49話 命の値段と鉄の味
「立て、エルピス。足が止まっているぞ」
ガルドの腹の底に響く声が、乾いた泥の匂いと共に鼓膜を打った。
北方の要衝、デルナ砦へと向かう街道沿いの荒野。王都を出発してすでに一ヶ月半ねが経過していた。
華々しい歓声と花吹雪の中で王都を送り出されたはずの「勇者一行」だったが、その道中は英雄の旅路というよりは、文字通りの行軍……いや、極限の耐久演習そのものだった。
「……っ、ハッ……ハッ……!」
エルピスは膝を折り、地面に両手をついて激しく喘いだ。
喉の奥が焼けつくように痛む。鉄の味が舌裏にまとわりついて離れない。
王都を発つ直前、ガルドたちが課した「行軍訓練」の条件はいつも通り狂っていた。
重装歩兵並みの荷物を背負わされた上、聖剣の「自動防御機能」を抑え込むための特殊な魔導抑制具を両手首にはめられての強行軍。聖剣の超常的な補正に頼らず、エルピス自身の「素の肉体」を叩き直すためという名目だった。
「ほら、勇者様ぁ。足取りが重いわよ? そんなことじゃ、魔王軍の先鋭に追いつかれた瞬間に首と胴体がサヨナラしちゃうわ」
後方から馬に乗り、優雅に髪をかき上げながらリシアが冷笑を浮かべる。
彼女は一切の徒歩を免除され、余力たっぷりに魔力の監視を行っていた。
「……リシア、さん……少しは……歩いたら、どうですか……」
「あら、私が疲弊してどうするの? 魔法使いは後衛。つまり、私は大砲よ?弾を込める大砲自身が疲れていて撃てませんでした、なんて笑えないでしょう? それに、貴方を鍛えるのは前衛の仕事。私の仕事は、壊れた貴方を観察して記録することよ」
「相変わらず……酷い言い草だ……」
エルピスは砂を噛み締めながら、弱々しく毒づいた。
「おい、無駄口を叩く余裕があるなら走れ」
背後から歩み寄ってきたバッシュが、巨大な戦斧の柄でエルピスの背中を容赦なく小突き上げる。ドシン、という衝撃が背骨を揺らし、エルピスはつんのめるように数歩前へ踏み出した。
「バッシュ……頼むから……ちょっとだけ休ませてくれ……」
「だめだ。魔王軍の先遣隊がデルナ砦の周辺で目撃されたという報が届いている。一刻を争うんだ。死にたくなければ足を動かせ」
「死にたくないから……休みたいんだよ……っ!」
咆哮に似た叫びを上げたかったが、声になったのはかすかな掠れ音だけだった。
(なんなんだよ、マジで……! ずっと思ってるけど勇者ってこんな地獄なのかよ!?)
前世の記憶にある「勇者」は、町の人々に感謝され、宿屋で体力を回復し、仲間と絆を深めながら冒険を進める存在だったはずだ。
だが、今の自分はどうだ。
人権など存在しない「歩く兵器」としての調整。
仲間とされる連中は、自分の精神的なケアなど一ミリも考えていない。彼らにとってエルピスは、「魔王を倒すための最後のカード」であり、それ以上でもそれ以下でもなかった。
「……勇者様」
ふと、視界の下端に小さな影が落ちた。
整列して歩いていたセーラが、列を少し離れてエルピスの隣に並び、歩調を合わせている。
彼女の小さな手から、かすかな温もりがエルピスの腰へと注がれた。最下級の治癒魔法——筋肉の疲労をほんのわずかに和らげる程度の魔力だ。
「……セーラ……」
「……これ以上は、ガルド様に怒られますので……ほんの少しだけ、です」
セーラは前を向いたまま、ボソリと呟いた。無表情な横顔だが、その瞳には疲れ果てたエルピスへの同情とも、哀れみとも取れる色が混ざっていた。
「……サンキュ。助かる」
「……礼には、及びません……」
事務的な言葉。だが、今のエルピスにとって、そのわずかな回復魔法と声かけだけが、自分の心が完全に狂ってしまわないための唯一の綱だった。
◇
その日の夜。
荒野の真っ只中に作られた簡易陣地で、一行は野営に入っていた。
焚き火の火がパチパチと音を立て、真っ暗な夜空に赤く眩い火の粉が舞い上がる。
エルピスは、支給された堅い干し肉とスープを機械的に口に運んでいた。味がしない。ただ生命活動を維持するための「燃料」として胃に流し込んでいるだけだ。
「明日正午には、デルナ砦の第一防衛線に到達する」
ガルドが焚き火の向こう側で、地図を広げながら低く言った。
火の光が、彼の顔に刻まれた無数の傷跡を深く浮かび上がらせている。
「現地の情報によれば、すでに砦は魔王軍の先頭部隊——『重甲魔獣部隊』の強襲を受け、孤立状態にあるらしい。我々の任務は、砦の包囲を突破し、内部の守備隊と合流。その後、敵の指揮官を討ち取ることだ」
「重甲魔獣……か。普通の刃じゃ通りにくいヤツらね」
リシアがスープのカップを傾けながら、他人事のように言う。
「そこで勇者様の『聖剣』の出番というわけね。あの超常的な切断力なら、魔獣の分厚い甲殻だって豆腐みたいに切り裂けるでしょう?」
視線がエルピスに集まる。
エルピスは手に持っていた木の匙を止め、静かに木々を見つめた。
「……もし、俺がしくじったら?」
思わず、心の奥底に溜まっていた問いが口をついて出た。
「俺が……その魔獣とやらに勝てなくて、殺されたら……どうするんだ?」
静寂が陣地を包んだ。
焚き火の爆ぜる音だけが、やけに大きく響く。
ガルドは表情を変えず、ただまっすぐにエルピスの目を見返した。
「その時は、俺たちが全力を尽くして撤退する。あるいは……貴様の死体と聖剣だけを回収して王都へ持ち帰る」
「……死体と、聖剣だけ?」
「そうだ」
ガルドの声には、一切の躊躇も偽りもなかった。
「聖剣さえ残れば、次の勇者選定の儀を行える。貴様という個人が失われるのは痛手だが、王国にとって真の不可欠な『資源』は聖剣そのものだ。故に——死ぬな、エルピス。貴様が死ねば、この旅の投資は全て無駄になる」
(——投資、か)
エルピスは乾いた笑いを漏らしそうになった。
分かっていた。分かっていたはずだった。
彼らにとって自分は「人間」ではない。「聖剣を振るうための台座」だ。
だが、こうもハッキリと命の値段を突きつけられると、胸の奥が冷たく冷え切っていくのを感じずにはいられなかった。
「なによ、そんな目で見ないで頂戴」
リシアが不機嫌そうに鼻を鳴らした。
「世界が滅びかけているのよ? 一人の青年の『自分探し』や『お気持ち』に付き合っている余裕なんて、どこにあると思っているの? 私だって好きでこんな泥臭い遠征に来ているわけじゃないわ。宮廷で暖かい紅茶でも飲んでいたいの。でも、戦わなきゃ全員死ぬ。だから貴方という『武器』を研ぎ澄ませているんじゃない」
「……分かってるよ。頭では、な」
エルピスは膝を抱え込み、視線を落とした。
「でもさ……痛いのも、死ぬのも、怖いんだよ。俺は……ただの人間なんだ。英雄でも、神の使者でもない。ただの……そこら辺にいる、普通の奴なんだよ……」
その言葉に、バッシュが重い溜息をついた。
「おい、小僧」
巨大な腕がエルピスの頭の上にぽんと乗せられた。乱暴だが、そこには不思議な重みがあった。
「怖がるのは悪かねえ。恐怖を知らねえ奴から真っ先に死んでいく。……だがな、戦場じゃ『怖い』と言って立ち止まった瞬間に、後ろの奴らが死ぬんだ。お前が背負わされてるのはそういう重さだ。嫌なら、強くなって全部叩き潰して、さっさと平穏をつかみ取るしかねえんだよ」
バッシュなりの、不器用な励まし。
だが、その言葉すらも「戦え」という結論に変わりはなかった。
エルピスは何も答えず、ただ黙って身を丸めた。
夜風が冷たく首筋を撫でていく。
明日、自分は初めて「本物の戦場」に立つ。
訓練場の模擬戦ではない。間違えれば、次の瞬間には肉片となって転がることになる本物の地獄へ。
(逃げたい……。今すぐ、この暗闇に紛れて走って逃げたい……)
だが、両手首にはめられた魔導抑制具と、腰に重く鎮座する聖剣が、それを許さない。
運命の檻は、どこまでも高く、強固に自分を閉じ込めていた。
◇
翌日。正午少し前。
「……酷い惨状だな」
高台の影から眼下を見下ろしたガルドが、低く呻いた。
そこには、凄惨な光景が広がっていた。
かつて北方の要術としてそびえ立っていたデルナ砦。その堅牢な石造りの城壁は各所で大きく崩落し、黒煙が天を突くように立ち上っている。
砦の周囲を取り囲んでいるのは、異形の大群だった。
体長三メートルを超える、黒い鉄のような甲殻に包まれた巨大な魔獣——『重甲魔獣』。
それが数十頭、砦の門を丸太のような頭部で打ち叩いている。その周囲には、鋭い爪を持った低級魔物たちが群がり、砦から放たれる矢や小型魔法を意に介さず押し寄せていた。
「城門の耐久力は……あと数分といったところか」
リシアが双眼鏡のような魔導具を覗き込みながら、淡々と状況を分析する。
「生存者は内部に数十名。だが魔術師の反応はほとんどないわ。魔力が枯渇しているのね。このままじゃ、門が破られた瞬間に全滅よ」
「よし。予定通り突撃する」
ガルドが背中の大剣を引き抜いた。
「バッシュが先頭となり、敵の前衛を散らす。リシアは後方から広域魔法で牽制。セーラは我々の背後を防御。そして——エルピス」
「……っ」
指名され、エルピスは肩を跳ねさせた。
「貴様は俺と共に中央を突っ切り、あの群れの中心にいる巨獣……指揮個体を討ち取れ。聖剣の力を開放する」
ガルドの手がエルピスの手首に伸び、魔導抑制具の鍵を解除した。
カチリ、という冷たい金属音が響く。
その瞬間——。
全身の血が逆流するような、圧倒的な魔力の奔流がエルピスの中へと流れ込んできた。
抑制されていた聖剣の力が、解き放たれた水のように全身の回路を駆け巡る。
手にした聖剣が、待っていましたと言わんばかりに不吉なほどの黄金色の光を放ち始め、エルピスの視界が、思考が、強制的に「戦闘モード」へと塗り替えられていく。
(あ……また、これだ……)
自分が自分でなくなる感覚。
恐怖で震えていた足が、ピタリと止まる。
心臓の鼓動が一定の超高速リズムを刻み始め、世界のスローモーション化が始まる。
感情が急速に冷え固まり、眼前の「敵」を排除するための計算だけが脳内を埋め尽くしていく。
「行くぞッ! 勇者隊、突撃!!」
ガルドの咆哮と共に、バッシュが咆哮を上げながら高台から跳び降りた。
凄まじい地響きを立てて着地し、そのまま巨大な戦斧を横薙ぎに振るう。
「どきやがれぇぇぇ生ゴミどもがぁッ!!」
ドガンッ! と激しい破壊音が響き、群がっていた低級魔物たちが数頭まとめて肉塊となって吹き飛んだ。
「——連鎖爆炎!」
リシアの詠唱。
空中に展開された三つの魔法陣から、圧縮された火球が連続で撃ち出され、魔物たちの後衛で炸裂する。轟音と悲鳴、そして黒煙が荒野を埋め尽くした。
「行け、エルピス!」
ガルドが叫ぶ。
エルピスの肉体は、その声に反応するよりも早く動き出していた。
シュッ——!
砂を蹴る音が聞こえた瞬間には、すでに数十メートル先を走っていた。
聖剣がエルピスの脚力を過剰なまでに引き出し、風を切るどころか空気を置き去りにするような速度で戦場を疾走する。
「ガアアアアッ!」
目の前に、立ち塞がる一頭の重甲魔獣。
鉄よりも硬い甲殻に覆われた巨腕が、エルピスの頭上から振り下ろされる。
並の人間なら、恐怖で竦み上り、潰されてペースト状になる一撃。
だが、エルピスの意識とは無関係に、右腕が跳ねた。
(え——)
視線が交錯するコンマ数秒の間。
聖剣の刀身が、美しく、冷酷な描線を描く。
スパァンッ!
手応えすら無かった。
重甲魔獣の巨腕が、さらにはその分厚い胴体が、まるで熱したナイフでバターを切るかのように、綺麗に二つに切断されていた。
鮮血と臓物が飛び散る中、エルピスはその死体を踏み台にして跳躍する。
(俺が……切ったのか? いや……聖剣が……)
滞空時間の中で、周囲の状況が克明に見えた。
倒れていく魔物たち。逃げ惑う生存者たち。そして、自分に向かって集まってくる無数の殺意。
これが、戦場。
これが、殺し合い。
「ガアオオオオンッ!!」
砦の門前で、一際巨大な重甲魔獣——指揮個体がエルピスに気づき、方向転換した。
その全身から発せられる圧倒的な圧迫感。黒い甲殻には、これまでの戦いで浴びた人間の血がこびりつき、赤黒く染まっている。
(あいつを殺せば……終わる)
脳内で、無機質な声が響く。聖剣の意思か、それとも極限状態の自身の思考か。
エルピスは空中から着地すると同時に、さらに深く地を蹴った。
衝撃で足元の石畳が爆ぜる。
「死ねぇぇぇッ!!」
自分でも驚くような、濁った叫びが喉から飛び出した。
恐怖を打ち消すための、いや、自分の中に残った「人間としての感情」を塗りつぶすための叫び。
指揮個体が巨大な角を突き出し、全質量をかけて突進してくる。
正面衝突——回避は不可能な距離。
だが、聖剣は逃げない。
エルピスの体を最小限の動作で傾けさせ、角の側面に滑り込ませる。
殺気立つ風が頬を切り裂き、熱い血の匂いが鼻を突く。
そして——すれ違いざま。
聖剣の刀身が、指揮個体の首元へと吸い込まれるように滑り込んだ。
ズバッ……!
一瞬の静寂。
次の瞬間、巨大な魔獣の首が宙を舞った。
大量の黒い血が、噴水のように空へと吹き上がる。
巨躯が崩れ落ち、地響きを立てて横たわった。
「……は……っ、はぁ……っ」
エルピスは、返り血で真っ赤に染まった聖剣を手に、その場に突っ立ていた。
首を失った魔獣の体が、ぴくぴくと痙攣している。
手元から伝わる、生温かい血の感触。
鼻を突く、吐き気を催すような鉄と内臓の臭い。
周囲の魔物たちが、指揮個体の死を見て蜘蛛の子を散らすように逃げ出していくのが分かった。
戦いは……終わったのだ。
「……やった……のか……?」
エルピスは膝から崩れ落ちた。
聖剣の光が衰え、全身を支配していた超常的な魔力が引いていく。
それと引き換えに、凄まじい疲労感と、猛烈な吐き気がエルピスを襲った。
「うっ……ゲホッ……っ!」
地面に手を突き、胃の中のものを全て吐き出した。
酸っぱい嘔吐物が砂を汚す。
「おい、大丈夫か」
ガルドが駆け寄ってきて、エルピスの背中を叩いた。
その手つきには、先ほどまでの冷酷さはなく、どこか痛ましげな色が混ざっていた。
「……見事だ、エルピス。初実戦で指揮個体を一撃で仕留めるとはな。文句なしの戦果だ」
「……はぁ……はぁ……ガルド……さん……」
エルピスは血と反吐で汚れた顔を上げ、ガルドを見つめた。
「俺……殺したんだ……。本当に……殺したんだ……」
「相手は魔物だ。害獣を駆除したと思えばいい」
「違う……っ! 生きてたんだよ! 呼吸して、血が通ってて……それを俺が……俺の手で……っ!」
震える自分の手を見る。
そこには、落ちない魔獣の血がこびりついていた。
前世では、虫一匹殺すのにも躊躇するような普通の男だった。
今世でも、男爵家で剣を習っていたとはいえ、生き物の命を奪ったことなど一度もなかった。
それを、今日。
自分はこの手で、圧倒的な暴力をもって命を奪ったのだ。
たとえそれが魔物であっても、命を奪ったという事実は、エルピスの心に消えない傷を刻み込んだ。
「……悲しまないでください、勇者様」
セーラが歩み寄り、静かにエルピスの隣にひざまずいた。
彼女は自分の白いローブの袖で、エルピスの口元の汚れを丁寧に拭い取っていく。
「……貴方が殺さなければ、砦の者たちが……全員、殺されていました。貴方は……人を救ったのです」
「……救った……?」
「はい。……これが、勇者の仕事です。……誰かを救うために、誰かの血を流す……それが……私たちの、選択した道です」
セーラの声はどこまでも静かだった。
だが、その言葉は救いなどではなく、より深い呪いとなってエルピスの胸に突き刺さった。
人を救うために、殺す。
それが勇者。
それが、自分が歩まなければならない地獄の道。
「……ふん、情けない顔しないで頂戴」
リシアが腕を組んで見下ろす。
「初陣にしては上出来よ。死者も出なかったしね。……さあ、砦の中へ入るわよ。生存者の確認と、次の補給の打診をしなきゃいけないんだから」
全員が、歩き出す。
血の海となった戦場を横切り、崩れかけた城門の中へ。
エルピスは重い体を起こし、力なく引きずりながら彼らの後を追った。
手の中にある聖剣は、すでに光を失い、ただの冷たい鉄の棒に戻っていた。
空を見上げると、雲の隙間から冷たい日光が差し込んでいた。
王都を出てから一ヶ月半。
自分が「本物の勇者」へと変質させられていく足音が、はっきりと聞こえた気がした。
誰かの平和のために。
誰かの笑顔のために。
自分はこれから、何百、何千の命を奪い、自分自身の心を殺し続けていくのだろう。
同じ日の刻、遠く離れた別の場所で、レナとミア、ヴェルナとセレスタという四人の少女が、新たな街へ冒険を始めようとしていたことも、
淡い水色髪の少年が無邪気な笑顔でこの戦場を遠くから見ていたことも、エルピスは知る由もなかった。
世界の歯車は、それぞれの場所で、容赦なく回転を続けている。
絶望と希望を、等しく踏みにじみながら。
リシア「猛者はスコープを使わないって? 私は大砲よ。」
ってことで、ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
この60話をもって、第2章は終わりになります。
3ヶ月以上更新が途絶えたりしたこともあって、だいぶ長くなってしまいました……
ですが安心してください。何があっても完結まで書こうと思ってます。
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