自分の行動にも言動にも腹が立って仕方がない
それをさせた自分にも、そう思ってる自分にも、それを選んだ自分にも、それをしてもらったということにすら。他人に向けた自分の行動にも言動にも腹が立って仕方がない。いつも最後は自分、自分、自分なもんだから他人のことが見えてないしわからないし、何かを読み取るとか汲み取るとかいう芸当が出来ないし、それでまた一人になって寂しがってる。
「救いようのないクズだな。お前は」
ずっとそんな声の主が頭の中に住み着いて退去しない。家賃も食費も住民税ですら発生しない頭の中のimaginary opponentみたいなのが居て、コスパよく罵倒してくる。
その時々で顔は変わるが、基本的に大嫌いな奴ばかりだ。
ウルトラマンに出てくるダダみたいに、入れ代わり立ち代わり顔を変えて、嘲笑や罵倒や揚げ足取りを欠かさないでいる。
でも時々、好きだったはずの人が不意にやって来て幻滅や失望をこぼしてゆく。もちろんこれも自分で産みだした幻覚みたいなもので、現状への不満と将来への不安が自家中毒を引き起こした結果それを見ているようなものなのだろう。
気を遣わせてしまったことも、許してくれたことも、心を開いてくれたことにすら。
自分の行動で自分のために誰かが何かをしてくれた有難みが、そのまま自分の支払うべき何かしかの代償であるべきという認識のもと背中にドサっと乗せられる。
乗せられてるのは確かに俺だが、背負ってる俺は誰だろう?




