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第弐話~翼ある大地~


 ワープ回路

ぐるぐる回る世界

 いま、自分がどこにいるかさえわからない

 そんな空間が永遠と続いていく

 今は、何をしているんだろうか

 そんな空間にもようやく終わりが来た

 光と共に少年と少女が姿をあらわす

アキ「うぇ~(吐)」

 アキが具合悪そうにしている

 レイはまるで平気な様子

レイ「まだ、慣れないのか?」

 アキがまだ具合悪そうに

アキ「だって、久々なんだよ!それに、少しは可愛いところを――――」

 確かにそうかもしれない、

レイ「そうだ。これを着ていくんだ。」

 レイがコートの中から、色々と出す

 どうやら、変装道具のようだ

アキ「別に平気なんじゃない?」

レイ「念のため。一応、君は追われてる身なんだよ。わかっているの?」

 アキが頬を膨らませている

アキ「だってぇ~。」

 その頬を指で押しながら

レイ「また、あそこに戻りたいの?」

 その言葉にアキの顔が青ざめていく

 どうやら、よほど酷いめにあったらしい

 いや、その場にいたのだから、わからないこともないのだが・・・

アキ「うっ・・・わかったよ、わかりましたよ、着替えればいいんでしょ!」

 帽子で髪を隠す

 まるで、男の子のような格好になる

レイ「似合ってるよ、アキ。」

 かつてのレイならばこんな台詞をまともにいえないだろう

 はにかみながら言うのが、関の山だ。

 だが、その面影はない

アキ「(M)最近、蒼真に似てきたわね。類は友を呼ぶとでもいうのかな?」

 アキは少し顔を赤らめながらうなづく

レイ「と、それどころじゃないみたいだぞ。」

 辺りに響く轟音

 辺りは岸壁になっている

 正面のみに集中していれば、敵を見失うことはない

アキ「みたいね。」

 アキがそれにうなづく

 アキも正面のみを気にする

 洞窟の最奥

 つまりは、正面からしか普通はこないのだ

 二人は、正面にのみ結界を張る

 近づけば、気配によりわかるのだ

 いかにインビシブルを使おうが、ステルスを使おうが関係ない

 二人にとっては。

アキ「まだ、来ないね。」

 アキの結界は、円状にして、半径50m程度

 レイの結界は円状にして、半径100m弱

 だが、卵形にすれば、正面だけなら

 2~4倍にはなる

 音では判断できない

 いかに、蝙蝠並みの音を理解できるレイでも

 これだけ反響しているとうまく察知できないのだ

レイ「いや・・・そろそろ来る。」

 音でわかるのは、この程度のレベルだ

アキ「・・・いっそのこと、逃げちゃいますか?」

 アキが冗談半分に言う

 確かに、この状況なら、先に進むのもありだ

 だが、ここは、ダンジョンではない。

 魔物が下手に外に出たら、それこそ、甚大な被害が予想される

レイ「いや、ここで倒しておいたほうがいい。被害は最小限の法がいいですから。」

 アキは少し考えるが、

 笑顔になり

アキ「そうだね。町のみんなにはうらみはないんだから・・・」

 二人の緊張が一気に強くなる

 壁が崩れたのだ

しかも、真後ろの壁が

 そこから、金属が飛び出してくる

レイ「離れろ!」

 アキに言葉を発するとほぼ同時に

 レイのマントが、敵の前に壁となり現れる

アキ「うっ、うん!」

 アキも後ろに飛ぶと同時に言葉を発する

 敵の剣が壁になっているマンとを切り裂く

 マントは、血となって、辺りに浸透する

レイ「不意打ちなんて、卑怯だよ。」

 レイが手と手を自分の前であわせる

 そして、地面に手を置く

 淡い光が辺りに満ちる

 それと同時に敵の周りの地面から、

 赤い突起が無数に表れる

機械兵「兵は拙速を尊ぶ。だまし討ちも立派な戦略です。」

 機械兵の周りに現れた突起が機械兵にあたる前に

 すべて破壊される

アキ「あの量を一瞬で!?」

 アキは少し驚く

レイ「なるほど、あんたは、魔道兵器。魔力により生命を与えられた機械、ですね。ですが、なぜ・・・ここにいるのですか?」

 不思議がっているようだ

 ここは、ウィリィ、翼ある国

 魔道機械兵は、南の大陸の産物

 或いは、トライムーンの産物

 浮遊しているこの国にいるわけはないのだ

機械兵「我はわが主のためにここにいる。侵入者を抹殺するためにな。」

 機械兵の腕には刃がついている

 刃は、金属ではないようだ

 魔道兵器独特の刃

 つまり、魔力により形成される刃

レイ「アキは下がっていて。」

 レイがアキに制止を差し伸べる

アキ「いやだ!私は、ここでなら・・・」

 アキが制止を振りほどき、レイのとなりに行く

 ウィリィでは、翼は通常の何倍もの力を出せる

 ここには、翼専用の結界が張られている

レイ「忘れたの?ここでは、僕もベストな力を出せるんだよ。」

 翼専用の結界。

 だが、レイにとっても最大限力を引き出せる

アキ「でも・・・」

 いや、引き出せるんじゃない

レイ「大丈夫、ここでは、変化しないから。」

 変化することがないから、

 本当の力を開放できる。

 レイのままで、真紅の剣舞を扱える

 ほぼ、完璧に

 正確に言えば、変化するのが鈍るだけだが

アキ「・・・わかったよ、ここは、レイに任せるよ。」

 アキが仕方がなさそうにうなづく

 それを見ると、レイの防御壁が消え去る

 その反動で、敵はバランスを崩す

 レイは、その瞬間を見逃すはずがない

レイ「待たせたね。ここからは、僕が本気でお相手するよ。ただし、本気まで行く前に君が倒れたら知らないけど。」

 裏のような力が満ちる

 だが、邪悪な気配は感じられない

 アキは安心して見守っている

機械兵「面白いことを言う。だが、貴様の力を見せてもらおうじゃないか。」

 魔力が―――源素が辺りに充満する

 目に見えるほどの高圧の源素が集中している

アキ「(M)すごい、これが、あの機械に内蔵されている魔力―――」

 ちょっとでもくずれたら、暴走して、

 ここら一体を破滅させかねない

レイ「なるほどね。君になら、あの力までなら出せそうだよ。」

 レイのマントは辺りに解けて既に

 その姿を消している

アキ「(M)見た目で判断するとレイがはっきり言って不利だ。変化が起これば、対等にはなるかもしれないのに――――ここが、ウィリィじゃなければ・・・(悲痛)」

 辺りを包む源素がいつでも暴発しそうだ

 アキは心配そうな顔をしている

 レイはいつもどおり冷静だ

機械兵「すべて、抹殺する!」

 機械兵が全身に源素の膜を張っている

 その源素の膜がすべてを無効化しようとしている

レイ「その膜、丈夫そうだね。」

 再び手と手を自分の前で重ねる

 淡い光と共に

 地面に布陣が浮かぶ

 血の様に赤い布陣が。

アキ「(M)レイにのみ色濃く与えられた力・・・。レイは、自分以外にも使えるって言ってたけど・・・」

 布陣により、循環した源素が

 すべてを包み込み

 敵への攻撃となる

機械兵「何をしようとも無駄だ。」

 源素の膜が何者をも阻む結界になっている

レイ「その膜壊すよ。」

 言葉と共に膜が消えていく

 ただ消えていくのではない、

 もとの源素もろとも消えているのだ

機械兵「うそっ、嘘だ・・・、そんなのありえない。」

 膜が完全に分解され、消滅する

 完全に無力化されたのだ

アキ「すごい・・・」

レイ「ありえないなんて、ありえない。」

 だが、機械兵の心は折れていないようだ

 そもそも心があるのかどうかも・・・わからないが

機械兵「だが、負けない!」

 さきほどまで、刃を発していた腕が銃に変わる

 そして、次々に弾丸を放っていく

レイ「舞い戻れ!」

 言葉と共に地面から血があつまり、

 形をなし、もとのマントへと戻っていく

 そして、守りの壁へと変わる

機械「その程度、壊す!」

 銃とは逆の手が、刃に変わる

 そして、刃を構えて向かってくる

 一気に壁を切り裂く

 切り裂かれた壁は血に戻り

 今度は、レイの元へと還っていく

レイ「切り開け!紅き刃!」

 レイの元へマントから、紅き刃が現れる

 その紅き刃を握り締める

レイ「“血塗られし(ブラッティ・ブレード)”」

 血の刃を構え、

 敵の刃を受け止める

機械兵「壊す!砕く!!コロス!!!」

 辺りに散った源素が、刃に収縮していく

 強大な刃へと変貌する

レイ「いくら源素をつもうとも無駄だ。」

 一呼吸する

 すると、レイにも膨大な力が宿り始める

アキ「(M)そうか!レイは、呼吸から源素をすえる。他の吸血種とは違い。つまり、これだけ源素が密集していれば、呼吸をするだけで―――」

 レイがエレスを吸ったのと同等なほどの力を得る

レイ「終わらせようか!」

 レイの剣が敵の剣を切り砕く

 その勢いのまま、敵の体に食い込む

機械兵「ぐっ、グルッ、ギィー-」

 鈍い音が響きわたる

レイ「思ったよりも弱かったですね。」

 敵の体から刃を抜き去る

 抜くと同時に敵の体から源素が放出される

 辺りの源素濃度が急激に上昇する

レイ「アキ!この中に入れ!」

 咄嗟にマントを広げ、アキを中に入れる

 二人を包みこむように、マントが守りの障壁へと変わる

アキ「これは・・・」

 源素が更に暴走をはじめる

レイ「源素が暴発している・・・このままでは、ここら一体が吹き飛びます。」

 機械兵の残り香

 最後の最後にとんでもないものを残していったものだ。

アキ「レイ!さっきの技で!!」

 さきほど、膜を無効化にした技をさしているらしい

レイ「ダメだ。これだけの量をやろうとしたら、ここら一体を消滅させてしまう。」

 多大な範囲をするには、それと同等の代価が必要になる

 制御が出来ないわけじゃない

 戦闘にしか利用をしたこともない

 こういう風に使ったことはないのだ

アキ「でも!やれることをやらなくちゃ!どうせ、このままじゃ、消滅しちゃうんだよ!」

 アキの言葉にレイがうなづく

 手を前に出し、

 片手で何かを組み

 そして、もう片方に光が集まっていく

 レイの顔は真剣そのものだ

レイ「やれるだけ、やってみる。」

 力が力を呼び

アキ「(M)やっぱり、その力はレイだけのものだよ。他に使える人がいても、レイの比じゃない。私なんかじゃ、そんなことできないもん。」

 アキも自分の手を見る

 かすかに光が宿っているが、

 すぐに消えてしまう

 集中力の差だかろうか?

 アキにも同じ力はあるのだ

 だが、レイほどうまく使えない

レイ「“咎とする力よ。紡がれし、炎の制裁よ。純白の羽根をまといて―――”」

 手に膨大な力が集まっている

 アキのように拡散することもなく

 次々に力が集まっていく

アキ「(M)構築式―――私には、わかっていても使えない―――」

 レイの構築式が組みあがる

 言葉という構築式が

 さっきの布陣のように

レイ「(M)僕は、みんなを守りたい!力を貸せ!いつまで、眠ってるつもりだ!今こそ、必要なときだろ!目覚めろ!!“真紅の剣舞(ブラッティ。ダンサー)”」

 それと共に力を発すると同時に

 辺りの源素を消滅させていく

 敵もろとも完全に消滅させる

 淡い光があふれる

 それと共にフェイドアウト

過去―どこかの地下室

 色々な器具がおいてある

 拷問の道具のようなものまである

 そこにアキは捕らわれていた

 どうやら、意識はないみたいだ

 そこで、研究者らしき人物たちが会話をしている

A「どうだ?そろそろ、実践をさせてみないか?」

 研究者がメモを見ている

B「えぇ、そうですね。我々の最終目標である大いなる力のために。」

A「邪魔者も排除でき、一石二鳥の方法でな。」

 レイの写真を見る

B「えぇ、彼には、何度も邪魔されたあげく、アキをさらった張本人ですからね。」

 数々の人工的偽石(レプリカ)を破壊され、

 アキを守ってきた張本人

 それに、アキをあてるという策略だ

A「えぇ、だから―――」

 ふと、アキが再び眼を覚ます

 覚ますと同時に、凶暴化したかのように暴れる

アキ「放せ!放せって言ってんだろ!」

 鎖につながれた腕が、

 鎖を震わせ、更には壁にまで振動を送っている

A「アキ、もうすぐ、ジュークレイドがくるだろう。貴様を助けにな。」

 アキの凶暴化が少し緩和する

B「そう、貴様の姉を――シンクを殺したジュークレイド(ヴァンパイアー)がな。」

 アキが唖然とする

アキ「嘘だ!そんなことない!!」

 研究所にある正面の画面に映像が流れる

 異様なほど、レイがシンクを殺す瞬間が取られている

 あからさまに妖しい

A「これが、証拠だ。」

 怪しいが移っているのは、確かにレイとシンク

 言葉までは聞き取れないが。

アキ「そんな・・・」

B「まだ、信じられないのなら、本人にでも聞くんだな。ただし、ここまで、生きてこれたらだがな。」

 AとBが顔を見合わせてうなづく

 そして、裏口から出て行く

 この研究所を捨てるようだ

アキ「(M)嘘・・・レイが、レイが犯人だったなんて・・・」

 アキには別な雰囲気が宿っていく

 意識とは関係なく

 別な雰囲気に変わっていく

 殺戮の天使―――

過去―少し上の部屋

 レイの周りには多数のレプリカがいる

 それぞれが、不思議な力を持っている

 失敗作とはいえ、同契しない並の翼では、勝てないだろう

レイ「邪魔しないでください!」

 やはり、裏には変わってない様子

 それと共に敵の体も次々に分解されていっているようだ

 辺りには、源素が少なくなっている

レプリカ「キサマ、コロス。」

 レプリカが燐子を撒き散らす

 今までのレプリカでは、ないようだ

レイ「少しはやるようだが、その程度では、足止めにもならないぞ。」

 そのレプリカもなす術なく、完全に消滅する

 辺りには源素のかけらも存在せず、

 ただ、淡い光がレイを中心にして存在しているだけだ

レプリカ2「コロス・・・」

 レイに膨大な力が集まる

レイ「邪魔するな!これ以上、僕を怒らせるんじゃない!!」

 レイを中心に光が強まっていく

 その光が、すべての敵をなぎ払い

 そして、光の粒子へと還していく

 何もないただの空間へと還していく

 光だけの包まれた空間

 そのまま、フェイドアウト

現在―どこかの家

 レイが眼を覚ます

レイ「(M)見慣れない天井・・・ここは・・・?」

 声にもならない声でしゃべる

 そして起き上がろうとする

レイ「(痛みで)つぅー。」

 が、痛みで起き上がれない

 体中に走る痛み

 ―――否、激痛だ

レイ「(M)あれから、どれくらい寝ていたんだ?いや、或いは、変わっていたのか?」

 そんな不安をよそに

 重く閉められた扉が開き始める

アキ「レ~イ!起きた~?」

 馬鹿そうな声を響かせアキが入ってくる

レイ「あぁ、なんとかな。」

 声になったかどうかは別としてかすれた声で言う

 今日は、おかしい。

 再生力が発動していない

アキ「起きてはいるんだ~。」

 アキが近づいてくる

 その振動が、体に伝わり、少し響く

レイ「ここは、どこなんだ?」

 さきほどよりもはっきりとした声で言う

 その音が、今度はアキに伝わる

アキ「ここは、エリュシオンの最初の町、フロンティアだよ。」

 フロンティア―――始まりの町

 アキが指を鳴らす

 すると、天井が硝子のように透明になり、

 空が見渡せる

レイ「ここが・・・」

 驚きは隠せない

レイ「(M)翼ある大地―――本当なんだな。大地から翼が生えているだけでなく、空からは羽根―――燐子が降っているんだな。」

 燐子は散って、舞うが、呼吸とかには影響はないらしい

 特にむせるでもなく、羽根を吸い込んでも平気なようだ

 本当に不思議な国だ

 ―――いや、かつてはなかったのだから、

 最近出来たのかもしれない。

 翼ある大地が。

アキ「私もびっくりだったんだよ。本当にそらから、燐子が振っているなんて。」

 アキにも驚きらしい

 何年も着てなければ、変化があるのが普通だが

 これは、異常な進化だ。

 どんな技術的進歩があれば、こんな風になるのだろうか?

レイ「なんともないのか?」

 レイはアキの心配をする

アキ「あぁ、大丈夫。奴らにさえ見つからなければ、平和そのものよ。それに、大丈夫じゃないのは、あんたのほうでしょ、レイ。」

 アキに言われて、急に痛みが走り出す

 少し忘れかけていたのに―――

レイ「つぅー、それで、あのあとは・・・」

アキ「特になにもなかったよ。レイ――あなたが、敵を倒し、反動で倒れたの。」

 確かに、普段とは違う力

レイ「(M)確かに、あれだけの力を使えば、反動もすさまじいだろう。だが、それだけで、この痛みは―――この傷は説明がつくのだろうか?」

 レイは疑問を捨てきれない

アキ「私たちももう少し、強くなるべきだね。」

 結局は、それが言いたかったのだろう

レイ「あぁ、そうだな。俺たちはまだまだだ。」

 一瞬、レイとは違う雰囲気になる

 だが、次の瞬間には元に戻っている

アキ「・・・とりあえず、休憩しましょう。依頼は、まだまだ長いんだから。」

 アキが珍しく正論を言う

 それ故に

レイ「アキに言われると微妙だな(苦笑)」

アキ「んもうぅ~、人が珍しくまじめなことを言ったのに~。」

 頬を膨らまして言う

 いつ見てもかわいい

レイ「そうだな。馬鹿なアキちゃんにしてはね(笑)」

アキ「はぅ~、そんな酷いこといわないでよ~。」

 レイは既にほぼ完治しているようだ

レイ「・・・で、これからどうするんだ?」

 レイがアキに問い掛ける

アキ「とりあえず、クリフォルに行こう。」

 クリフォル

 ―――エリュシオンの中心地

 いわゆる首都のような感じだ

 商工業のメインになるところだ

レイ「でも、大丈夫なのか?」

 逆に敵の中心地でもある

アキ「仕方がないよ。南の大陸への転送装置をクリフォルに―――いや、外に出る転送装置は、クリフォルにあるんだから、そこを通らなきゃ!」

 そうなのだ

レイ「そういえば、そうだったな。」

 レイも思い出したかのように言う

 かつてのときもそうだった

アキ「んじゃ、ゆっくり休んで、いっ~ぱい食べたら、次の町に行こうね!」

レイ「(M)こいつのことだから、遠回りして、いろんな町でいろんなものをたべていくきなんだろうなぁ~。」

 と、内心思いながらも

 レイはあきらめて従う意を示すのだった

異空間

 三つの光が浮遊している

 中央には仮面をつけた者がいる

 背中に白い翼を持つ者

フラミング「奴らが来たぞ。」

 紅い光が乱暴に言う

フラット「網を張っていたんです。彼らは、ここに来るしかないのですよ。」

 ヴィジョンには海が映し出されている

 荒れ狂う海

カプリシアス「えぇ、我とフラットの力で海は大荒れですし、魔物も放っておきましたから。」

?(シンク)「よくやりました。さすがですね。」

 中央の仮面のものがあたりに放つ

カプリシアス「では、我々は計画に移ります。」

 三つの光が散る

シンク「ふっ、7番目の残し遺産という力、我が物にする―――」






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