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短歌師  作者: 弓月翼
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真っ白な

天井みあげてこの部屋に

僕とスマホはちいさなふたりだ



夏が来る

命みたいな矢となって

突き刺す陽光降りしきる歌



夜の底

海月はスーッと泳ぐでしょう

綺麗に流れる星のフリして




わからずに

まっすぐ前をみるだけの

意気地みたいな愛にすがった




寂しくない

ひとりぼっちが好きだから

温泉だって孤りでゆくわ



あたたかい

おひさまみたいな瞳して

あたしをみている君を食べたい




助けられ

ひとの気持ちに気がついて

朝日がやさしく薫る寝室



てな訳で

根こそぎ心を刈り取って

鍬で耕し愛を育てる







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