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名もなき異世界奇譚  作者: Section chief
8章 錬金国家の貴族
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8章 錬金国家の貴族161-辺境伯と辺境伯令嬢に届いた手紙-

セッテがハロルドと接触してから数日後の錬金国家(アルケミー)



「辺境伯よ。自ら来るとは珍しいの。何かあったのか?」

「…私の子、ハロルドが『国には戻らない』と手紙をよこしまして」

「男爵からの手紙で事情は把握しておる。ハロルドの好きにさせれば良い」

「では辺境伯家の後継者はどうすれば…」

「それは自分で考えるのじゃ」



辺境伯は城を後にし、とある場所へと向かった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


辺境伯が城から出たぐらいのレストラン



「…ラットー、私についてきてくれますか?」

「急にどうしたんだい?」

「実は…」



マルセロは事情を話した。



「店の事を考えるとどうしたら良いか…」

「そういえば男爵様からも手紙が来てました」

「オーナーから?」



手紙を読んだラットーは驚き呟いた。



「男爵様とんでもない事を…」

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