるだけだ。
この時、武心隊はまだ降臨しておらず、一家独大の月芒隊は何の制約もなく、陸隔を戦々恐々とさせている。なぜ補習班と提携するのか、鴻溝と無雙というグループに加入しないのかと言えば、鴻溝無雙グループは月芒隊に対してバランスをとっているため、軽々しく加入すればその間のバランスを崩してしまうからだ。そして加入後、この新たなグループの最も弱い側として、他の者に狙われ、柔らかい柿子を選んで捏ねるように——排除され、グループが再びバランスを取り戻すことになる。
要するに、陸隔は章程と連合することでのみ、一時的に比較的安全な境地に留まれるのだ。
陸隔と章程は知らないが、彼らの今の会話は沐沐の偵察手段によって覗き見されている。
沐沐は偵察した会話を同期的に衛布に伝え、こう言った。「全部で六つのチームがあり、そのうち一つはまだ降臨していない。」
衛布は車を飛ばしながら尋ねた。「今のストーリーはどんな状況だ?」
沐沐は四百メートルの高空を見上げ、少し考えてから言った。「会話によると、ストーリーは主人公の価値観が変わる重要な局面に差し掛かっている。紗幕チームのメンバーの一人が主人公のそばにいる。」
四百メートルの高空で狂ったように車を飛ばし、さまざまなテクニカルな動作をこなす衛布は、紗幕チームの状況にはまったく関心がないようで、むしろこの時代の飛行機にすっかり夢中になっていた。
もし盧安が衛布のこの様子を見たら、きっとまたこの時代に感慨を抱くだろう。これは不健康な時代だ。なぜなら、人を楽しませる情報が多すぎるからだ。何でも多すぎると良いことはない。封建時代の人々は十分に食べられず、胸の肋骨が浮き出ていた。そして産業革命後の平和な時代の人々は高脂肪食品を摂りすぎて、ビール腹になった。これが過剰摂取だ。人間は動的なバランスであり、どんな過剰な摂取も人体の恒常性に影響を与える。もし過剰に摂取したのが享楽だったらどうなるか?歴史の観点から判断すると、この時代、人類の思考は肥満している。
この時代に入り込んだ時空の傭兵たちもまた免れ得ない。孫抗であれ衛布であれ他の輪廻者たちも、この時代においては定力が足りない。もしこの時代の人々にこれらの時空傭兵たちの状況を見せたら、奇妙な感覚を覚えるだろう。
飛行機をプラットフォームに着陸させた衛布は飛び降りて言った。「こうしよう。俺はメインストーリーの発生場所を見に行くことにする。お前たちは当初の計画通り、惡魔隊に道標を残してくれ。」
沐沐は言った。「あなた、メインストーリーに干渉するつもり? 話によると、ストーリーの主人公(慕斯)はもうかなり危険な状態になっているらしいわよ。」
衛布は両手を虚ろに握りながら、体を揺らし、まださっきの操縦感覚から抜け出せないでいるようだった。沐沐の言葉に、衛布はうなずいて答えた。「分かっている。ストーリーは大きく逸脱してしまったが、主人公は最終的に必ず王者として帰還する。」
沐沐は尋ねた。「何をするつもり?」
衛布は後ろの高層ビル群と、空を飛行する様々な軌道飛行体を指さして言った。「この世界を見てみろよ、あまりに整然としていて、完璧すぎて、安定しすぎている……もし主人公がこの安定を打ち破らなければ、誰も何もできないんだ。」
衛布は笑いながら言った。「だからね、この世界の平穏は必ず打ち破らなければならないんだ。ここの秩序が完全に崩れてこそ、俺たちは思い切り動けて、すべての衝突にケリをつけられる。」
「お前は布石を打っているのか?」
「ああ、現在の最優先目標は周囲の状況を把握し、これらの敵対する小隊の中でどれを優先的に排除すべきか、どれを一時的に見逃してもよいかを確認することだ。我々の小隊であれ他の小隊であれ、最終的な目標はただ一つ、自分たちの小隊がプロットの唯一の妨害者となり、他の競争者を全滅させることだ。沐沐、今我々がやるべきは、競争相手を順位付けし、彼らに代わる代わる惡魔隊を消耗させることだ。」
「白火は我々が惡魔隊と対抗するのを許さないだろう。」
「我々は直接惡魔隊と対抗するつもりはない、白火には証拠を見つけられない。」そう言って、衛布はビルのエレベーターに乗り込み、沐沐だけがプラットフォームに立っていた。
もともとぼんやりしていておどおどした女の子だったのに、今のその目は深く憂鬱に見えた。沐沐はうっとりとエレベーターのドアを見つめ、ぼんやりと言った。「はあ、白火のことは分からないでしょうね、白火はプログラムじゃないんだ……」
沐沐は突然、前の恐ろしい体験を思い出し、思わず震えてから、幽かに独り言を言った。「はあ、誰がここで新人の身分を演じろって言ったの?あなたたちが遊べばいいじゃない。大きな問題が起こる前に、私が抜け出せればそれで十分だから。」
我に返ると、沐沐はまた三分の臆病さを帯びた女の子の姿に戻った。
噬魂組に新しい教官が来た。名前は瀚龍という。これはベテランの噬魂組のメンバーで、別の噬魂組からはるばるやって来たのだ。
瀚龍の顔はポーカーフェイスのようにこわばり、怒鳴り声を上げた。「全員気合を入れろ!これから話す内容は、お前ら豆腐のようなくずどもがここに残って価値を発揮できるかどうかに関わることだ!」
瀚龍の背後に投影が現れ、続けて彼は戦場の複雑な電磁環境の中で、魂喰い体としてどう隠れ、どう最短時間で敵の電磁幽霊を喰らい、どう最短時間で相手の心の壁を打ち破るかを語った……
慕斯は瀚龍の話を聞いて、生きた心地がしなかった。瀚龍が話すテクニックの背後には、いずれも残酷な手段で実践して得たものだった。
瀚龍は、自分の感情を相手に伝えて相手を崩壊させる方法さえも教えた。噬魂は相手の負の感情の影響を受けやすいが、自分の負の感情情報を相手の思考に伝達し、幽魂の中の意識を直接崩壊させ、その後防御を失わせて尋問に従って情報を吐露させることもできる。この技術は「毒液注入」と呼ばれる。この手段の低強度バージョンは、地球の21世紀のネットいじめである。そしてこの時代はより直接的で、相手の最も脆弱な経験や感情を直接検索し、自分が似た経験を見つけてその経験の感覚を相手に送り、直接相手の苦しい記憶を引き起こすことができる。噬魂者という電磁幽魂の戦場に対処する存在は、大量の負の感情情報を持っており、しかもそれらはすべて毒を含んでいる。
慕斯が瀚龍を見ている時、孫抗は慕斯の方をちらりと盗み見た。孫抗はもちろん瀚龍を知っている。なぜなら彼は元のストーリーに登場し、退場の理由は情緒がますます荒くなったためで、最後にはガーナーが瀚龍に療養に行かせたからだ。
どのように療養したかについては、元のストーリーでは語られていない。孫抗の世界では、映画を観た多くの人が瀚龍の末路に対して楽観的ではなかった。しかし今、孫抗はその疑問が解けた。瀚龍は元々二線に退き、教官になっていたのだ。
「どうやら、ストーリーはそう大きく逸れてはいないようだ……」孫抗は再び前方の角に座っている盧安を見つめた。盧安が静かに授業を聞いているのを見て、孫抗は心の中で思った。「お前もまた、普通のストーリー上の登場人物に過ぎないのかもしれないな。」
孫抗が慕斯を見ている間、盧安は予演を通じて孫抗の反応を注視していた。盧安から見れば、孫抗は自分の所有物も同然だった。
孫抗を殺して元一に差し出す。それが盧安の考えだった。雇われ人としては、常に最小限の仕事で済ませようとするものだ。盧安は予演の中で孫抗に対して攻撃の動きを繰り返し演習していた。それは、現実で攻撃を仕掛けた後、任務終了まで無事に生き延びられるようにするためだった。
盧安が今なおそれを実行に移さないのは、元一が盧安のそのような手抜きの企みに対して可否を明言せず、未だに何の反応も示していないからだ。




