3章 錬金国家アルケミー49 -21日目・1回戦の反省会にて-
俺たちは冒険者ギルドにいる。
大会の最中は職員と参加者の俺のパーティーしか入れないようになっている。
「反省会始めます!この人のここがダメだったってのがあったら言ってください」
「はい!」
ルーシェが手を挙げた。
「ルーシェどうぞ」
「あんたは相手の能力値、能力や耐性のlevelは全て、前もって正確に教えるべきだと思うわ」
「確かに一理ある。相手がジュードーの技を会得していたと知っていたら、あんな間合いを詰めて戦わなかったぞ?」
クジャク姉もルーシェに同意した。
「それについては申し訳ない。試合の直前に確認したから伝えきれなかった。次の試合の対戦相手の情報は入手済みで、反省会が終わった後に教える。他にある人」
「はい!」
またルーシェが手を挙げた。
「チーム戦なのにわざわざ個人戦にする理由が見当たらないと思うわ。今回特にクジャクが酷い目にあったみたいだし」
「そうしないと俺が闘えなくなるだろ?味方を巻き込みかねないし、かといって俺一人で相手全員戦闘不能にするわけにもいかないし…。それにみんな俺がいない場合の戦闘になれるべきだと思う」
全員黙った。数秒後、シュンペイが口を開いた。
「まぁ、セッテに頼りすぎるのもよくないな。それと味方の巻き込みとか、一人で戦闘不能のくだりだけど、自分に向かってくる敵だけ対処すれば良いんじゃないか?」
「正当防衛ってやつだな。次の試合はセッテにできるだけ頼らないでいこう」
とワカが続けて言った。
「こいつが反撃したら過剰防衛じゃないかしら?」
「確かにな」
ルーシェそれは言わないでくれ…。あとクジャク姉も同意しないで。
「他には?」
「はい!」
「またルーシェか…」
その後も俺がディスられて終わった。




