第12翼~終局への螺旋
クリフォト中心部
シンク「ようやく辿り着いたようですね。」
ヴィジョンが映し出されている
そこに2つの光が宿ってくる
フラット「来たのか、我ら戦士の敵。」
3体の鞄が閉じられている
闇・水・火の紋様の入った鞄が開いている
光・風の鞄は完全に閉じられている
七つ目の鞄は封印されている
フラミング「俺たちは、さっさと行こうぜ。これ以上―――」
シンク「えぇ、彼らをお願いします。」
言葉と共に蒼・緑の光が消えていく
七つ目の鞄が少し光を放っている
フラット「あぁ、わかっている。必ず―――」
フラットの言葉だけが響いている
クリフォト入り口
入り口との境界線で立ち止まっている
紅羽「案外普通の場所なんですね。」
他の街との違いなんてない
ごく普通の街だ
レイ「見た目だけだ。」
紅羽が疑問符を浮かべて
紅羽「どういうことですか?」
レイ「入れば、わかる。」
アキ・レイが入っていく
それを追うように紅羽も入っていく
クリフォト内部
外見とはまるで違う廃墟
寂しい町並み
紅羽「これが・・・クリフォト。」
アキ「うん。奴らが来るまでは普通の街だったですぅ。」
アキの言葉につなげるように
レイ「だから、もしかしたら、これは結界陣なのかもしれない。空間魔法の一つ―――」
アキ「カプリシアスが使っていた風雷陣のようなもの―――」
地面に浮かぶ3つの紋様
そして、光をあげて
包み込んでいく
紅羽「これは―――」
それぞれを包み
消えていく
アキ「陣への入り口―――」
それぞれがワープする
クリフォト中心部
シンクの前に黒い闇が現れる
シンク「ようやく来ましたか・・・。」
黒い闇が形をなしていく
エビル「奴らが侵入してきたようだね~。」
少し楽しげな雰囲気が出ている
シンク「えぇ、あなたのおかげですよ。」
三本の光の線がエビルに向かう
エビルは受け付けることなく、
後の壁にダメージが及ぶ
エビル「怖い、怖い♪」
完全な無傷
シンク「あなたの罪は許しませんよ。」
再び、シンクの攻撃がエビルをとらえる
だが、再びエビルの体をすり抜ける
エビル「僕があなたよりも弱いなんて思っていませんよね。」
エビルが辺り一面を闇に染める
シンク「“闇淵陣”ですね。あなたに与えられた空間魔法。」
すべてが闇にとらわれる
自分の体さえも見えない闇
すべてを包み込む闇
エビル「行きますよ。シンク・ジェレイド!?」
エビルの声と共に攻撃を開始する
右翼-雨が降り注いでいる
雨が降っている
アキ「――――出ておいで、いるんでしょう?フラット。」
アキの周りには光の膜が出現している
その膜が雨からアキの体を守っている
地面から水が一気に吹き上がる(雨水が集まる?)
フラット「お久しぶりですね。真の核石・・・いえ、大いなる翼。」
雨は相変わらず降っている
アキ「邪魔するんだね。水の戦士。」
フラット「邪魔しているのは、あなたの方ですよ。」
水がアキに襲いかかる
アキはそれをステップで回避している
アキ「お互い様ですよ。」
アキが手を前に構える
アキを襲っていた水がはじける
フラット「さすがですね。」
フラットの力がふくれあがっていく
アキ「あまり時間をかけている暇はないんです。さっさと本気で来て下さい。」
アキが雨雲を一気に吹き飛ばす
フラット「えぇ、そのつもりです。行きますよ。」
辺りの空間に変化が生じる
辺り一面に水が溢れていく
急に水が現れて
流される
アキ「くっ!?」
そのまま壁に激突する
左翼-火山
燃え上がる焔
マグマの海
燃えさかる空
フラミング「君がオレサマの相手かい?」
炎の翼を宿している
紅羽「えぇ、そうみたいですね。」
炎の翼が一気に広がる
フラミング「君みたいな雑魚じゃオレ様の相手にはならないぜ。」
その翼から、炎の羽根が舞い散り、
紅羽に向かっていく
紅羽「くそっ!?」
紅羽が杖状剣で羽根を打ち落とす
だが、すべては打ち落とせない
紅羽「くっ!?」
いくらかは受けてしまい、
少し吹き飛ぶ
フラミング「どうしたんだい?雑魚は雑魚なりの意地をみせてごらんよ♪」
フラミングは楽しそうにしている
紅羽はマジメに応戦している
相変わらずすべては打ち落とせていない
紅羽「雑魚、雑魚ってうるさいんですよ!」
紅羽の力がフラミングの頬をかすめる
頬が少し切れる
フラミング「なるほど、油断大敵ですね。」
フラミングの翼が大きくなっていく
その姿が龍になっていく
紅羽「(M)本気を出されると勝ち目はないかも・・・」
紅羽も杖状剣を構える
右翼-フラット
水に満たされた空間
空間内すべてが水に満たされている
アキ「これが、あなたの力の根源――――彗星陣」
アキの周りには、光の膜ができている
フラット「えぇ、その通りですよ。」
アキは普通に呼吸している
アキ「でも、さすがですね。これだけの魔力を使っても平然としているのですから。」
フラットは、全然平気なようだ
フラット「あなたもさすがですね。光の膜を張ることにより、水の侵入を防ぎ、その膜にて、水を分解して酸素と水素を作り出し―――――」
だから、水中でも呼吸ができる
アキ「褒めても手加減なんてしませんよ。」
手を前に出す
フラット「えぇ、してもらおうなんて思っていませんよ。」
フラットも構える
アキ「“咎とする力よ―――命運尽き果てる脈動の渦よ。災禍となりし、灼熱の氷狼よ。”」
二人の謳がかさなっている
フラット「“黒き魔道の力よ。我に力を与えよ”」
フラットを包み込む魔道の力
その力が武具になり
包み込む
アキ「“ブロンズ・ソウル”!?」
アキの手に集まった力が一気に辺りを駆けめぐる
氷により包まれた焔
互いに弱めることなく
辺りを駆けめぐる
フラット「甘いのですよ。」
黒魔装を振り下ろす
水を切り裂きながら、
斬撃が進んでいく
その斬撃が、アキの膜を切り裂く
アキ「くっ!?」
水中に身をとおじるが
アキの放った技が
水を蒸発・氷結させる
フラット「なるほど、これが本命という訳か。」
辺りを見回して言う
アキ「いくらあなたでも、もう一度水を満たす程の魔力は残っていませんよね。」
フラットが黒い力を取り込んでいく
フラット「えぇ、あれはもう必要ありません。」
一気にふくれあがっていく
アキ「(M)くっ・・・アイツの魔力はまだ、尽きていない―――」
フラットの力が更にふくれあがる
まるで、限界が無いような程に
フラット「やはり、大いなる翼といえど、この程度なのですね。」
フラットの姿が変容を遂げていく
邪悪なる化け物へと
アキ「(M)これが、真の―――水の戦士・フラット。」
辺りを凍らせるほどの魔力
源素を辺りにまき散らしている
フラットの周りには、
氷の粒が出現し、
散っている
フラット「残念です。もう少し、やれる子だと思っていたのですけどね。」
フラットの気で、
彗星陣が一気に砕けて
元の空間へと戻る
アキ「(M)・・・これは、ちょっとやばいかな。」
次の瞬間、アキの体は吹き飛び
壁へと激突する
どうやら、殴り飛ばされたようだ
アキ「つぅー、」
殴られたところが凍っている
フラット「“絶対零度”――――すべての物が動きを止める。」
フラットのふれた場所が次々に凍っていく
すべてを凍らせる力が辺りを循環している
アキ「くっ、アブソリュート!?」
自分の周りの源素を無力化する
そうすることにより、氷を溶かす
フラット「アブソリュート・・・おもしろい力だ!」
アキのアブソリュートすらも凍てついていく
アキ「私の力が・・・」
フラットの攻撃の波動が
アキの体を凍らせていく
アキ「(M)痛い・・・皮膚が凍っていく・・・」
寒さすらも感じない
どうとも言えない感じがする
だが、凍てつきが痛みに変わっている
フラット「あなたと私たちは本質は一緒だ。だから、君の力を封じることなど黒魔装を使えば――――」
アキのアブソリュートが封印されているようだ
アキ「私の力が凍る――――」
フラット「私はすべてを凍らせる力――――君では防げない。」
一気に冷気が襲いかかる
交わすが、半身が凍ったようだ
アキ「くっ―――」
フラット「さて、その凍った体で私の攻撃をいつまで、防げるかな?」
アキにでもわかる
もう、うまくかわせない
アキ「(M)この凍った体で、打撃なんてあたえられたら・・・」
脳裏に浮かぶ
自分の体が砕け散る姿が
フラット「一気に終わらせますよ。君との戦いは期待はずれでしたよ。」
フラットが一気に詰めより
アキに剣を向ける
アキ「くっ!?」
防御態勢を取る
フラット「さようなら、大いなる翼!」
防御態勢をとったアキだが
フラットが近づいたことにより、
アキの体は完全に凍りついている
アキ「(M)―――助けて!お姉ちゃん!!レイ!!!」
フラットの剣がアキの体にヒットする
くだかれると感じた瞬間、
剣がはじかれる
フラット「バカな――――絶対零度でも脆くならない・・・」
フラットがアキの体を切る(?)ことにより、
アキを包んでいた氷がひび割れ
一気に砕ける
アキ「(息切れ)どうして・・・」
アキも不思議なようだ
フラット「まさか――――超流動相の力を・・・」
アキの全身に光の膜が薄くついている
アキ「超流動相?」
フラット「危機に瀕したことで新たなる力に・・・」
フラットが近くにいるが
アキの体は凍ることがない
アキ「なんだかわからないけど、これなら戦える!」
アキの腕に異様な形をした剣が具象化される
アキの腕を取り込んでいるような剣
邪悪な意思を孕んでいるようにも見える
フラット「だが、私は負けない。負けるわけにはいかない!」
さらなる力が迸る
辺りの源素を含め
すべての物質を凍らせていく
ただ、アキをのぞいて
アキ「(M)これなら、いける!」
アキの力もふくれあがっていく
その力が辺りを解放していく
アキ「行くよ!私も負けてなんかいられないんだから!“白焔なる聖櫃よ。包まれし粛閻、解き放たれし災禍。”」
アキの剣の姿が変わっていく
神々しい輝きを持つ剣
(アキの魔力がそう見せている)
フラット「“蒼氷連なる絶対なる世界創りし、黄泉なる輝きよ、汝らの光たる根源よ。我らの言霊を聞き入れ、すべてを連ねよ!”」
フラットにも膨大な力が広がる
フラット「死ね!“ヘル&レス”!!」
フラットの膨大な魔力
すべてを注ぎ込んだ一撃
今までにないほど、
溢れている
アキ「やっと最強技を見せてくれたね。“柳水剣・奥義・蓮華”!」
一瞬アキとレイの姿がかぶる
相手の技を剣が吸収し、
それを力に加えて
一気に敵に斬りかかる
フラット「バカな――――私の力が―――私の命が・・・」
アキ「でやぁ~!!!」
すべてを含めた力が
フラットの体を切り裂く
それを合図に
フラットの体が砂になっていく
フラット「私の・・・体が・・・崩れ・・・る。」
一陣の風が砂をとばしていく
アキ「(息切れ)超流動相――――レイ・お姉ちゃんありがとう。力を貸してくれ・・・」
アキの周りの光の膜が消えていく
それと共に
アキがその場に倒れる
アキ「(M)あははは・・・私もまだまだだね。」
そのまま意識を失う
左翼-フラミング
辺りの火山やマグマがフラミングに同調して
活性化していく
炎の燐翅の雨が降っている
紅羽「“烟獄なる月よ。”」
紅羽の周りに煙の膜ができあがり
フラミングの焔を防いでいる
フラミング「そういえば、おまえも炎使いだったな。だが、甘い!」
翼から現れる疾風が
炎の風となり
煙を一気に吹き飛ばす
紅羽「くっ・・・」
反動で少し吹き飛ぶ
フラミング「どうした?この程度で終わりなのか?」
翼が巨大な龍になる
それと共に炎が吹き荒れる
紅羽「“炎の壁よ”!」
それを防ぐように
紅羽の前に炎の壁が現れる
炎の壁が炎を防ぐが
熱は伝わってくるようだ
紅羽「(M)くっ、熱い・・・」
フラミングが熱量を更に上げる
フラミング「お前程度で私の炎を防げると思っているのか!?」
次々に強まった炎が紅羽を襲いかかる
だが、炎の壁に阻まれ、紅羽の元には届かない
だが、温度は急上昇しているようだ
紅羽「(M)防ぐだけで、魔力がどんどん減っていく――――」
次々に魔力が使われていく
フラミング「どうした?このままじゃ、貴様の命も尽きるぞ!」
炎の龍が壁を打ち破っていく
紅羽「くそっー!!」
一気に魔力を放出する
放出されたエネルギーが龍を一匹打ち砕く
紅羽「(息切れ)はぁ・はぁ・・・」
フラミングが更に力を強めながら
フラミング「驚嘆だな。オレ様の攻撃を打ち消すとはな。」
打ち砕いた龍が再び生まれる
今度は双翼から生まれる
2匹の龍
同時に襲いかかってくる
紅羽「(息切れ)まだ・・やれる・・・」
呼吸を整えていく
辺りに今までと違う雰囲気が流れる
フラミング「(M)気配が薄らいでいく・・・仕方がない。何かをされる前にしとめる!」
フラミング自身が炎に包まれていく
その姿が龍の形になっていく
紅羽「“母なる大地よ、災禍呼び起こす者達よ。飽くなき探求の心を持つ力よ。我が心・我が声を聞き入れ、断罪の剣よ、滅せよ!!”」
紅羽の呪文が辺りに響き渡る
紅羽の周りの源素を巻き込み
その源素が紅羽の魔力と共鳴して
一気にフラミングに向けて放出される
フラミング「この程度の攻撃!!」
炎の龍が紅羽の放った技につっこんでいく
元々いた位置の中心ぐらいで
ぶつかり合い、ばくはつが起きる
紅羽「(息切れ)はぁ、はぁ、これで・・・」
紅羽がひざをつく
煙が晴れていく
フラミング「今のは少し焦ったぜ。」
フラミングの周りに黒い力が宿っていく
黒魔装が装備されていく
紅羽「(息切れ)黒魔装―――まだ、手の内を隠していたんですね・・・僕の負けです・・・」
そのまま倒れ、気を失う
フラミング「くっくくく、このまま殺してやろうか?」
フラミングが紅羽の近くに降り立つ
そこに何かが通り過ぎていく
蒼真「くっ、くるな~~~!!!っていうかだ!撃つな!!!!」
黒髪の大男が風のように通り過ぎていく
その疾風でフラミングの体が刻まれる
かなりのダメージのようだ
そこに連発される光の珠
リリス「逃げるから撃つんだよ!!それにただの追いかけっこじゃつまらないじゃないか」
その珠は蒼真の通り過ぎた後
フラミングに放たれている
フラミング「ぐっ、ぐふぁっ!?」
まともにヒットして、かなりのダメージを追ったようだ
フラミング「(息切れ)はぁ、はぁ、今のはなんだったんだ・・・」
だが、まだ何とか生きているようだ
ふらふらながらも
紅羽にとどめを刺そうとする
フラミング「これで、貴様も最後だ!」
腕に炎の剣が現れる
その剣で、紅羽を貫こうとする
紅羽「(寝ぼけ?)むにゃむにゃ・・・僕は・・・」
フラミングの剣を回避する
そして、懐に入り込み
フラミング「なっ・・・」
紅羽の行動にフラミングがついていけない
紅羽「(寝ぼけ?)やめてください!アキさん!!僕でも怒りますよ!」
手に光が宿る
フラミング「くっ!?」
炎の剣で防御を図るが
紅羽「(寝ぼけ?)杖状剣よ!」
杖状剣が現れ、
炎の剣ごとフラミングを切り裂く
フラミング「ぐふぁっ!?バカな――――オレ様が、ただの人間ごときに―――無意識の動作ごときに負けるだと・・・・」
体が砂になり、消えていく
紅羽は杖状剣を消し、
眠りにつく
フラミング「ありえない・・・・・オレ様が―――」
そのまま、完全に消滅する
闇淵陣-エビル
エビルの攻撃
すべてを回避している
エビル「どうして・・・どうして、交わせる・・・」
闇だけの空間
音もなく
気配すらもない
そんな中でもかわせる
エビルには疑問のようだ
シンク「私は、シンク・ジェレイドのオリジナル。終焉のシンク・・・シンク・エリクシル。原罪の宝珠。」
一気に力が広がっていく
その光が闇を切り裂いていく
エビル「こ・・・んな・・・はずじゃ・・・」
闇が消滅していく
すべての闇が消え去っていく
シンク「あなたよりも私の方が弱いと誰が決めたのですか?誰も私は無能なんて言っていませんよ。」
エビルの体を貫く
そして、何かをつかみ取り
抜き取る
エビル「ぐっ・・・力が・・・」
三つの光がシンクの腕に宿る
シンク「これで、あなたはただの人形。さて、どうします?私に服従するか、それともこのまま死を迎えますか?」
辺りにはありえないほどの力がわき上がっている
まるで、別な空間のように
エビル「あんたに服従?世界が破滅するよりもありえないね。」
エビルが後に飛ぶ
それと共に辺りに冷気が迸る
シンク「えぇ、そうですね。どっちにしてもあなたは廃棄処分確定ですけどね。ジャンクのエビル。」
シンクの腕から7色の光が溢れていく
エビル「いや、廃棄されるのは、あんただ。シンク。」
エビルに埋め込まれた無数の黒魔装が、悲鳴を上げ
力を放っていく
シンク「黒魔装――――そんなもので、私との力の差を埋めたつもりですか?」
シンクの腕の光が更に強くなっていく
その光が風に流されるように広がっていく
エビル「僕は負けられない。負けられないんだ!!」
エビルが闇の波動を放つ
シンク「無駄ですよ。」
手を振り下ろすだけで
闇が紙くずのように切り裂かれていく
エビル「アイツに・・・僕を創ったアイツに復讐するまでは!!」
黒魔装の悲鳴が強力になっていく
それと共に力もふくれあがっていく
シンク「無駄な努力ですよ。そんなんで、私を倒せるのなら――――」
手を前にかざす
腕に宿っていた光が
弾丸となり
エビルに向かっていく
エビル「“闇の淵よ”」
光の珠を防ぐように
闇が防御壁のようになる
シンク「何をしようとも君の力では無力だよ。」
闇が光の珠により打ち砕かれる
そして、エビルの元へと放たれる
エビル「“強い光の中では闇が―――深い闇の中では光が僕を導く”」
呪文のように響き渡る
その言葉が一気にエビルの力を解き放っていく
シンク「それが君の本性かい?」
醜い化け物
無数の命の結晶
エビル「喰らった命分だけ僕は強くなる。」
体中に宿った紅き結晶
シンク「なかなか強そうじゃない。さすがは、第6戦士。」
エビルの体からはいろんな源素が混じり合い
迸っている
エビル「僕は負けられない。」
双翼から放たれる疾風
片方は冷気の疾風
もう片方は灼熱の疾風
双翼から放たれた疾風がシンクに向かっていく
シンク「これは、絶対零度と極炎――――まだ、わかりませんか?」
シンクが手を横に振る(?)と
その風が無かったように消え去っていく
エビル「今のはおとりだよ♪」
エビルの腕がシンクを貫く
シンク「くすっ、少し油断してしまいましたね・・・」
エビルの腕がささっている所から
シンクの体が光の粒子へと変わっていく
エビル「君の命ももらうよ。シンク。」
シンクの体が光の粒子へと変わっていく
レイ「“咎とされし力よ―――死を望は永久なる願い。死を与えしは、躯なる願い。”」
謳と共に
エビルの腕を吹き飛ばす
落ちてくるシンクをレイが受け止める
エビル「これは、ナイト様の登場かい?(苦笑)」
レイ「貴様は許さない!!」
レイの力が一気に広がっていく
シンク「(M)レイ―――ようやくそろった最後の(・)欠片。」




