第4話 新しいチューナーボードの設定とテスト
アナログテレビの録画から地デジ、BS/CSの録画に切り替わって15年。
PTシリーズで録画を続けていたけど6台目も7年以上使ってるので、そろそろテレビ録画用パソコンの新調しないといつ壊れてもおかしくない頃合い。
使ってるCPUやマザーボードは自分用として先に2年くらい使っていたので、合計すれば9年以上使っていることになる。
いつ壊れてもそうおかしくない。
「という事で新しいテレビ録画用パソコンを作らせてもらうよ」
「私のすることはないだろうからお好きにどうぞ」
「パソコンのパーツが価格が上がってるから結構高くなりそうなんだよなぁ」
「余りのパーツは使わないの?」
「PCケースと録画ファイルの保存用のSSDくらいかな。起動用のSSDは新しい規格のM.2のにしたいし」
「何が違うの?」
「Windowsの起動する時間が格段に速くなる」
「少しくらい待ってもいいんじゃない?」
「世の中2、30秒位も待つのが嫌な人が最近多いんだよ。シャットダウンもせずにスリープや休止状態でパソコン使ってる人が結構いるらしいよ」
「え?普通そうするんじゃないの?」
「俺は使い終わったら毎回シャットダウンしてる。
昔のHDDの時みたいに起動に2分も3分もかかるわけじゃないし、M.2のSSDを使ってるから30秒も待たずに起動するしな。
スリープとかって余計な解放されていないメモリがある状態のままの時があるかもしれないし、あんまりいい状態じゃないから1日の終わりにシャットダウンするくらいしてもいいと思うよ」
「うん、分かった。なるべくシャットダウンする」
という事で新規に地デジ録画用のパソコンを作る事にした。
パーツの選定から始める。
テレビの録画用なので地デジとBSを録画出来る必要があるわけで、当然両方のチューナーがある製品となる。
ただPT3はもう販売されていないし後継機も出ていない(類似の製品名で4Kの録画用のチューナーボードは存在する)。
PT3の新品があれば一番。でも、そんな物はとっくの昔に生産終了し、あってもヤフオクなんかで高値で売買されてる(新品か確認していないがAmaz○nで1枚5万円で販売されていた)。
そんな物は買えない。
となると他の製品を購入するしかないけど、どんな物かははっきりしない。
現在PT3みたいに定番の製品という物が他にないわけで、失敗も覚悟して購入する必要がある。
で今回購入したのが「PLEX PX-Q3PE5」。
価格は購入時約3万4千円也。PT3も2枚購入した時よりちょっと高いがこんなもんだろう。
比較的新しく1枚でPT3が2枚分のチューナーの数なのでこれが元々第1候補として考えていた。
Yahooのニュースを見てるとこのメーカーの製品の紹介が時々あったためチェックは入れていたんだよね。
・PLEX PX-Q3PE5
これもPT2や3と同じくパソコンに内蔵するタイプの拡張ボード。
1枚で地デジチューナーが4つ、BS/CSチューナーが4つ、合計8つのチューナーを搭載している。
アンテナコネクタが地デジ、BS/CS各1つで分波器で分岐させる数が減った。
ただやっぱりPT2や3と同じようにB−CASカードはない。自分で準備する必要がある。
廃棄したテレビやレコーダーなんかのを取っておけば使えてちょうどいい。
B-CASカードのリーダーも拡張ボードに搭載されているので、別にカードリーダーを買わなくても使うことは出来る。
この製品はメーカーのドライバー以外に視聴・録画用のアプリも提供してされていた。
この後BonDriverの動作の問題でTVTestでの視聴が上手くいかなかった時に動作確認のために使えた点では良かったけど、録画予約設定が使い勝手が悪いためそれ以上は使わなかった。
ちなみに、このメーカーの製品はこれまで受信したテレビのデータはUSB経由でPCに送られる仕様だったけど、この製品は拡張ボードを取り付けるPCIeのスロットの所でデータを送るようになり余計な配線がなくなった。
「ねぇ?なんでUSBじゃなくてPCIeとかってのがいいの?」
「PCIeの方がデータ転送能力が高いんだよ。このメーカーの他の製品はUSB2.0で最大480Mbpsだけど、この製品の場合PCIeで最小のデータ転送能力だけど少なくとも2.5Gbpsはあるんだよ。
全チューナーで録画しても480Mbpsもあれば足りるんだけど、PCIeのコネクタの所から電力供給だけにしか使わないのはもったいないんだよね。
せっかく1つのコネクタだけで済むのに、わざわざ別に配線するとかノイズの元じゃん」
「接続が面倒くさいってこと?」
「それもあるけど接続が増えれば増えるほど問題が出やすいしノイズもは入りやすいからな」
「面倒くさいなぁ、それ」
ケーブルが1本増えるだけで面倒くさいってことはないけど、余計なトラブルを抱え込むことになりかねないからそういうのは出来れば減らしたいだけ。
さて、テストベッドの自分用のパソコンに取り付けて少しずつ設定していこう。
取り付けてデバイスマネージャーに2つ不明なデバイスが出て来た。とりあえず認識はされたようだ。
事前にダウンロードしておいたメーカーのドライバーをインストール。
これも特に問題なく完了。PX-Q3PE5として認識された。
ここからが大変だった……
ネットでPX-Q3PE5を使ってどのように設定しているか調べる。
PT2や3と同様に使うPX-Q3PE5用のBonDriver、その他ライブラリが必要になるし、テレビの視聴、録画用のアプリも必要になる。
先ずはテレビの視聴が出来るようにする。視聴用のアプリはTVTestを使う。
この手のチューナーボードでは定番のアプリだ。PT2の頃から使っている。
それの最新版をダウンロードしフォルダを作ってそこに解凍しておく。
「つくみ島だより TVTest 0.10.0最新版のインストールと使い方 (https://blog.tsukumijima.net/article/tvtest-usage/#toc37)」を参考にして作業してる。
次はBonDriverを準備する。
BonDriverとはメーカーのドライバーとチューナーを使うアプリとの間に入るアプリ。これがないとテレビの視聴も録画も出来ない。録画用パソコンを作る上で一番重要。
ただし、ソースコードが公開されてるフリーソフトのためバリエーションがいくつかある。これが面倒なことになるんだけどそれは仕方がない。
「つくみ島だより TS抜き (TVTest+EDCB+α) 環境構築 & ビルド済み配布 (https://blog.tsukumijima.net/article/ts-dtv-soft/)」、「Jacky版BonDriver 2022年 (https://drive.google.com/file/d/1pJ4Ze7NENvZ3oBRL7gVRT1snDZ2iIfE3/view)」などを参考に3つのバリエーションのBonDriverと拡張ボードに搭載されているカードリーダー用のライブラリ等をダウンロードした。
BonDriverのバージョン 3種
・BonDriver_BDA
・px4_drv for WinUSB
・Jacky版BonDriver 2022年
ダウンロードしたものを解凍したファイルをTVTestに作ったBonDriverフォルダにコピーした。
更にBonDriverを動かすために必要なランタイムライブラリも入手してインストールしていく。
これはマイクロソフトが提供しているVisualC++用のもので、既にダウンロードしてあるものから最新のものまで手当たり次第インストールした。
「なんでそんなにいろいろインストールしたり、内容を書き換えたりしないといけないのよ?」
「ちゃんとしたチューナーボードならそういうのをまとめてセッティングした状態でインストールするから手間がかからないようにしてくれてるだけだよ。
メーカーが簡単に使えるようにしてくれてるし、サポートの問題からユーザー毎に違う事をしてたら対応が面倒だしね。
それに著作権保護機能は機能してないこれをメーカーが完全サポートして簡単にインストールして使えるよう出来てたら、販売終了の上回収させられるよ」
「じゃあ今後はそういうメーカーの製品はありがたく使わないと」
基本的に研究目的とかというお題目があって販売できてるジャンルの製品だからね。
いろいろ使う側でしなきゃいけないのはご愛敬。
これでTVTestを動作させるための最低限のセッティングは出来た……はず。PT2や3なら問題なかった……はず。
TVTestを起動……しなかった。
正確にはTVTestのアプリ自体は起動したけど「BonDriverが初期化出来ない」とかのメッセージが表示され、テレビの番組が映し出されなかった。
初期化されないのはいろいろ理由があるけど、再起動したり、他の2種類のBonDriverを使ったりしてみたけどダメだった。
「TVTest BonDriverが初期化出来ない」でネット検索して対応策を探してみたけど、これといって上手くいく方法はなかった。
「どうなってるんだよ、これ。どれかで動くんじゃないのかよ」
さて、どうしよう?
返品するにしてもPX-Q3PE5自体に問題があるのかどうかを切り分ける必要があるので、何かしら動作を確認する必要がある。
ネットの資料を読んでるとメーカーの視聴・録画アプリ「PLEX TV」があるということなのでそれをダウンロードしてみた。
インストールは特に問題もなく簡単に済んだ。
「あ、B−CASカード挿してねぇ。またパソコン開かないと」
アプリを起動したがテレビ番組が表示はされず、チャンネルを選択するとB−CASカードに関するエラーが出た。
そういえば挿していなかったことを思い出す。PX-Q3PE5に搭載されているカードリーダーにB−CASカードを差し込む。
カードリーダーに関しての設定は書き換えてあるから大丈夫のはず。
地デジ、BS/CSのチャンネルのスキャンをして、確認出来たチャンネルを選ぶとテレビ番組が視れた。
PX-Q3PE5に問題がないか確認出来た。これではAmaz○nに返品は出来ないな。
「結局BonDriver関係の問題か?またネットで調べるしかねぇな。どうするか」
更にネットで調べると、PT2や3では必要なかったけどレジストリの書き換えが必要だったようだ。
直接レジストリを書き換える手もあるけど、ちょうどダウンロードしたJacky版BonDriverの中にレジストリを書き換えるバッチファイルがあった。
RegisterFiltersフォルダにあるREADME.txtに書かれているように、そこにあるCopyFilters.bat、RegisterFilters.batを順番にを右クリックして表示されるメニューにある「管理者として実行」をしてみた。
これらのファイルは普通にダブルクリックで実行できるけど、「管理者として実行」をしないと有効に実行してくれないから要注意。
それでも上手く初期化が出来なかった。
使うBonDriverをまた3つのバリエーションの中ので入れ替えてみて、結局Jacky版と呼ばれるものでようやく「BonDriverが初期化出来ない」が解決した。
他のバリエーションではどうしても上手く行かず、唯一初期化出来たJacky版を使うことにした。
このバリエーションは各チューナー毎にBonDriverのライブラリファイルを準備することになる。
でも、PX-Q3PE5用に解凍したファイル群に既にそのように分けてあったのでそのままコピーして使った。
ちなみに……
それでもBonDriver_BDA版のでは自分で地デジ、BS/CS用にファイルをコピーして、チューナーボードの機種名やT(地デジ)、S(BS/CS)を入れたファイル名に変更する必要があったが、間違ってないはずなのに上手く動作しなかった。
更にpx4_drv for WinUSB版のもTVTestのフォルダにコピーしてみたけど動作しなかった。
「なんとかBonDriverの初期化まで辿り着いた。とりあえず先に進めるな」
「どう?上手くいってる?」
「ようやくテレビが視れる前段階にまで来た」
「前段階?」
「BonDriverってのの初期化出来ないエラーが解消されたとこまで」
「それにどのくらい時間がかかったの?」
「……5時間くらい?」
「マジか」
これでBonDriverの初期化は出来たけどTVTestでまだテレビ番組は表示されず。
テレビ番組は映らないけど先ずはチャンネルのスキャンだけはしておく。
Jacky版BonDriverを使ってる場合、全8チューナー分のBonDriverがあるから全8チューナー分のチャンネルスキャンを行う必要があり時間がかかった。
px4_drv for WinUSBのであれば各チューナー分がまとまってるから、地デジ、BS/CSの2つの分だけスキャンすれば済むんだけど。
メーカーの視聴・録画アプリ「PLEX TV」では必要がなかったけど、TVTestではチューナーボードにあるカードリーダーからB−CASカードを読むためのライブラリが必要。
radi-sh 版 BonDriver (BDASpecial-IT35)からWinSCard.dllやIT35.dllなどをBonDriver フォルダにコピーする。
カードリーダー用の設定ファイル WinSCard.iniは一部記述を変更する必要があるので、ファイルの中身を見て変更する。
B−CASカードが挿し込まれてるチューナーボードを指定しなければいけないので、その部分を書き換えた。
TunerFriendlyName="PXW3U4 Multi Tuner ISDB-T BDA Filter #0"
を下記の記述に変更。チューナーボードの機種名の部分を書き換えるだけなんだけど。
TunerFriendlyName="PXQ3PE5 Multi Tuner ISDB-T BDA Filter #0"
こういった変更がいくつかの設定ファイルで行う事がある。
でもPX-Q3PE5についてはこの部分を変更するだけで、それ以外は変更する必要はなかった。
PT2や3は他にいくつか変更箇所があったっけ。
これでエラーは出なくなったけどテレビ番組は未だに表示されず。
「これで表示されないだけでテレビのの電波は受信出来てるみたいだし、後は表示させればOKか」
次に表示しない件を解決することに。
PT3のパソコンに保存されてるファイルを見ていて思い出した事があった、MPEG2デコーダをインストールする必要がある事を。
前にインストールしたのをインストールしてみたけど変化無し。
そのインストールしたデコーダはもう17年前のアプリで、古いバージョンのTVTestに使っていたので新しいバージョンのTVTestには使えないんだろう。
ネットで今時のMPEG2デコーダを検索して手当たり次第にインストールしてみたけど、最終的にLAVFilersをインストールするとやっとTVTestでテレビ番組が視れるようになった。
ついでに動画ファイルの再生用に使ってるアプリGOMPLAYERの方でも録画したファイルが再生出来るようになった。
この手のチューナーボードはTVTestでテレビ番組が見えれるようになりさえすればもう大体終わりが見えてくる。
「ようやくこれで一段落付いた。後は録画環境を作ればOKだ」
「お疲れ様。でも、なんでBonDriverってのがなんでいくつもバージョンがあるのよ?一つにまとまってればいいんじゃないの?」
「それはプログラム的な話で、出回ってるのがソースリストっていうプログラムのテキストファイルなんだよね。
それを各自コンパイルっていう処理をして実行プログラムとかライブラリにするんだけど、人によってはソースリストを修正したりしてるんだよね。
で、いくつかあるバージョンの中でBDA版が基本らしくてチューナーボードのメーカーのドライバーを使ってるから、本来はうちの場合BonDriver_BDAを使うのが普通らしい。
でも上手く動いてくれないんで他の二つのドライバーから上手く動作したJacky版を使ってるだけ。これはチューナーボードの大元のメーカーの社員が作ってるかもしれないらしい。
ただ、非公式のチューナーボードのドライバーもあって、その場合はpx4_drv for WinUSBの方を使うのが普通らしい。こっちの方が安定してるとはいわれてるんだけどね」
「ああ、面倒くさいなぁ。なんで安定してるらしいpx4_drv for WinUSBを使わないの?」
「最初にメーカーのを入れてたら非公式のが上手くインストール出来なくてさ」
手が無くはないんだけど面倒なのでとりあえずそのままにしておく。何かあればOSの再インストールからしてもいいんだし。
とか思っていたけど、この後すっかり忘れてまたメーカーのドライバーインストールしてしまった……
これでテレビを見ることが出来るようになったので、一旦TVTestの方はそのままにしておいて録画の方を試す。
使用するアプリはEDCB。
PT3ではTVRockというのを使っていたがアップデートが随分されていないため、今はEDCBが主流らしい。
TVRockは新番組が始まると上の方に新番組がリストアップされて便利だったんですけどね。
EDCBはテレビ番組欄が1週間+1日分連続してるから表示を付けにくいんだろうけど。
アプリの最新版をダウンロードして解凍する。
その後、こちらでもBonDriverが必要なのでTVTestのBonDriverフォルダをそのままEDCBのフォルダにコピーした。
ここからは「パソコンでテレビレコーダーを作る 録画ソフト EDCB導入編 (https://pc-memorandum.com/pc_tv-tuner-3/)」を参考にしてる。
先ずEpgDataCap_Bon.exeを実行して初期設定にする。
EpgDataCap_Bonを起動したらBonDriverは正常に動作してる。
TVTestで動作確認してるので当然動作すると思ってた。
TVTestと同じように地デジ4チューナー、BS/CS4チューナーのチャンネルスキャンを実行……成功。
その後は「パソコンでテレビレコーダーを作る 録画ソフト EDCB導入編」にあるようにTV番組の録画ファイルの保存先、EPGを取得するチャンネルの設定、表示するチャンネルの設定など書いてある設定項目を設定していった。
EPGを取得したり表示するチャンネルの設定が結構面倒。
EPGはメインのチャンネルでいいけど、表示も基本メインのチャンネルで東京MXだけは2も表示するようにしないといけない。
あのチャンネルは2チャンネル並列で流してる時間があるから。
設定を終えて、番組情報を取得を実行して待つことしばし。
その後、同じフォルダにあるEpgTimer.exeを実行すると番組表が表示された。
ただ、文字の大きさや背景色などの設定の問題で見にくいので後で調整する。
こちらも「パソコンでテレビレコーダーを作る 録画ソフト EDCB導入編」にあるように設定を変えていく。
主にチューナーの順番の変更、番組表の表示形式、チャンネルの順番などを変更した。
EPGの自動取得時間の設定はしないで手動で好きなタイミングですることにした。
チューナーの順番はどのチューナーから番組を割り振っていくかに影響するし、番組の表示形式は文字の大きさや各チャンネルの横幅、背景色を変更して分かりやすくした。
この辺りは使いながらまた後で修正すればいいので、とりあえずざっくりと使えるようにしておいた。
「やっぱり番組表の見やすさが重要だよな。文字の大きさもそろそろ老眼が始まりそうだから大きくしたいし、背景色もジャンル毎にすぐ分かって目立つ色にしたい」
「前のはどうだったの?」
「前のTVRockは1日分単位で表示されて、新番組は上の方にリストが出るから各クールの新番組はそこで選んで自動録画設定すれば良かったんだけどね。
EDCBは番組欄から自分で探さないといけないから見逃しそうで怖い」
「何かいい機能はないの?」
「ないみたい……」
とりあえずいかによく録画するジャンルを分かりやすくなるように背景色を決めるか、文字の大きさをギリギリまで大きくするかしか対策はなさそう。
後は何度か確認するくらい……
さて、録画のテストをしていこう。
地デジ、BS/CS各チューナーそれぞれ、チューナー1つ、2つ、3つ、4つと同時録画数を増やしていった。
更に地上波、BSを組み合わせて同時に録画もした。
結果
・チューナー1つだけの録画では特に問題無し
・BS/CSでは4チャンネル同時録画でもほぼドロップがない。出ても1桁程度。
※ドロップ……データの取りこぼし?ブロックノイズが入る。場合によっては再生が止まる。
・地デジは何かしらの条件でドロップが多数出る。10000以上も出る時がある。
流石に3桁、4桁ドロップが出ると使いものにならない。
ドロップが出る条件を調べるために、地デジで2チャンネルずつ組み合わせを変えてみたら特定の組み合わせでドロップが出ることが分かった。
このチューナーボードはデバイスドライバの表示を見てみると分かるが、地デジチューナー×2とBS/CSチューナー×2の構成が2系統ある。
これが同じ系統の方の地デジチューナー2つが同じ時間帯での録画が重なるとドロップが発生するする。
別の組の2つのどちらかと重なる分には発生しない。
例 チューナー 系統0 D0-0、D0-1、系統1 D1-0、D1-1
・D0-0とD0-1、D1-0とD1-1を同じ時間帯で使用するとドロップが発生
・D0-0とD1-0、D0-0とD1-1、D0-1とD1-0、D0-1とD1-1の場合はドロップが発生しない。
ただし、3チャンネル4チャンネルと同時に録画する場合、ドロップが発生する組み合わせが必ず出来てしまう。
結局何度も試したが変わらず。アンテナケーブルを変えたり分波器をなしにしても変化はなかった。
本番で使うパソコンだと状況が変わるかもしれないので、とりあえずそのままに。
ダメならPT3を一緒に組み込んで録画するようにすれば問題になる組み合わせにしないで済むようになるはず。
その後もしばらく録画のテストを行ったけど特に変わりはなかった。
「録画の方はどう?」
「BS/CSの録画はあんまり問題ないけど、地デジはちょっとまずいかも」
「どんな風に?」
「2チャンネルしか同時録画出来ないかも。3チャンネル同時録画すると1チャンネルは上手く録画出来ない」
「2チャンネルじゃ足りないんじゃない?」
「そうなんだよな。古いチューナーボードを1枚取り付けるしかないかなぁ」
「壊れるかもしれないんじゃない?」
「それもあるんだよな、もう7年以上使ってるし」




