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#対人依存症。和哉くんは生きづらい!  作者: 佐野和哉


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あなたは悪くないと言っておけば自分の身だけは守れるもんね

あなたが悪いわけじゃない、あなたが信用できないわけじゃない、あなたが無理なんじゃなく自分が……と言われたら、もうそれ以上なんも言えないじゃん。

でも結局その「あなたは悪くないけど私はあなたを選ばない」という結論は、何をどう言い換えたところで変わってないわけで。

言葉や状況が違うだけで「お前じゃない」「お前は無理」というのと実は言ってることは同じ。気持ちの面でもそう。信用できないわけじゃないけど、私はあなたとそれは出来ない。というならば、誰ならいいんだ?って話で。それをこっちに教える筋合いも、こっちが問いただせるわけもなく。

引っ込むしかない。で、じゃあ誰ならいいんだってなると、こっちにしてみれば

そんな奴かよ

と思うしかない。


そんな奴より全てにおいて劣っているのが、こんな奴なのだ。

みじめだねえ。


言ってることも、やってることも、ニンゲン移り変わってゆくものだけれど。望みのないことだけは変わらなくて。でも自分のゴミ溜まりの孤島みたいな立場だけが変わらないのに、周りの連中は移り変わって、翻意や心変わりや電撃的な出会いなどが溢れかえっているし、見てないだけ知らないだけで、じゃあどこまで他人を信用できるのかって言えばご覧の通り私は多分全く信用してない。

自分が好かれているとか嫌われているとか、そういう次元でもなく。

なんか、もうどうせそうなんだろうな、っていう感じで…信頼と不信よりも前提として期待や希望が無いのだろう。だからこそ、希望をもって居たいと思うのに、希望も期待も無駄だということばかりがずっと裏付けられている。


「お前が無理なんじゃないけど、お前とは嫌だ」という文言を、どう柔らかく煮て甘く味付けしたところで食わされるのはコッチであって。

その甘さも煮え湯も飲み込む人間の気持ちなどわかるまい。

きっと私が他人に飲ませてきた苦汁と、似たり寄ったりなのだろう。


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