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ともしび
ただ赤い
朝日が街を燃やすから
ふと血の匂いまみれの嘘つく
あかい火が
波の音だけする浜で
花火みたいに星に変わった
黒色の
波がゆっくり来る夜に
じぶんを棄てたい心に気づく
風に舞う
昼間のひとらのゴミたちが
サイコロみたいに転がる砂浜
海中に
命はゆったり揺れながら
産まれる世界の夢に溺れる
いつ終わる
訊いて応えのない問いに
無窮の宇宙の静けさを知る
闇だって
怖くはないと向こうキズ
だらけのひたいで笑ってしまおう
水平線
光るともしびポツポツと
心の隙間をくすぐるみたいに




