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誕生

(つー訳でさぁ、コッパー……じゃなかった、そういう名前にしたパシーが全然言う事聞いてくんないんだよねぇ〜)

(ほうほう、それはそれは。成程、パシーですか……)

(え?もしかして、がじゅまる何か知ってんの?)

(いいえ、まったく。聞いた事もないですな。むしろ、同じ 植物系だからって知ってるって安易に思われるのも、少々心外ですね)

(……)


 ピキッ……


(で、主よ!やっぱり今何か、ちょっと期待しちゃったりしました?)

(オイッ!だからもういーって、そういう流れッ。パシーで疲れてんだっつーの!)

(主もまだまだですのぅ……ホッホッホッ)


(おい、がじゅまる!ししょを馬鹿にするなッ!ししょは昨日、ハンバーグを2個もくれたんだぞ!)

(私、もらってませんよ)

(じゃあ、がじゅまるももらえ!枯葉剤を2個もらうといい)

(な、何という暴言ッ!?それを言うなら栄養剤ですッ!)

(……)


 ハァ……


 私はログインし、身体に異常なしと確認をした後で、練習がてらテレパスを使って過ごしていたんだけどね。まあ、こんな感じですよ。

 テレパスが疲れるのか、使う連中が疲れるのか、それが大きな問題である。


… … …


「体調は、どうかしら?」


 裏庭で、トモさんからそう聞かれた。


「万全です、後遺症的なものは何もありません!」


 私は、嘘偽りなく伝える。本当に、昨日のアレは何だったのかね。謎すぎ。


「貴女に問題がないのならば、引き続き修業を続行する。どう?」

「問題ないです。あれは所謂、ファンブル的な何かなんでしょうかね?」

「貴女の、フィートや加護などと遺跡の相性が良過ぎて暴走した、なんて事はないかしら?」

「あ……え、えーとぉ、そうなんでしょうか?」

「分からない。親和性の強さ故の暴走の可能性とは、アカシが言っていた説。召喚術をどこで行うか、場所は貴女の希望に合わせる」


 先輩達も、色々と考えてくれたのかな?加護の事は誰にも言ってないけど、彼等は経験則でそれを予測しているのかも知れない。


「で、どう?近所の森にでも行く?」

「いいえ!せっかくなので、『アルマナの祭儀場』でお願いします」

「いいの?」

「はい。トモさんが居てくれるなら、またぶっ倒れるかを是非検証しましょう!私も、昨日のは何だったのか気になりますし」


 私の言い分に、トモさんは一瞬だけ唖然としていたが、彼女位の技量の持ち主であれば、気絶した者一人位ならばどうとでも出来るだろう。

 さあ、何はともあれ修業再開だー!


… … …


 そんなこんなで、祭儀場なう。


「では、改めてコッパーを呼んでみようか。向こうの世界にいる、その存在を強くイメージして」


 もう一度、心の中にイメージした歪みの森を強く意識してみる。


 その森は、暗くて鬱蒼としていている。植生はリオレ周辺に生えるオークやトネリコとも違うし、少し奥地に入った辺りにあるブナ等とも似ても似つかない。木の幹も少し青み掛かっていて、幻想世界の存在という印象を受ける。

 枝葉を見ると、なんかシダっぽい?もしかしてメタセコイヤってヤツか?

 いや、ただのお前の妄想だろと言われてしまうかも知れないが、何故か勝手にそういうイメージが湧いてくるんだよね。


 うーん、そんな森のイメージに集中してるけど、コッパーの姿が見えない。どういう訳か居るって気がしないぞ。まさか何かにやられたか、転送事故とかか?コッパー、私……アンタを亡きものにしちゃったのかな……


「トモさん、なんか……私、コッパーの存在を感じられないんです。イメージ出来ないというより、レーダーから消失した様な感じで。まさか転送事故や、もしくはあちら側の森で捕食されちゃったりしたかも!?」

「召喚獣となった者は、基本的に勝手に死なない様、保護(プロテクト)が掛かっているという噂がある。運営が召喚ルールを公開してる訳ではないけれど、勝手に失われてしまったという事例は聞いた事がない。どちらかと言えば、昨日のブラックアウトの方が異質だから、その魔力暴走的なトラブルで、繋いでいたパスが切れと見る方が妥当かも。まあ、暴走した術式の発動で、遥か異次元に飛んでいって、帰還不可能という展開も絶対無いとは言えないかもだけど」


 うー、少し言う事聞かない憎らしい奴だったけど、消え去ってしまったとなると、悲しいというか、罪悪感が残るな……


「気持ちを切り替えて!コト、コッパー以外に、何か使い魔にしたい存在の希望はある?貴女は召喚・送還が得意かも知れないから、初心者向けのパシー以外の方が安定するかも知れない。フィーリングで、どんな使い魔がいいか、想像してみて」


 パシーじゃなくても良いんだね、だったらもう少し強い種がいいかな?攻撃力的というより、生命力的に!

 私は何と答えるべきなのか、色々と考えてみた。

 従士隊の皆は、街や人里に住まう者達だ。使い魔というのは、動物や人族とはちょっと括りが違うのだろう。がじゅまるは、今朝話してみると、プルカリの通訳同様にあんな調子の魔物キャラだが、今更アッチに飛ばすというのもなんだか酷である。そうなると、ギルドに住まわせられない様な個体で、無駄にならない、要らない子にならないものを仲間にするのがベストだ。

 となると、うーん……


「あっ……トモさん!!もしかして、ダメ元なんですけど……こういうのって、使い魔に出来たりしますか!?」


 ふと、私の頭にひらめきの様な、天啓の様な感覚が降りてきた!

 いそいそとインベントリから、三つの卵を取り出して見せた。


「コレ、これです!どう使用すれば良いのか良く分かんなくって、ずっと持て余してたんです」

「これは……『従魔の卵』!?」

「従魔?」

「ええ。この世界の卵は、主に二つに分類されているわ。分かる?」

「え?動物と魔物の二種?」

「違う。要は食品か、生体か、よ」

「ああ、そういう意味で!」

「市場で買っても、有精卵はペットにも、食事にもなる。無精卵は食材のみ。同様に魔物でも同じ。戦闘等で、頻繁に手に入る訳ではないけれど、魔物を倒した後に卵をドロップする事がある。ドロップした卵は、召喚士にとってその魔物を従えるスキル書みたいな扱いの品となる」

「これも、そうなんですか?」

「ちがうの?『翼竜の卵』、高山地域に出るワイバーンのものかと思ったのだけれど……」

「これ、何かの卵の化石と腐った蜥蜴鳥の卵を私のスキルで融合したものなんです。私、ワイバーンには会った事ないです」

「卵(新鮮)とあるので、普通に使えそうね」


 やった、翼竜をテイム出来る!?竜と名付いてたから、孵すのも飼うのもムズいと思ってたけど、卵が固有種召喚のスキル書的立ち位置なら、使役も可能なんだね。それに、加護によって私にプラス補正があるって言うんなら、翼竜いけんじゃない?」


 トモさんに教えられながら、三つの卵を手の平で包み込む様に覆う。

 覆うと言っても、リンゴ位の大きさもあるから、完全に包む事は出来ないけれどね。手を翳して、魔力で覆う様に流し込めばいいらしい。

 さあ、いっぱいお食べ。召喚獣という存在は、プレイヤーから魔力をごはんとしてもらう仕組みみたいだからね。


 魔力を受けると、これまで何の変化もなかった卵にヒビが入り、一気に孵化が始まる。

 三つの卵は一斉に殻を破り、三体の『雛?』が飛び出して来た。


 ガッ、ガッ、ギャッ……

 ギョッ、ギョーッ、ギョーッ……

 グェーッギュッ、グェーッギュッ……


 インパクトの強い生命体が、インパクトの強い鳴き声を放ちつつ、私を凝視してきた!


「な、なななッ!?」


◆ランフォリンクス

 現代に顕現した、遥か太古に存在していたとされる『古代竜』族の亜種。翼竜と称される種の中では小型だが、人一人程度は掴んで飛行が可能。現代の環境とは違う太古の環境に棲息していた個体の為、飼育には適さない故に召喚獣の扱いとなっている。知能は然程高くはないが、召喚者の知性に準拠した成長を遂げるので、簡単な指示は可能である。


 鰐の様な口、ノコギリみたいなギザ歯、蜥蜴のボディ、細長くて先端が菱形に変形している尻尾、被膜で出来た翼、という未知なる存在が、ギョロギョロの瞳で私を見詰めていた。

 それにしても鳴き声が凄まじく、けたたましい。


 な、何というか……圧倒されたよ。翼竜って、コレが生まれるのか。うーん……相当に個性的だし、決してキライではない。キライではないが、いわゆるキモ可愛い部類だ。こりゃ恐らく街に連れ込んだりは出来んぞ。

 翼竜、つまり飛竜ではない。ワイバーンじゃなくて、ランフォリンクスか。

 『蜥蜴鳥の卵』を素体にシンセサイズしたから、鳥と蜥蜴の合の子らしき存在が生まれた訳だ。


「コレは……私も初めて見た」


 感想に困ったのか、トモさんが、それだけ呟く。


 三体の雛は、私の魔力のせいか、既に子供と言える大きさでなく、鰐とか、大蜥蜴ほどの大きさになっている。

 皆、同種ではあったが、少しずつ個体識別が出来る程度に個性が見受けられた。

 私は、恐る恐る手を差し伸べて、テレパスを発動する。

 正直、爬虫類とのスキンシップは初めてなので、うまく『情』が伝わればいいんだけどね……


(初めまして。大きな子供たち!私は、コトだよ。覚えてね!)


 そーっと手を出すと、三匹はギャアギャア言いながら、嘴を擦り付けて来た。すごい、賢い!噛んだり、突っついたりもしてこないよ!


 私は、一頻り三匹とじゃれ合うと、試しにダークマテリアルを取り出して見せた。


(私の手から、魔力を食べてくれるかい?)


 三匹はハイテンションで喜びを表現する。

 彼等は臆しもせずにダークマテリアルを呑み込んだ。一瞬、身体に悪いかも?と心配にもなったんだけど、めっちゃ喜んでいるから、魔力結晶はごはんとして問題ないみたいだった。


 さて、ごはんも食べた事だし、三匹の特徴をヒントにして、名前を付けてあげようかな。


 1匹目は、体色が黄色い子。嘴が大きくて、真っ先にダークマテリアルに食い付いて、もっともっとと欲しがって甘える食いしん坊だ。


 2匹目、体色はオレンジで鳴き声が一番大きい。嘴が細長くて、少しプックリした先端は笛みたいで、表現力が豊か。


 3匹目、体色は暗めの草色。一番長くて大きい翼で、バサバサと感情をアピールしてる感じ。鳥の求愛ダンスの様な仕草は、ダンサーみたいだ。


「キミたちに、名前を付けてあげなきゃだね!」


 今暫し、悩む。やはりこの子達の特徴からとるのが、最良な気がする。

 一匹ずつ、頭を撫でる様にして、命名していく。


「黄色の君。大きくお口を開けて食べる健康優良食いしん坊、『ガヴッチョ』!」


 ギャッ、ギャッ、ギャーッ!


「オレンジの君。お歌が大好きな音楽家、『ムジカ』!」


 ギーギョッ、ギーギョ〜ッ!


「草色の君。元気に羽ばたく大きな翼の舞い手、『フリューゲ』!」


 グェーッグッ、ギューッ!


 三匹は嬉しそうに羽ばたいて鳴き声を上げた。

 こうして新たに、翼竜三兄弟が仲間になったのであった……


… … …


 今暫し三匹とじゃれ合った後、私は送還で彼等を向こう側へと飛ばした。

 トモさんも初めて見るという以上、こちらに長く居させて討伐対象とかにされても困るし、メタセコイヤっぽい森が存在する(私の妄想の可能性もあり)あちらの方が、太古の環境に近いかも知れない。

 それに送還後は、保護(プロテクト)が掛かるという説を信用したい所である。


「じゃあ、最後は肝心要の『召喚』ね。気付けの葉を用意するから、再チャレンジしてみて。……『ユグドラシルの若葉』、生成!」


 トモさんの頭頂から、若芽が生えて双葉になった。

 昨日もらった薬って、もしかしてアレなのかな?

 トモさんの場合、頭から生えるっていうシチュエーションは、見た目的に、勝手に髪が伸びるという某市松人形を連想させられるのだが、これは絶対にテレパスで聞かれない様にしなきゃだね……。


 さて、馬鹿な事を考えてないで、今度こそ気絶しない様にしないとだよ。


 私は、覚悟を決めて三匹の姿をイメージする。場所はやはり森林帯だったが、私のイメージの中で三匹は成長しました!とばかりに空を滑空して喜びを表現していた。

 いや、さすがに私の都合の良い妄想過ぎるでしょ、と思ったのだが、全然そのイメージは途切れない。

 暫く粘ってイメージを巡らせ続けていたが、彼等の飛翔する姿が途切れる事もなかったので、思い切って『召喚!』と唱えてみた。


 お、今度は少し疲れる程度の魔力消費を感じるが、次の瞬間、周囲の景色が変わった。

 ブラックアウト?いや、違う。私達の居るアルマナの祭儀場を除き、そのエリア外の森がモノクロになったのだ。

 慌ててキョロキョロしつつ、トモさんに声を掛ける。


「これ、ヤバくないですか?」

「落ち着いて、何か……干渉する力場が……」


 モノクロの森がどうなっているのか、祭儀場内は安全か?と考えている内に、祭儀場が真っ暗になった。

 一瞬、ブラックアウトを連想したが次の瞬間、遺跡の壁と残骸だけが白い光を放った。

 光と言っても、陽光ではなく月灯りの様な色で、時折水溜りの油の様に虹色を帯びる。


「これは……リンボ遺跡と同じ!?」


 アルマナの祭儀場には例のマークがあるのだから、関係ない訳ないんだよね。


(暫し、歓談の場を設けさせてもらったよ、コト・イワク)

(お母君様!)

(そなたは、私(わたくし)にとって喜ばしい事をしてくれました。太古の昔、現し世にも存在した翼竜。しかし、環境の変化に応じて次第に数を減らしていきます。それに偲びなさを感じた私(わたくし)は、幻夢境に移住させて経過を見守ってきたが、結局は時を経て死滅してしまった。今回の三匹は、悠久の時を超えて、我が幻夢境に返ってきた古き仲間。私(わたくし)が直々に加護を与え、幻夢境で保護しましょう。こちらでの生活については、何も心配する必要はないと、それだけは伝えておきましょう)

(あの……正直、驚きしかないんですが、母君様が後ろ盾になって下さるならば、これ以上の安心はないです!)

(たった三体ですが、健やかに育つ様、密かに見守っております)

(有難うございますっ!)

(さあ、そなたの『召喚』がもうじき発動するぞ。今は、精神のみに超感覚を与えて会話をしているからの。実際は一秒も経っていない)

(そんなお力もあるのですね!)

(そなた、好都合にもアルマナの祭儀場におるであろう?そこは昔、私(わたくし)の託宣を聞く為の巫女の聖域だった場所。その場所以上に私(わたくし)と交信し易い場所等なくてよ)

(あっ、そうか!先日頂いた加護の印と一緒ですものね!?)

(それでは、またまみえる時まで、息災でな!)


 御母君様(レディ・ラケル)の声が途切れると共に、周囲に色が戻ってきた。


「コト……貴女は……」

「トモさんにも、今の声……聞こえてましたか?」

「ええ。多くは語らないけれど……貴女の持つ加護と、祭儀場の由来は、これで理解が出来た」


 二人が話す間にも、間髪を入れぬスピードで天高く、羽ばたく三匹が飛来し、舞い降りて来た。


「ガヴッチョ、ムジカ、フリューゲ!!」


 私の目の前に華麗に降り立ち、ギャアギャアと抱き着いてくる。

 で、デカい!さっき送った時よりも、身体が大きくなってるんですけど!?

 しかも、三匹ともに額に例の眼の紋様が刻印されている!つまり、夜の魔女の加護の印が既に施されているのだ。その力でパワーアップしてデカくなったのかな?

 私は、彼等を安心させるつもりで少しだけ肩をはだけ、印をタップして印を取り外して、自分の額に押し付けて彼等と同じにして見せた。


「ほら、見える?一緒だよ、私達!一緒、一緒!」


 皆の額を指で触りながら、自身のおでこも突付いてみると、三匹はそれを理解した様に、ギャアギャアと嬉しそうな声で鳴きまくった。


「召喚修業、無事完了ね」


 私達の姿を見て、トモさんは微笑んでそう言ってくれた。


 昨日失敗に終わった召喚修業は、新しい仲間三匹を増やして、ここに完結したのであった……


… … …


NAME:【曰く付きの骨董(ミスティック・アンティーク)】コト・イワク 種族:タト族・マニスリング(獣化箇所:センザンコウの鱗の手甲)


LV58 キャラクタークラス:アイテム合成師 RANK:C

STR216 VIT212(+1) DEX214 MEN208 SPD211


《所持金》

990678P


《師事》

『弧を描く餓狼』ガラム・マサラ


《習得技能》

【工芸】(LV20) ※工芸品知識及び製造におけるプラス補正。補正値はレベルに準ずる。

【目利き】(LV30) ※一定の商業系スキルにプラス補正。NPC商店訪問時にレアアイテム出現率が微細にUP。

【値踏み】(LV−) ※品物の相場を読み取る様になる。目利きに統合され、レベルは目利き準拠。

【体術】(LV62) ※格闘系スキル。強力な武術ではないが、あらゆる格闘技の基本となっているスキル。

【シンセサイズ】(LV45) ※二種のアイテムを合成して別の何かを造り出す事が出来る固有スキル。

【八十五式和合婚刻拳(ブライドアーツ)】(LV12) ※相手の回避にマイナスの補正が掛かる固有武術。レベルに応じ覚える三連打突技毎に威力が上がって行く。

【活眼】(LV25) ※周囲の者の力量を推し測ったりオーラを見たりするスキル。成功率はレベルに準拠。

【調理】(LV3) ※簡単な料理を作り出すスキル。レベルに応じて成功度が上昇する。

【暗闇の歩法】(LV8) ※暗殺者などが用いる歩行術。盗賊の忍び歩きの上級版で、足音・気配を消して達人ともなれば存在まで希薄にし、ステルス化する。戦闘にも組合わせて使用が可能。

【狼煙】(LV2) ※指先から煙を出す簡易魔法。レベルに応じて少ない魔力でより多く発煙させる事も可能。

【四換】(LV8) ※掌中で魔力を属性に関する物質に変換する。✡変換可能物質:小石(地属性)、煤塵(闇の加護)

【魔銃】(LV9) ※指先から魔力を弾丸にして発射する簡易魔法。指先への魔力の集中次第で威力変化。

【魔力撃】(LV3) ※魔力を込めた拳撃を放つ技。鍛える事で威力上昇や属性付与等の応用技が使用可能。

【睡夢撃】(LV3) ※夜魔族の用いる催眠性の魔法拳撃。レベルを上げる事で高位の相手にも催眠効果が見込める。✡加護により成功率上昇。

【魔睡銃】(LV2) ※催眠効果のある魔弾を撃つ技。攻撃威力は極少で、催眠成功率はレベル依存。連射不可。✡加護により成功率上昇、弾速上昇。

【乗馬】(LV0) ※馬に乗る為の技能。このレベルが高いと早駆けや遠乗り、スタミナの調整や馬との意志疎通も可能となる。

【反作用受け】(LV11) ※シンセサイズを応用して産み出された固有技。失敗時の反動で相手の力を相殺する。

【気功】(LV5) ※体内エネルギーを操り、攻撃力・防御力を補強するオーラへと転換する。

【縮地】(LV1) ※戦闘時、周囲30m四方に対して高速移動を可能とする。その速さはスキルレベル、オーラ、SPD依存。

【部分獣化】(LV7) ※タト族及びチト族の獣人(ライカン)病患者専用のスキル。全身獣化に至る前の基本スキルで、レベルが上がる程に自在に素早く任意部位を獣化する。獣化時の能力はタトの種に依存。

【闇刃(あんじん)】(LV1) ※暗闇となった場所に指を入れて発動する闇の刃を指に宿す生活魔術。殺傷力は低い。

【闇刃(あんじん)・改(かい)】(LV1) ※高位の夜魔の力で改良が施された闇の刃。斬れ味が高品位の剣程度に底上され、殺傷力が上昇。✡追加能力:魔力消費で短剣→小剣に変化。霊体・魔法生物に攻撃可能な戦闘用の闇刃。

【星の飛槍(スターダストジャベリン)】(LV1) ※星空の下で極星(ポールスター)を指差して発動。指先が煌めいた状態で光の槍が射出可能。象獏族の固有術で星空の夜限定。邪悪な存在、霊体、不死者に特攻。

【月光刃(ムーンシックル)】(LV1) ※月の魔力を具現化した光の小型鎌。月に両掌ないし片掌を翳して発動。手持ち武器、投擲に使用可。月の霊力を宿し、幻夢境の生物や闇属性の者に特攻。技の開祖たる闇の道化師との制約により、良き闇の眷属に使用すると無散して精神力がゼロになり昏倒する仕様。

【暗雲の瞳(かすみめ)】(LV1) ※視線の先に50cm程の闇の霧を発現させる。複数発現が可。有効射程は視界内だが、距離に応じて消耗が多いので注意。

【崩閃禍(インパチェンス)】(LV1) ※護身魔法。任意の手に爪紅をさす。爪紅は術式装填数を示し、手による攻撃で対象の神経系を1秒麻痺させる。殺傷力はない。肉体を持つ生命にのみ有効。

【精神感応(テレパス)】(LV2) ※精神感応スキル持ち同士で、思念通話する能力。遠距離ほど、レベル上げが必要。

【召喚術】(LV3) ※調伏、転移、下僕覚醒、送還、召喚を身に着けた者の扱える召喚術が使用出来るスキル。


《タト族の力》

◇尖山甲 ※生命エネルギーを込めた拳撃。打撃系『突き』属性。タト族の能力は一日にLV÷10回使用可能。

◇暗帰路 ※生命エネルギーを込めた裏拳。打撃系『払い』属性。タト族の能力は一日にLV÷10回使用可能。

◇破斬 ※生命エネルギーを込めた手刀。打撃系『斬り』属性。タト族の能力は一日にLV÷10回使用可能。


《フィート》

*【闇の加護】∶夜を紡ぐものの加護。属性に闇を加え、闇の力を帯びた攻撃時と被弾時にプラス補正が入る。

*【夢渡り】∶念じる事で、辺獄(リンボ界)へと渡る事が可能。

【綺羅星の加護】∶NPCに好印象を与え、助力を得やすくなる。

【寄り道の王者】∶秘匿エリア、秘密の店等の看破率アップ。

【応用技術万能】∶組合せスキル、新スキル開発にプラス補正。

【野生の超反応】∶不意打ちや狙撃等をパッシブにオート反応。

【進化創造の手】∶生産品や発明品が大きく化ける可能性有り。


《装備品》

木綿のセーラー、布のナックルガード、腕輪『乾坤一擲』、星虹の腕輪『三色』、鼬鼠のベレー(1)、セブンリーグ・シューズ『昼夜を駆け廻るもの(ハイ・デイライト・ウォーカー)』、毒喰の山刀(どくばみククリ)、転ばす先の杖、クローバー・ピンズ、黄色いマグネット、マタリス入場バッジ、肩掛けカバン(12)×2、鼬鼠のウエストポーチ(3)、鼬鼠のプラントホルダー、魔笛『アムネシアの呼び声』、子鹿の根付

(予備装備:肩掛けカバンにクラウン・ピンズ、タンブラー・ピンズ、ドロップ・ピンズ、ハートフル・ピンズ、赤マグネット、青マグネット、緑マグネット、白マグネット)


《所持品》

水筒(小)、ペン付き手帳、遠眼鏡、小型ナイフ、初期財布(100)、お菓子の巾着、指ぬき軍手(白、赤、橙、緑、黒)、クルリエっぽい銀のカトラリー、クルリエっぽい銀の包丁、コルキントンの香炉、バンジーの急須、水琴窟の小壷、30%ポーション×17、80%ポーション×4、中級薬草×40、月光草(薬用素材)×5、夜光草(強化素材)✕5、夜陰草(毒物素材)✕5、石のサイコロ、茶碗『湧水郷』、ナットリング×62、小さなメダリオン×66、リサイクル・ピンズ×68(内訳:クローバー13ヶ、王冠9ヶ、酒杯11ヶ、雫石5ヶ、ハート11ヶ、剣9ヶ、渦巻9ヶ)、ワッシャー・タグ×36、付与マグネット×21(内訳:赤4、黄6、青4、緑2、白5)、石器ナイフ×6、火口箱×2、ティンダースティック、砥石×3、石筆×5、茶壺『密林の欠片』、翼竜の卵×3、念話の結晶石、ダークマテリアル×35、高原の花、宝石(10万P)×2、宝石(5万P)、ふしぎなルアー、彷徨うボトル、薬の小瓶、虫の化石、きれいな石ころ、オリハルコンインゴット×1、エリクシール×28、山伏茄子×3、蛇玉×1、リオール鉄貨×1、頭陀袋(陶器の破片入り)、頭陀袋(端切れ・糸屑入り)、歪んだ蹄鉄


《アーティファクト》

鑑定魔のモノクル(C) ※レア度C以下のアイテムの鑑定。

蒼き水源の水差し(B) ※清水が無限に湧く(ON/OFF可)。

夢幻のカレイドスコープ(C) ※夢幻郷の一部を覗き見る事が出来る。


《所属ギルド》

【B・N・G】

◆【混沌(コントン)】バカンス・デカダンス

◆【禍つ女(マガツメ)】点(トモ)

◆【檮杌(トウコツ)】ブキョウ・キナガシ

◆【饕餮(トウテツ)】ゲイン・バショク

◆【窮奇(キュウキ)】明石・暮紅人(アカシ・クレコウド)

◆【獣王(スタンピード)】ふらりぃ

◆【インビジブル】NON(ノン)・EMPTY(エンプティ)

◆【大蟒蛇】魅酒螺(ミシュラ)

◆コト・イワク

◆ミミナガ・メデカ


《フレンドリスト》

●『第三使徒』【治の司祭】ぷみら・みにま

●ぐすたふ

●アイアン

●ライ・クライ

●エスプレッソ・デミタス

●『メルティ・ローズ』【奈落に咲くもの】ヘルベティア・ローゼンリース

●【採集者】ロータス・ピットフォール

●『黒閃』【十輪の剣匠】TOWA

●『第四軍司令』【百錬将】方天画戟

●【埃の錬金術師】ノックス・N・トリノ

●『戦闘代行業者(バトルジャンキー)』【喧嘩屋】殴路羅

●『梟熊(アウルベア)』【ねじくれ】ちろる

●『梟熊(アウルベア)』【闇食い】ハクア

●【試し屋】リュウザ・ラッシュ

●【棘山猫】ローゼン・リンクス

●【オーバーキル】レッド・ナイヴス

●【古城の貴婦人】ラディアン・ブリリアンツェ・バームクーヘン

●【白き玄武(タートル・パラディン)】グレゴル

●【流騎士】フランベル

●【五色の雲舞う】韮井カナエ

●【飛刀使い】エンジ

●【楽匠】久遠

●『第十一使徒』【黄の司祭】シャンメリー・スパークル

●【鉄節】アイゼンヘルツ・ハイマン

●【木陰の瞳】エルツェ

●『剣の獣王』【片角】サクラン

●『死霊術パティシエール(マジカル・スウィート)』【煉獄の蔓薔薇(フロレンティーナ)】ふろらんタン

●『黒き魔弓(エクリプス・ルナティカ)』【蒼丘の主】ラン・C(チーア)・ストラトス

●『黒き輝き(リュミエール・ノワール)』【瞬速の貴公子】ステイン・グレイ

●【理の助祭】ライラック・L(リラ)・シチョーカ

●椎野くぬぎ(シイノ・クヌギ)

●キーラ・キラルル

●茴香(ウイキョウ)


《従士隊》

◆プルカリ【リビングメイル】♀(ガーディアン)

◆コルベル号【ロットワイラー】♂(番犬)

◆シュロ【白猫】♂(ストレイキャット)

◆フレデリック【うりぼう】♂(ゴミ漁り)

◆がじゅまる【アギル・カクタス】?(観葉植物)

◆シトリン【マーモットリング】♀(バトル・ファーマー)

●バコツ・ドコゾノ【エクウスリング】♂(無頼漢)

◆オーク隊

・【出っ歯】バジー ♂(斥候兵)

・【大剣】セバロ ♂(剛剣士)

・【早食い】ミダ ♀(斧兵)

・【ずんぐり】ゾーデ ♀(闘士)

・【うすのろや】ンゴラゴ ♂(重戦士)

・【早駆け】チルリ ♀(剣盾兵)

・【舞刃】ヨラド ♂(舞剣士)

・【戦紋】ポルタス ♂(短槍兵)


《積載獣》

◆アンドレイア号【荷馬兼乗用馬】♀

◆ディムナール号【荷馬兼乗用馬】♀


《召喚獣》

◆ランフォリンクス【飛翔型騎獣】※性別不詳

・ガヴッチョ

・ムジカ

・フリューゲ


《ギルド部屋の金庫(99)》

ロセオの花瓶、クロウトの皿、耳長新報(創刊号)、厚手の手袋(左)、紺のベレー


《工房の所持物品》

古びた荷車、空の頭陀袋×40、石のフィギュア×11、宝石の卵×2、バルグナン・パフェグラス、もっと黒い塵芥×1、すごく黒い塵芥×1、黒い結晶×1、すごく黒い結晶×1


… … …


「修業有難うございました、トモさん!あの、ここに従士隊を呼んでみてもいいですかね?」

「かまわない。むしろ、各従士をちゃんと呼べるのか確かめる事は必要」

「やった!それじゃ、皆を呼んで互いに紹介をし終えたら、トモさんも一緒に、飛翔の練習をしませんか?」

「あ……成程、飛行ユニットを手に入れたのだもの、必要な事ね」

「はい!三匹と、従士達の連携は大事かと。ちなみに、正直な話、私はこの世界で飛行という概念を意識してませんでした。だからこそ試してみたいのですが、皆さんは飛行って能力や戦術をどうされているのか、と。」

「あまり、大っぴらにはしてないけれど、私は胞子や綿毛で飛ぶ。アカシは飛行術を用いるし、魅酒羅は、水を操作して上空に打ち上げ、それに乗る。その他の者達は不明。でも、何かの手段は持っているかも知れない」


 先輩達なら、飛べても飛べなくてもやりようがありそうではある。

 という訳で、さっそく皆を呼んでみようか!


「召喚……コルベル!」


 一瞬で、目の前にコルベルが現れる。彼はキョトンとしていたが、私を見ると呼ばれたとすぐ理解して待ての姿勢でじっとしている。


「コト、従士隊は、街で暮らしている。呼び出しの前に語りかけた方が、こちらに呼ばれてからの対応が早くなるし、呆けてしまって襲われるという事態も少なくなるわ。予め、短めの召喚用合言葉を作っておく事を推奨」


 ああ!それはいいね。詳しく話を聞くと、動物やオーク達は、テレパスでの送話は苦手みたいだけれど、受話は可能みたい。

 例えば私が、「呼ぶよ!」と送って召喚すれば、その場で戦闘態勢を取ろうという気持ちになり、初期動作で遅れを取ったりしなくなるって寸法だね。


(一斉送信!従士隊、訓練のため、今から呼ぶよ!)


 連続で、召喚を行使してみる。


(プルカリ!……フレデリック!……シュロ!……がじゅまる!……シトリン!……)


 呼んだ順に、彼等が召喚されていく。


(……オーク隊!)


 ものは試しだ、とばかりにそう言って呼び出すと、本当に一斉にオーク達八人が集結した!


「ウォッ、ウォーーーッ!!」


 上がる雄叫び。問題なく召喚出来ちゃったよ。

 少しだけ精神力だか魔力だかの消費がぐっと来て疲れたけど、一度に隊で呼べるのは超便利だ!

 これ、送還時は『従士隊』で返してみるかな。


 次はお試し。はたして、緊急時等に呼び出せるか、というテストもあり、ラチュを召喚しようと思う。

 トモさんに聞いてみた所、正式に従士として従属していないが、奴隷解放し、身体を治療し、生活の保護として衣食住を保証して住み込みさせているので、彼女の意思次第(ゲームの忠誠度や信頼度に準拠)で可能だろうとの事。


「召喚……ラチュ!」


 殆ど消費もなく、彼女は召喚された。うん、これで万一の折の緊急避難に使用出来るね!


 そして……あー、うん。もう一人居るな。試しておきたい輩が。

 プレイヤーって、イケるのかね?


「召喚……バコツ!!」


 どうやら私は、しくじった様だ。そう、迂闊に試してしまった私は、またしてもブラックアウトしたのであった……


… … …


「二度目」


 トモさんの声がして、再起動させて頂きましたよ、はい。


「済みません。お手数お掛けします」

「ユグドラシルの若葉は、気付けと、精神力の全快が効能。魔力、気力、精神力的なものの消費は、これで解消されたわ。一日に2枚しか生成出来ないけれど、あと一枚残ってるから」

「お世話になります!」


「……おめーよぉ、俺を召喚獣扱いすんなよなァ、マジで。ウィンドウで『従士隊隊長が召喚を求めてます。召喚に応じますか?』なんて表示出たの、Sランクにして初めてだぞ!」

「バコツ氏、何事も検証は必要でしょう?」

「あのなぁ……」

「それにしても……ゴクツブシだけあって、MP消費もゴクツブシ級っすね!」

「言うに事欠いてそれかよ!」

「いやー、スンマセン(汗)」


 またもや気絶してしまったが、これで一応メンツは揃ったね。

 馬達は呼んでないけど、空に飛ばす様なストレスは与えたくないんだよね。


… … …


「皆、私の召喚した、翼竜の三兄弟だよ。今後連携する時もあるかもだから、よろしくね!」


 従士隊の皆は、それぞれ三兄弟を撫でたり、じゃれ合ったりとしてくれている。

 三兄弟の方も、産まれたてとは思えないくらい、物わかり良くじゃれている様で安心した。

 彼等が産まれてすぐマトモに動ける種なのか、幻夢境の環境的影響なのか、レディ・ラケルの加護の力なのかは分からないけれど、もう一人前のステータスなのだとしたら、頼もしい限りである。


 さて、それではいよいよ飛翔の練習である。

 まずは誰が飛ぶかという話になるのだが、私とトモさん、そしてプルカリに決定した。

 私がガヴッチョ、トモさんがムジカ、プルカリがフリューゲというペアリングである


 三匹は羽ばたきながら、私達の肩を足でホールドする。

 そして、勢い良く上空へと上がって行った。支えきれるか、重量に問題は無いか、人を掴んだままマトモな飛行が可能か、懸念は諸々とあったのだけど、飛行は安定し、風圧や抵抗もない、肩のホールドもダメージはない。魔力を消費する様になって何となく分かる様になったが、どうやら飛行時に風の魔法を併用していて、飛翔・上昇の補助や長期の高度維持、搭乗者をキャノピー的な魔力フィールドで保護、等々と飛行ユニットとしての本領を発揮出来る仕様みたい。

 但し、彼等の飛び方は羽ばたいて一定の高度まで上がり、グライダーみたいに滑空して移動しつつ、少しずつ高度を下げ、また羽ばたきで高度を上げる……という繰り返しである。

 つまり、ヘリの様なホバリングやファーストクラスはおろか、エコノミークラスみたいな快適さもない。

 風圧や、肉体へのGの負荷がゼロとはいえ、絶叫マシン的スピードで飛ぶ事には、慣れる必要がある。飛行というよりも、飛翔・滑空という呼び方が相応しい飛び方だと言えた。


 私は必死になって慣れたし、トモさんはこの世界で飛んだ経験があるからか、落ちても死なないステータスを持ってる自信からか、相変わらずのすごい目力で前方を見据えながら、静かに飛んでいた。

 プルカリは楽しいらしく、常時ハイテンションではしゃいでいる。

 その後、シトリンは悲鳴を上げつつ、オーク達は任務で死ぬ覚悟があるのか、空挺団みたいに神妙だった。一部、チルリの様に歓喜したりしてるのもいたけれどね。

 ラチュは序盤はシトリンと同様で、後半はチルリの様だった。まあ、慣れて楽しめたなら良しとしよう。

 そして、バコツ氏は『乗り心地わりーな』なんてボヤいたが、アトラクションの様に楽しんでたの、ちゃんと見てたからね。

 コルベル、がじゅまる、フレデリックは、私とプルカリ、シトリンで抱えて飛んだ。彼等を単体でどっかに飛ばすというのは、戦術としてあまり考えてないので、お試し位の感じである。私が思うに、彼等はあくまで馬達同様に重要な陸上戦力の一画と考えていたりするのだ。

 ただ、シュロだけは抱かれたくなかったのか、自分から翼竜の背中に器用に乗って飛んだ。翼竜の方も、器用に背中まで風魔法で保護してくれた様で、落ちたりもしなかった。シュロは余裕そうだったが、私はちょっと焦った。


 こんな感じで、翼竜を仲間に加えての従士隊とラチュ、トモさんとの飛行訓練は完了した。


 ラストには、三匹をあちらに還して、従士隊とラチュの一斉送還も行ったが、バコツ氏の対象除外をし忘れた私が三度目となるブラックアウトとなったのは、内緒の話である……いや、内緒にしたかった話である。

 が、トモさんは修業報告を皆に行うので、内緒は無理な話となるのであった……

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 コ、コッパー!!! チュートリアルモンスターとはいえホントにいってしまうとは(‐人‐)ナムナム  まあそれはおいておくとして従魔の卵で空を飛ぶ要員ゲットだぜ、従者隊も全員召還可能?だからコトが飛ん…
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