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名もなき異世界奇譚  作者: Section chief
3章 錬金国家アルケミー
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3章 錬金国家アルケミー50 -22日目・2回戦目、倒れゆく仲間達-

二回戦第1試合


対戦国は、『ルージィア国』という名のここから北にある国だ。この国のパーティーは魔法使い4人に、戦士が1人の構成だ。魔法使いは女が二人、男が2人、戦士は男だ。


昨日しっかりと、相手全員の情報(ステータス)をパーティーメンバーに教えた。


作戦はシュンペイとワカが前衛、クジャク姉は例の弓を使ってもらい中距離から攻撃、ルーシェは補助魔法で支援しながら、相手の魔法を迎撃、俺は自由に動くという事になった。


特に苦戦していないようだったので、俺は補助魔法をかけるフリをして遊んでいた。

やりすぎると後でまたダメ出しが来そうだし。

遊んでいたら戦士が俺の方に来たので、魔法をかけるフリをして見えない手でお腹に一撃を叩き込んだ。


戦士はその場に倒れ、数十秒後に消えた。

相手は回復魔法をかけていたようだが、見えない手で掴み続けて無効化した。俺の身体に当たる魔法は任意で無効化できる。見えない手(イビジブルハンズ)も俺の身体の一部(手)だからな。



シュンペイとワカは、魔法を喰らい瀕死のダメージを負っていた。数十秒後に2人は消えた。


「…ごめんなさい。回復魔法が間に合わなかったわ…」

「今は謝っている場合じゃないだろ?目の前の敵に集中するんだ…」



クジャク姉はそう言い弓を俺に渡し、くないを使い相手に斬りかかって行った。どうやら魔力切れになったようだ。



「クジャク姉!」



魔力を渡そうとしたけど、遅かった。彼女は魔法使いの女1人を戦闘不能に追い込み倒れていた。



「もう1人の女は無理だったか…」



そう言い数秒後に消えた。



「私もそろそろ限界ね…。気持ち悪いから魔力は回復させないで欲しいわ。…あとは頼んだわよ」


ルーシェはそう言うと数秒後に消えた。

魔法使い4人の猛攻に1人で、俺以外に結界を張って、相手の魔法を魔法で迎撃していたのだから、魔力が枯渇しても仕方がない。


さてどう戦おうか、と考えていたら、3人から攻撃魔法を食らった。

魔法を撃ってきた3人は俺が無傷なのに驚いていた。


男の魔法使い2人に対して、戦士と同じ事をして戦闘不能にした。



それを見た残りの1人は恐怖を感じ、「棄権します!」と叫んだ。



数秒後、魔法使いの女は消え、「勝者、練金国家ギルドパーティー!」と宣言が響き渡り、観客の歓声が聞こえた。

クジャクが例の弓を使って魔力の矢を撃った場合、赤色の矢が撃たれます。

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