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8章 錬金国家の貴族135 -料理教室-
「センティーレ、どうしてここに?」
「商人ギルドからの依頼を出しに来ました。その帰りです」
「それよりも、料理教室はどこで行われているの?」
「私も噂で聞いたのですが、男女問わず貴族家の方を対象に城で行われているそうです」
「何故貴族家の人間のみが対象なのかしら?」
「家督を継げない者の為とか、嫁ぎ先の貴族が貧しく侍女を雇う余裕がなかったりした時の為、自分でお店を開くことも!というような触れ込みを聞きました」
「成る程。『手に職をつける』というわけだな」
料理ができれば飲食店で雇ってもらう事もできるし、侍女が雇えなければ自分で料理をするしかない。それに自分で店をやろうと思えばできる。理にはかなっている。
「城で行われているって事は、錬金国家王室が主催者って事?」
「恐らくはそうだと思います。私はモーブの為に何か作ってあげたいと思っています。なので今から女王陛下にお聞きしようと思っていた所です」
「…私も一緒に行くわ」
「僕も一緒に行くよ。クジャクはどうする?」
「俺も行く。3人で凄い手料理作って、あいつを驚かすぞ!」




