566/611
8章 錬金国家の貴族132 -そりゃバレるよな-
「それで何か話したいことでもあるの?」
「フ・リーダムって錬金術師の事にゃ。もしかしてセッテじゃにゃいか?」
「そうだよ」
「やっぱりそうだったかにゃ」
前世の事を話した時点で確信したとは思っていた。
「一応センティーレには秘密にしといてね」
「彼女も気が付いてると思うにゃ。それと、さっきの話、男爵夫人には話しても良いって事ににゃってるけど、私以外の男爵夫人は全員知ってるのかにゃ?」
「クジャク姉、リリス、ルーシェは関わったから知ってる。他の人には言うつもりはないよ」
「分かったにゃ。言わない代わりにお願いがあるにゃ」
「お願い?」
「今日は私とだけ戦闘訓練をして欲しいにゃ」
「…俺は構わないけど、それはあの3人が許さないと思う」
屋敷に戻ったあと、ガットの要望を伝えたところ、3人から俺がタコ殴りにあったのは言うまでもない。(この日はガットとだけ戦闘訓練をした)




