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ピュアライン  作者: 香鈴
Cellphoneと神崎咲
5/13

手紙4

8月1日。

私は愛用のバイクにまたがった。

時刻は午前10時前。


『…では、8月1日、AM10時にスタジオで。

部屋は、B-5にいますね。』


これが、あの後玲が送ってきたメールだった。

今日、どんなことをするのかは私は全然知らない。

…というよりそもそもCellphone のこと自体あまり知らないから。



バイクを走らせて10分。

夏休み中なので途中にプールに行くらしい小学生や

同級生を見つけた。

メットの中は蒸し暑くて額に汗がたまった。



スタジオに着いたのは、10時ジャスト。



「うあーー。ジャストじゃん…。」


夏休み真っ只中の混雑していた道路を走るのは

意外と時間を要した。



自動ドアの向こうはクーラーがきいていて涼しかった。


インフォメーションのマークを見つけて近寄ってみた。

ガラスで仕切られていて、お金や鍵の受け渡しができるように

手元だけ四角く穴が開いていた。

受付嬢はハニーブロンドの20歳前後と思われる顔立ちをしていた。



受付さんは私に気がついたようで、にこっと微笑みかけた。


「何か御用でしょうか?」


高いソプラノの声に反応する。


「えっとー、B-5にくるように言われた者ですが。」



こちらも軽く微笑みながら返すと、

受付さんは、意外そうな顔を一瞬したがすぐに戻って言った。



「ああ、お伺いしております。B-5スタジオは2階の一番奥にあります。」



さっきのような笑顔はなかった。

お伺いしていますってことは、私がCellphoneに呼ばれたことが意外なのかなぁー。

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