Part4「Still Love Her」
一種の先祖返りだった。
ロゼに力を与えられたものは、その相性などで動植物の能力を発現する。
ところがこの「はぐれアマッドネス」は「恐竜」の能力を得ていた。
当時でも当然絶滅していた「怪物」たち。
故にロゼは忌み嫌い、下剋上をむしろいい機会とばかしに打倒した。
その際に自身にこの力を戻さないほど嫌っていた。
「ふん。あれが話に聞くミュスアシの戦乙女。その末裔……いや、転生か?」
その様子を高所から見ていたものがいる。
「彼」……栗生は冷酷な笑みを浮かべる。
「ま、テゴののろまじゃ一人たおせりゃ上出来か。殺されるだけだ」
長い年月の封印をともに耐えた同胞なのに、あっさりと見捨てていた。
「だが疲れさせるくらいはできるだろう。そこに当ててやれば下級のアマッドネスでも戦乙女どもを仕留められるだろうさ」
栗生は戦況を見守り続ける。
タイミングを見て「投入」するために。
「そうよ。この姿故にわれらは同胞にすら忌み嫌われたはぐれもの。だが構わぬ。この姿は強さの証。むしろ誇りだ」
草食恐竜のはずなのに、禍々しく見えた。
「六武衆さえ手を焼いたこの鎧の体。貴様らに倒せるか?」
「倒してやるわっ。キャストオフ!」
セーラもセーラー服を飛び散らせて、攻撃型の姿である体操着姿のヴァルキリアフォームへと転ずる。
「まずは一発っ!」
画面めがけて右の拳を繰り出す。ところがまるで鉄扉を叩いたかのような感触。
「いったぁーいっ」
戦闘中だというのに女の子そのものの甘い悲鳴を上げてしまうセーラ。
「な、なんて硬さよっ」
「今度はこちらの番だ。食らえ」
宣告するとスピードはないが重量級の突進。
「きゃあっ」
思わずよけてしまう三人。
だがジャンスは抜け目ない。
「キャストオフ」
手にした二色の弓をピンクの部分と黒い部分で分断する。
それが「スイッチ」だ。
ジャンパースカートの制服姿から、メイド服のヴァルキリアフォームへと転じる。
同時に武器も変わる。分れた弓がピンクのオートマチック拳銃。黒いリボルバーへと。
それを狙いもそこそこに背中めがけて乱射する。だが
「くくく。なにかしたのか?」
アマッドネス特有のエフェクトをかけたようなくぐもった声であざ笑うステゴアマッドネス。
「こ、こいつ。やっぱり装甲が硬い」
銃弾が通じない相手。青ざめるジャンス。
「それなら通じる攻撃をするまで。お退きなさい」
ブレイザが出た。
硬い皮膚。もはや「生体甲冑」とでも呼びたいそれの「隙間」めがけて突きを見舞う。
だがいくら鈍重でもそうやすやすとは突きなど食らわせれない、
「ああもう。いらいらする。あたしがやるわっ」
セーラがいつの間にか怪力のマーメイドフォームへと転じていた。
「ふん。その様子じゃ殴ってダメだから投げ飛ばそうという魂胆でしょう。単細胞が」
「あーっ? それをわざわざ言う?」
険悪なムードが漂い始める。
「仲間割れか? 笑わせる」
ステゴアマッドネスの嘲笑もいがみ合う二人には聞こえていない。
「続きはあの世でしろ」
ステゴアマッドネスは再び突進する。
直前で飛び上り、回転しながら背中の突起で切り付ける。
まさに絶体絶命。だがそこに飛び込む黒い影。
「危ない。セーラ様」
使い魔のキャロルがその体を「盾」に変化させて防いだ。
「た、助かったわ。キャロル」
はじかれたステゴはタイヤのように回転しながら間合いを取る。
背中の突起は高速回転ゆえか地面を深くは切り裂かないが、それでも轍を作る。
攻防一体と言えた。
「どうすれば……」
「あなたは引っ込んでなさい。同じ膂力ならわたくしが斬馬刀で奴を切り裂いてやりますわ」
「二人とも! いい加減にしてくださいっ」
腹黒とはいえどいつも穏やかなジャンスが珍しく怒鳴った。
「奴を倒すために協力する場面であり、奴を倒す競争をする場面じゃないでしょう」
「で、でも」
「あたしたちがやられないにしても、こいつらを野放しにしとけば犠牲者は増える一方ですよっ!」
(はっ!?)
「ふっ。今の心は消し飛び、自分が何をしてるかもわからぬままになるかな」
こともあろうに目の前のこの敵の言葉がよみがえる。
セーラはそれはまりあたちを奴隷女にして、意のままにすると解釈した。
「そうね……せっかくできた友達。こんな奴に好きにさせたりはしないわ」
「ええ。わたくしもまだまだあすかさんと手合せしたいし、詩穂理さんと教養あるお話もしたいですわ」
「だから力を合わせて戦いましょう」
三人はここで薫子が自分たちを女子として送り込んだか正確に理解した。
わずかな期間とはいえど女子として暮らし、その本能的に持ち合わせている「慈しみの心」を引き出してほしいと。
そして和を尊ぶその性質も。
「一時休戦よ。ブレイザ」
「ええ。とりあえずは奴を」
「倒さないと」
とはいえどこの硬い体と、背中の突起物による攻撃。なかなかの難敵だった。
「狙うとしたら腹部。さすがにあそこにまでは生体甲冑はない様子。しかし」
「そうね。嫌になるわ。ああやって丸まられたらお腹も目も弱点をみんな隠されちゃう」
(目?)
セーラの何気ない一言でジャンスは閃いた。
(ああやって回転しているのだから当然まともには見えない。ましや目もその内側にしている。しかしそれは攻撃終了後に確認が必要ということ。当然安全圏でするでしょうけどそこに油断が生じる。ましてや奴はあたしたちの能力を知らない)
ジャンスはピンクのオートマチックをまっすぐに引き伸ばした。
セーラはそれを見て赤いガントレットを叩いた。
ブレイザの体と刀が大きくなっていく。
「ミンチにしてくれるわ」
背中の突起が丸鋸を思わせるように襲い来る。
三人の戦乙女は分散して躱した。
タイヤのように回転していたステゴアマッドネスは、視認のためはるか先で二本足で立つ。
「ちっ。さすがにばらばらになったか。逆に言えば協力して戦うなんて真似も出来まい。一人ずつ確実に……!?」
拳の戦乙女も剣の戦乙女も見当たらない。
しかし射抜く戦乙女がその姿を変えて待ち構えていた。
しかし取りついた現代人。手越凱が「狙撃」をイメージした。
「ちっ」
とっさに伏せて生体甲冑のない腹部を隠す。
「そんなまねもできるのか? それならこの状態でやってやるわ。スピードは落ちても……なんだ。我の下に誰かが」
弱点の腹部を地面に向けて攻撃をかわしたはずだった。
ところがそれを下から触るものがいる。
それを確認する。レオタード姿の少女。
「はぁい。お邪魔してるわよ」
「き、貴様、いつの間にっ!?」
ジャンスの狙撃にあわてたときにはすでにセーラ・フェアリーフォームは空に舞っていた。
そして伏せたときに潜り込んでいたのだ。
ジャンスがフォームチェンジするのを察して、次の一手に移っていた。
そしてさらにブレイザも「さらに次」のために姿を変えていた。
「それじゃそろそろ」
左の青いガントレットを叩くとセーラの姿が変わる。一瞬だけ体操着姿になったと思ったら今度はスクール水着姿だ。
「むんっ」
寝たままの状態からのリフトアップ。
かなり無理のある体勢。しかしセーラ・マーメイドフォームならできる。
重量挙げ選手のように体勢を整えて、高々とステゴアマッドネスをその怪力で持ち上げた。
「バカめ。この程度の高さから我の脳天を地面にたたきつけてもなんともないわ」
「ええ。でも、その鋭い突起はどうかしら」
「?」
「えーい」
背中から地面にたたきつけた。
武器となったその突起が地面に深く突き刺さる。
「ぐああっ。ぬ、抜けんっ」
まるで昆虫採集の標本である。
太陽に腹部をさらしていたまま、身動きが取れなくなっていた。
「今よ。ブレイザ」
合図を送る。序盤とは段違いの連携だ。
「承知!」
ブレイザ・ガイアフォームが斬馬刀・ブレイザブレードを担ぎつつ飛び上る。
そしてまさにギロチンのように振り下ろす。
「豪刀破砕」(ギロチンクラッシュ)
とっさに腹部で両手をクロスさせてガードする。
だがそれごと力任せにブレイザの斬馬刀が「切腹」させた。
「ぎゃあああーっ」
腹部を裂かれたステゴアマッドネスの断末魔。
爆発して果てた。
その爆発をたまたまグラウンドにいた四人の少年がしる。
「何だ?」
「爆発?」
「部室錬のほうだな。けどガスどころか電気コンロも使えないのに爆発するか?」
「行ってみよう。女の子が怪我していたら大変だ」
駆け出す恭兵。続く裕生。大樹。
「あ。まってよう」
彼らを追いかける優介。
「あっ。優介」
教室で掃除当番をしていたまりあが、窓で黒板消しの粉を飛ばしていたらたまたま見つけた。
「あ。キョウ君もいるね。やだなぁ。また水木君に追っかけられてるの?」
優介が「男の尻」を追いかけるのは日常茶飯事だった。
「ちょうどいいわ。掃除ももう終わったし、一緒に帰ろうっと」
「まぁゴミ集積所も近いですし、ヒロくんに待っててもらって」
「ゴミだしに行ってそのまま大ちゃんたちと」
この時に動かなければ、あの惨劇は起きずに済んだのだが……
「けほっけほっ」
軽いセーラの咳払い。
「大丈夫ですか? セーラさん」
まるで心配している様子のないジャンスの口調。
「平気よ。ちょっと爆心に近くて煙を吸っちゃったけど、エンジェルフォームだから防御はばっちり」
セーラの足元には元・手越の少女が全裸で横たわっていた。
「ふう。まさか恐竜相手に戦うとは思いもしませんでしたわ」
「ほんと。疲れましたね」
これはお得意のお惚けではなく本音のジャンス。
「おい。大丈夫か?」
声は恭兵だ。裕生。大樹。優介が駆けつけてきた。
「あ。火野君。うん。平気」
「何があった?」
尋ねる裕生に答えあぐねる聖奈。
「あ、えーとぉ」
返答に詰まるセーラ。
「見ろ」
大樹がいつものように短くいう。そこには全裸の少女が横たわっていた。
「まさかこれ? 君たちが?」
恭兵の問いに答えられない。それはそうだ。
確かに彼女たちが手越凱をこの姿にした。
(な、なんて説明しよう?)
三人とも疲れもあり考えがうまくまとまらない。
そして精神的にも余裕がなくなり、思わず揃ってよろめく。
「おっと」
それを反射的に恭平が支えた。胸を合わせて聖奈と抱き合う形になる。
「大丈夫か?」
軽々と麗華を「お姫様抱っこ」してしまう裕生。
伊達に鍛えていない。
「あ、あのー。助けてもらってなんだけど……ちょっと手の位置が」
ふらついた順子を支えた大樹の手の位置はちょうど胸元。
「あー。ずっるい。ぼくだって火野君とハグしたいよ」
優介が文句を言うと聖奈の手を取り引き離しにかかる。
ガタン。何かプラスチックの大きな容器を落とした音がした。
振り返るとそれはゴミ箱だった。
そして呆然としているまりあ。詩穂理。なぎさ。美鈴。
「ゆ……優介? 優介が他の女の子の手を……」
「え?」
まりあがつぶやく通り、優介は聖奈の手を両手でつかんでいる。
引き離そうとしているが、見ようによっては自分の元に引き寄せようとしている風に見える。
「わたしだってめったにないのに……転校生の聖奈さんがあっさりと」
「ち、違う。これは誤解よ。まりあさん」
「何が誤解だ。聖奈。抱き合っているじゃないか」
もっと深刻な『ラブシーン』を目撃したなぎさは怒りに打ち震えていた。
「まさか転校して一週間にもならないあんたがキョウ君とそんな風に」
「だから誤解なのよ。これも」
二人は聞く耳を持たなかった。
なぎさは怒り続け、まりあは放心状態だった。
そしてその災厄は聖奈だけではない。
「ヒロくん……糸井さんのことを……抱きあげて」
「し、詩穂理さんっ。あなたまでそんな誤解をっ」
裕生は女子を助けるときはお姫様抱っこになる癖がある。
それを承知しているはずの詩穂理だが、それでもこの密着は衝撃的だった。
「大ちゃん……順子ちゃんのお胸を……」
もろに触っている。そして順子も嫌がっている素振りがない。助けられただけだからだ。
しかし美鈴にしたらそれは衝撃的な光景だった。
「あのー。美鈴さん。これはちょっとわけがあるのよ? ほら。あたしって彼がいるの覚えている?」
彼氏設定を持ち出す順子だが美鈴には聞こえていない。
「くくくく。悔しいか。お前ら」
いつの間にか現れた少年が不敵に笑う。
「お前はっ!?」「生徒会役員の」「栗生翠っ!」
戦乙女たちは少年たちから離れた。
はぐれアマッドネスの重要容疑者が目の前に現れたのだ。臨戦態勢だ。
「答えなさい。あなたはアマッドネスですの?」
単刀直入に麗華が聞いた。
「ああ。そうだよ」
なんとあっさり拝呈した。
「なるほど。さっきのステゴザウルス同様に、単独であたしたちを倒せる自信があるわけね」
ましてや三人の戦乙女は疲弊している。強襲は当然だ。
「あるとも。だが私が相手をするまでもない」
栗生は飛びのきながら指を鳴らす。
まりあたち四人が硬直した。
それに対して
「さぁ。目覚めろ。我らのために働けることを光栄に思え」
生徒会役員。栗生が「指図」をする。
「うぐっ」
突如としてまりあがうめき声をあげ、顔を押さえてその場にうずくまった。
いや。彼女だけではない。
その場に来たなぎさ。詩穂理。美鈴もだ。
そろって苦しみ、苦悶の表情をしている。
まるで内なる何かと闘っているかのようだ。
そしてそれは「劣勢」を感じさせた。
「ちょ、ちょっと? まりあさん。みんな? 大丈夫?……」
心配した聖奈、いや。セーラだが「あの感触」を感じ取った。
「こんな時にも別口が?」
麗華ではなくブレイザとしていう。
「残り二体のアマッドネス……い、いや。違うっ」
珍しく狼狽した声をあげる順子ならぬジャンス。
その視線の先はうずくまる少女たち。
いつの間にか少女たちの表情は「苦悶」から「薄笑い」へと変わっていた。
まるで心を奪われたかのような変貌。
そして心だけでなく、肉体も変化し始めていた。
まりあの顔に当てられた手の指がカギ爪へと変化していた。
半袖のスクールブラウスからむき出しの白く細い腕が、茶褐色の羽毛に覆われていく。
手をはずすとその柔らかそうな唇が硬質化し、とがって突き出されつつ大きくなって「鳥のくちばし」を形成していった。
大きな目が猛禽のそれへ変貌する。
ローファーを突き破り前方に三本。踵の位置に一本と合計四本のカギ爪とまるっきり鳥の足。
背中が盛り上がったと思ったらブラウスとベストを突き破り、羽毛と同じ色の翼が出現した。
なぎさの着衣がいきなり背中から裂けて前に落ちた。
生まれたままの姿ではない。
その柔肌を無数の鱗が覆っている。
背中には「背びれ」が。これが制服を切り裂いたのだ。
手首からひれが生えた。
脚はダイバーの使うフィンのようであり、魚の尾びれのようでもある。
その目が文字通りの魚眼と化し、口が大きく裂けた。
詩穂理の長い黒髪を突き破り、こめかみから巨大な角が真横に生える。
そのせいでトレードマークの眼鏡が壊れて、かろうじて片側の右耳に引っかかっている状態。
もう一つのトレードマークの胸は肥大化。明らかに人のそれではない。
スカートの下から細い尻尾が現れうねる。
白い手足が黒い獣毛に覆われていく。
靴ではなく「蹄」で地面を踏みしめていた。
いや。それどころか右手にも蹄がある。手首から先が牛の足だ。
その目はほとんどが黒目が占めていた。
美鈴の額を突き破り二本の触角が飛び出す。
同時に両目が飛び出て分裂を開始して、あっという間に巨大な複眼になる。
口も大きく変化して、顎が左右に分かれた肉食昆虫のそれになる。
ショートカットの髪が硬質化し、ヘルメットのようになる。
それがオレンジ色に染まり、黒い七つの斑点が浮き上がる。
四肢は少女のままだが、脇腹がうごめいていたと思ったら衣類を突き破り、おぞましい一対の蟲の足が出現する。
肩口から薄い翅が飛び出した。
「ま、まさかっ? そんなっ!? あなたたちがっ!!」
言葉もなかった戦乙女たち。
2年D組に編入され、高石聖奈として彼女たちとクラスメイトになったセーラがうめくように言う。
ブレイザやジャンスも少しだが親交があり、その彼女たちの『変身』を呆然と見ていた。
「信じられない」という思いが彼女たちを硬直させる。
わずかに人の部分を残していた顔の上半分。。
それも茶褐色の翼を大きく広げた瞬間に一気に鳥の物になり、体が大きく膨れ上がり着衣をすべてぼろ布に変えた。
全身を羽毛に包まれ、胸のふくらみ以外は少女の名残がない。
甲高い『鳥の鳴き声』をあげるまりあだった存在
エラが生成されると同時に顔もうろこでおおわれ、ポニーテールも背びれの一部に。
こちらも肉体が肥大化して身長……むしろ『体長』が180にまでなる。
トビウオが元のはずだが、ところどころにミノカサゴを思わせるとげがある。
陸上部所属だが泳ぐ方が好きだったなぎさは半漁人へと。
顔もすべて獣の毛でおおわれると「ぶもぉーっ」と牛そのものの鳴き声を上げる。
平均よりやや低い身長。そして体格だったそれが大きく膨れ上がり衣類を引き裂く。
黒い獣毛に覆われ顔つきも牛そのものに。
才媛と呼ばれていた詩穂理が元とは思えないほどに、知性を感じさせない荒い鼻息。
翅を震わせると一気に美鈴の変化が進む。
彼女だけは昆虫型ゆえかさほど巨大化せず。
しかし関節のほとんどが蟲そのものに。
両手……いや。「四本の腕」や両足も蟲のそれになり、着衣が裂けた「裸身」も甲虫そのものに。
「とりつかれていたの……貴女達たちが?」
呆然とするセーラ。
クラスメイトとしてよくしてくれた少女たちと闘うなんて。
暗澹たる気分だった。
学園のアイドルとまで呼ばれた美少女『高嶺まりあ』は醜い鷹の化け物に。
泳ぐのが好きだった「綾瀬なぎさ」は、その思い故か水中をテリトリーとするトビウオの怪人に。
読書家だった「槙原詩穂理」は正反対の荒っぽい印象の二足歩行の水牛……アジアバッファローのモンスターへ。
小柄な少女「南野美鈴」は、超巨大なテントウムシの異形へとなってしまった。
四人の少女はアマッドネス怪人へと堕ちていたのだ。




