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024●とおい思い出
ーソレイユ、なんか、ぼっ〜としてるよ。どうしたのよ?
ーうんにゃあ、なんでもないよ・・・。
ーは、は〜ん、だれかいい人いるんでしょ?だれ、だれ?!
ーえっ〜、ソレイユに好きな人があ?おお〜い、みんなあ、たいへんだあ!
ーちょっ、ちょっと、まって!!なに、かってなことを〜!
ー全員、集合!番号!
ー1!
ー2!
ー3!
ー4!ふぅ〜、また、これやるのお?12まで?もう、全員そろってるよ〜!
ールシファーもきてるよお!
ーとうぜんだ。わたしも知りたい!
ーで、どうなのよ?
ーたいしたことではない!・・・ちょっとだけ・・・とおい昔を思い出していただけ。・・・ローレンスのことを、ほんのちょっとだけ・・・。
ーあっ・・・・あの人のこと・・・。
ーそう、だから、なんでもないの。
ごめんね、という言葉とともに、
皆が次々とソレイユの世界線の実体空間に転移してくる。
真顔で真剣な眼差しで。
永遠に近い存在、アークエンジェル。
だが、彼女たちは真に永遠なのだろうか。
もし、永遠という言葉を使うとするならば
・・・・思い出は永遠である。その記憶を有する者にとって。




