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モフッてモフモフ 俺たち チームニャンダバー!悪の秘密結社だニャン  作者: 枝豆子
4章 藍色のお空に お座布団は絆の証ダニ!

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32 おかえり、ばあちゃん!自慢の友達と涙の出ない煮干し

「クロッチ、俺、あいつにお礼言いたいダニ」


「アイツじゃないニャン。リーダーって呼ぶニャン」


「リーダーって呼んだら良いダニ?」


「ニャンダバーのリーダーニャン!」


「ニャンダバーって何ダニ?」


「ダイフク、お猫様なのにニャンダバーを知らないニャンか?」


クロッチは、ダイフクにニャンダバーについて説明をした。


「悪の秘密結社ダニか。でも、俺ばあちゃんに悪いことはしたくないダニ」


「ニャンダバーは、お猫様にとっては正義。悪い人間を懲らしめる悪の秘密結社ニャン。良い人間には、もっとお猫様を好きになってもらえる様に、活動してるニャン」


お座布団の上でまったりとお昼寝をしているリーダー。ダイフクとクロッチは、顔を見合わせて、リーダーの側にやってきた。クロッチは、当たり前のようにリーダーにもたれかかる。ダイフクは、遠慮がちにリーダーの側に座る。


クロッチの重みで、お昼寝していたリーダーは目を覚ました。


「うん?お前ら、友だちになれたんだにゃ。良かった」


「リーダー、俺をここに連れてきてくれてありがとうダニ。あと、クロッチを連れて来てくれてありがとうダニ」


「ダイフク!礼は、ばあちゃんに言うんだにゃ。俺は、連れて来ただけにゃ。いい名前つけてもらったにゃ」


「うん!俺、このダイフクって名前、大好きダニ」


そして、ダイフクもクロッチと同じように、リーダーにもたれかかり、お昼寝をすることにした。


3匹のお猫様が、縁側のお座布団の上でお昼寝していると、病院からばあちゃんとタカシが帰ってきた。


『母さん、やっぱり俺たちと暮らそう』


『......前向きには考えるよ。だけど、もう暫く時間をおくれ』


『じゃあ、母さんまた来るから』


タカシは、ばあちゃんを家に送り届けると、踵を返した。息子の後ろ姿を見送り、深くため息を吐いた。


『一緒に暮らしたいと言ってくれてありがとうね。..........だけど、新婚夫婦の負担にはなりたくないんだよ』



ダイフクは、三角形の耳をピクピク動かして、お昼寝から目を覚ました。


「クロッチ!起きるダニ。ばあちゃん帰ってきた!紹介するダニ!」


「うにゃにゃにゃ。もうお腹いっぱいニャン」


「何寝ぼけてるダニ!クロッチ~起きるダニ~」


ばあちゃんに初めてできた友だちを紹介したくて、クロッチを必死起こそうとするダイフク。


『ダイフクただいま。良い子でお留守番してたかね?』


「ばあちゃん、おかえりダニ~。友だちできたダニよ!クロッチって名前ダニ。今おネムだけど、俺の友だちダニ」


尻尾と耳をピンっと立て、ばあちゃんの足元に擦り寄った。


『あら、【サビたん】。ダイフクの面倒を見ててくれたのかい?ありがとうね』


「クロッチは、リーダーが連れてきてくれたんダニ」


『あらまあ、真っ黒の猫ちゃんじゃない。ダイフクの遊び相手に連れてきてくれたのかい?』


ばあちゃんは、リーダーとクロッチとダイフクにお水と煮干しを用意してくれた。


「オォ!ダイフク。煮干しだニャン」


「ばあちゃんが用意してくれたダニ。クロッチもばあちゃんのこと、好きになってくれると嬉しいダニ」


リーダーの横に座ったばあちゃん、クロッチは、ばあちゃんに近づいて行った。


「ばあちゃん、ダイフクと遊びに来るニャン。よろしくニャン」


『煮干しは、美味しかったかい?』


ばあちゃんは、お猫様たちで賑やかになった庭先を、優しい眼差しで見つめていた。




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