表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
#対人依存症。和哉くんは生きづらい!  作者: 佐野和哉


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

77/79

自分の行動にも言動にも腹が立って仕方がない

それをさせた自分にも、そう思ってる自分にも、それを選んだ自分にも、それをしてもらったということにすら。他人に向けた自分の行動にも言動にも腹が立って仕方がない。いつも最後は自分、自分、自分なもんだから他人のことが見えてないしわからないし、何かを読み取るとか汲み取るとかいう芸当が出来ないし、それでまた一人になって寂しがってる。

「救いようのないクズだな。お前は」

ずっとそんな声の主が頭の中に住み着いて退去しない。家賃も食費も住民税ですら発生しない頭の中のimaginary opponentみたいなのが居て、コスパよく罵倒してくる。

その時々で顔は変わるが、基本的に大嫌いな奴ばかりだ。

ウルトラマンに出てくるダダみたいに、入れ代わり立ち代わり顔を変えて、嘲笑や罵倒や揚げ足取りを欠かさないでいる。

でも時々、好きだったはずの人が不意にやって来て幻滅や失望をこぼしてゆく。もちろんこれも自分で産みだした幻覚みたいなもので、現状への不満と将来への不安が自家中毒を引き起こした結果それを見ているようなものなのだろう。


気を遣わせてしまったことも、許してくれたことも、心を開いてくれたことにすら。

自分の行動で自分のために誰かが何かをしてくれた有難みが、そのまま自分の支払うべき何かしかの代償ツケであるべきという認識のもと背中にドサっと乗せられる。


乗せられてるのは確かに俺だが、背負ってる俺は誰だろう?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ