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名もなき異世界奇譚  作者: Section chief
8章 錬金国家の貴族
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8章 錬金国家の貴族150-男爵として依頼をする-

「1時間だけの契約だけど、少しだけなら延長するぞ」

「…条件は?」

「とりあえずこれを飲む事と、男爵としてあの2人に指名依頼をだすから受けさせて欲しい」



モーブは嫌そうな顔をしたが、魔力回復薬の入った瓶と依頼書を受け取った。



「あれだけの人数を運んだらそうなるって分かってたよね?」

「なんで君に頼まなかったか分かるだろ?」

「受付業務やらせた方がギルドの財布に優しいからだろ?」

「分かってるならわざわざ聞かなくても…」

「それで、指名依頼の方はギルドとしては受けさせる事はできる?」

「…本来なら断る内容だけど、このギルドの現状を考えると仕方がない。あの2人にはこの依頼を受けてもらう」

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