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19 プラントボールVS金色猿

今、夜空は一部の記憶が転送の影響で消えています。


そして、ボス戦です。

どうぞご覧あれ。


 くぅ、ふぁ~後五分だけ~。


 ツンツン


 後五分だけ。


 ツンツンツンツン


 五分だけって言ってるだろ!!たった五分!!


 ブスッ


 んん!?!?


 いってぇぇえーー!??!


「クワァア!」


 あ、ダンジョンにいたんだった。忘れてた。

 テヘペロ!


「クワァ~」


 無視するなよ~、とでも言っているのかこのダチョウモドキは。


「クワァクワァ!」


 笑ってんのか!このヤロー!


 いや待てよ俺。相手は魔物だぞ?

 何、普通に喋ってんだよ。


「クワァ~クワァ~」


 何々?トイレしに行って戻ったらお父さんとお母さんがいなくなってたって?

 勿論、適当に言っただけである。


『迷子?』


 何、ダンジョンの魔物に念話使ってんだよって?

 こいつ、俺になついてるみたいなんだよな。普通の魔物だったら見つけた瞬間、殺しにかかってくるじゃん。


「クワァ」


 頭を左右に振るダチョウモドキ。


 どうやら迷子ではないらしい。っち、俺のカンが外れたか!


『一緒に来るか?』


「クワァー」


 ダチョウモドキは頭を上下に動かした。

 一緒に来るって事で良いんだな。

 よし!俺の異世界生活、初のパートナーだ!


 いやー、一人は寂しくてね~。

 孤独死しちゃいそうになるんだよね~。


 兎じゃないぜ植物だぜ!


「クワァ!」


 俺の背中に乗れって?良いのか?こう見えても重いんだぜ俺。


「クワァー!」


 余裕?軽い軽い?期待させんなって?

 ダチョウモドキ、このヤロー!


『階段か扉か何かあるはずだから』


「クワァ!(巨大な扉ならさっき見つけた)」


 ん?何か聞こえたような。

 幻聴?それとも俺のカンが進化したのか。


「クワァー(じゃあ扉の方に行くね)」


 お、おう。

 やべぇ、俺、疲れてんのかな。


 疲れてるわな!罠に引っ掛かってんだもん!

 全く、笑えるよな!一人でダンジョンに挑戦しに行ったら罠に引っ掛かって、気付いたらダチョウモドキにつつかれてて、そして、ダチョウモドキの声が聞こえるようになったと。


 それにしてもこいつ、滅茶苦茶ふかふかやんけー!羽毛布団よりふかふかで気持ちええやんけー!


「クワァ(ついたよ)」


 もう気にしない。これが普通、聞こえるのが当たり前。


『あ、ありがとう』


 あれ?今、気づいたんだけどさ、壁の色、変わってない?白よりの茶色から黒よりの茶色に変わってるよね。


 何でだろ、不思議だなー。


 まあ何でもいいや、扉開けま……すか。


 扉、大きくなってね?

 気のせいかな?あはは。


 蔓を伸ばして、力を蔓全身に入れて前に押す!

 ふぬぬ!!ふんがぁー!!


 おぁあ!!開けー!!


 はぁはぁ。

 開かない!?何で!?どうして!?


「クワァ?(手伝おっか)」


『助かるよ』


 ダチョウモドキは頭を扉に当てて前に押す感じ。


 いくぞぉ!!


 いっせーの!!ふんぬぬ!!!


 ゴゴゴゴ!

 ガタンッ!


 うん、重すぎ。少し蔓先グキっていったし。

 いってー!


 今回のボス部屋のボスはどなたかな~?


 ボス部屋に居たのは金色の毛の猿だった。

 大きさはダチョウモドキ位かな。


『ダチョモド、戦う準備は出来てるか?』


「クワァ!(いつでもいける)」


 それじゃあいきますか!


 ボス部屋に入った瞬間。


「ウーキィィ!!」


 金色の毛を逆立ててこちらに向かってくる金色猿!


 『猛毒生成』


 猛毒生成で毒溜まりを作る。


 毒溜まりに気づいていない!


「ウキィィ!」


 もう少し、よし!今だ!


 『石生成(ストーンクリエイト)


 でかめの石を創り出す。


「ウキィィ!?」


 ザッパーン!


 ジュワジュワッ!


 石に躓いて転んだ金色猿は前にあった毒溜まりにダイブすることになった。


 猛毒の液体が跳ねるから、然り気無く後ろに下がっていたのだ。


「ウッキィィーー!」


顔の皮膚が焼け爛れている金色猿は物凄く怒っている。


 『鋭利』オン


 『クイック』発動


 行くぜぇ!お猿さんよぉお!!


 猿の目の前まで近づいた。


 『真蔓の鞭』


 これで終わりだぁ!


 俺の蔓は金色猿の首に降り下ろされた。


「ウキィイ!!」


 バシュッ!


 ポタッポタッ


 ぇええ!?この猿、掴みやがった!!


 かなり手に蔓がめり込んでるし、血がポタポタ滴り落ちてるよ?


「ウキイィッ!」


 ブチッ


 うがぁ!?あぁ!!千切りやがったなこの猿野郎!


 蔓、生やせるけど、普通に腕、もがれた位痛いんやぞ!!


「ウキィィ?」


 ゴンッ!ゴンッ!


 え?何で自分殴ってんの?


「ウキィィ!」


 ゴンッ!ゴンッ!ゴンッ!


 ゴキッ


 うぉ!凄い音なったよ?大丈夫?


 あ!そうか、状態異常攻撃か!

 状態異常の"混乱"か!


 今の内に攻撃しておこう!


 『真蔓の鞭』


 ズパッ


 金色猿の左腕が取れちゃった!!力入れすぎたかなー?


「ウッキィッキィイ!!」


 今度は自分の右腕を食い始めたぞ。


 これは"飢餓"だな。


 あまり苦しめるのもアレだし、首を切って終わらせよう。


 『クイック』


 速度を上げてから。


 『真蔓の鞭』


 ザクッ


 ゴトンッ

 ゴロゴロッ


 首、切ったんだけど、まだ腕に噛みついたままだ。


《レベルが22から29に上がりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『鋭利LV8』が『鋭利LV9』になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『猛毒生成LV3』が『猛毒生成LV4』になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『クイックLV4』が『クイックLV5』になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『状態異常攻撃LV3』が『状態異常攻撃LV4』になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『真蔓の鞭LV2』が『真蔓の鞭LV3』になりました》

《スキルポイントを獲得しました》


 結構上がったな。真蔓の鞭を受け止めたヤツだからなー。



 それにしてもこの金色の毛、綺麗だな。


 アイテムボックスは死体でも収納できるのか?


 『アイテムボックス』


 普通に入った、便利だなー!


「クワァ(箱があるよ)」


 宝箱だな。今度は何かなー。


 『ウララノカの装備一式:ウララノカの素材で作られた物。魔法攻撃、物理攻撃の威力を減少させる。貴重な一式』


 『魔法の書:読む人の魔力量によって内容が変わる。魔法の使い手が居ないと宝物庫に眠ることになる』


 『炎竜の杖:炎竜の骨と皮で作られた素晴らしい一品。ずっと持っていても手を痛めることがないのは炎竜の皮のおかげ』


 入ってたのはこの三品だ。


 魔法の書以外は必要ない気がする。装備着れないし、杖掴みにくいし。


 本なら読める。まあ、全部アイテムボックスに入れるんだけどね!


 『アイテムボックス』


 よし、入った入った!


《熟練度が一定に達しました。スキル『アイテムボックスLV1』が『アイテムボックスLV2』になりました》


 上がったぁー!


 よし、扉開けますか!


 またいっせーので行くよ?


 いつでも大丈夫って顔してんな。


 じゃあいくぞ!いっせーの!!


 ゴゴゴゴ!

 ガタンッ!


 うん、開いたな。

 なれると軽いな。

 嘘です、こいつがだいたい押してました。

 そんな睨むなよ。てか何こいつ、俺の心読んでんの?


 読めるわけないか!はは!そうさ、読めるわけない!

 

 まあ。

 それは一旦、ボス部屋に置いといてと。


『また乗せてくれる?』

「クワァ!(全然いいよ)」


 よし、楽して進める!あー勝手に景色が進む~。楽チン!楽チン!





夜空 ランクD

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プラントボール LV29

ステータス

HP:920/920(70up)

MP:740/740(60up)

SP:540/540(15up)

攻撃能力:540(50up)

防御能力:530(50up)

魔法能力:320(15up)

速度能力:530(50up)

抵抗能力:340(15up)

スキル

「真蔓の鞭LV3(1up)」「草の音色LV4」「痺れ粉LV3」「腐蝕苔LV1」「鑑定LV3」「硬化LV8」「水泳LV2」「念話LV2」「鋭利LV9(1up)」「状態異常耐性LV1」「猛毒生成LV4(1up)」「隠密LV3」「クイックLV5(1up)」「状態異常攻撃LV4(1up)」「アイテムボックスLV2(1up)」

魔法

「植物魔法LV1」「土魔法LV2」「回復魔法LV1」「水魔法LV3」「封印魔法LV2」

スキルポイント:1200

称号「雑草魂」「人族殺し」「突然変異」「可能性」「状態異常マスター」「異物を吸収する者」「強靭な蔓」

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ダチョウモドキ ランクC-

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ゲールオストリッチ LV37

ステータス

HP:850/850

MP:800/800

SP:950/950

攻撃能力:700

防御能力:900

魔法能力:650

速度能力:1000

抵抗能力:930

スキル

「加速LV6」「クイックLV5」「感知LV1」「脚力強化LV7」「刃羽LV6」「隠密LV5」「爪撃LV7」

魔法

「風魔法LV4」「土魔法LV4」

スキルポイント:3000

称号「同族殺し」「大地を駆け巡る者」「裏切り者」「反逆者」「ボス」「鋼羽」

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