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#対人依存症。和哉くんは生きづらい!  作者: 佐野和哉


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幸福な空腹、退屈な満腹。

お腹いっぱいだと何もしたくない。

家に帰ったら小説を書こう!あれをこうして、メモ代わりに自分で自分にメールを書いて。中島みゆきの〝バラ色の未来〟みたいなこと言ってるが割とマジで、思いついたフレーズやアイデアをGmailでホットメールに送る、ってことをよくしている。

で、家に帰ると晩飯を食う羽目になり、そして何もしたくなくなる。

ニコニコ動画か何か見て、何度も読み返した本をめくって、気が付いたら夜も更けて。


これは凄くストレスだ。

で、なんなのかといえば、食事だ。

たぶん私そこまで食事が好きじゃない。出来ればしないで済ませたい。

食わなきゃならないという癖に食えば食うだけ太るし、食ってる最中は口の中にぐちゃぐちゃの何かが入って混ざって気持ち悪いし、じゃあしっかり食おうとすると程々にしろとか言われるし。程々のものをちょこっと食べる、とかいうのも気持ちが悪い。

マッドマックス怒りのデスロードみたいに常に点滴しながら暮らしたい。

まあ常に輸血用の中年男性を背負って歩くのは嫌だけれども。


170cm100㎏のまま20年ぐらい過ごしているから、どの口がと思うかもしれないけど意外と食事そのものは好きじゃないんだと気が付いたのはつい最近で。

あーー別に私、なんでもいいんだな…それどころか、別に食わなきゃ食わないほうがマシなんだな。と思ったんよ。

特にここ最近…2023年に転職してからは顕著で。要するに世間通りの通勤と休日がストレスなんだな。どこ通っても混んでるときに通って、どこ行っても混んでるときに休みで。

そうなるとメシ食うぐらいしか楽しみがなくなって、でもそれだと家に帰ってぐったりしちゃって。

結局いちばん肝心の書き物がおろそかになる。


アウトプット不能の状態は日々ついて回る混雑以上のストレスで。

二重のストレスが過食や拒食に結びつこうとしている。

なんというか、食って鍛えて体を大きくすることが楽しみだった時期を引きずっているのかもしれない。あの時分は食っても平気というか、人並み以上に食うことで個性になっていた。でも別に今それを発揮する場面も無ければ、食っても無駄になるだけで。

行き場のないストレスが空回りする食欲に巻き付いて焦げ臭い。


そういうわけで、この数年間ずっと何を食べてもどこか後ろめたく、食ってる自分の斜め後ろ上空から見下ろす誰かに延々ネチネチグチグチ言われている気分で生きております。


家で食うのがホントにダメ。

お外で何か食べに行くと多少マシ。知っている人のお店とかで、何か話したりしてくれていると本当に助かるというか、そういうときは斜め後ろの誰かも引っ込んでいる。

でまた家に帰って、じゃあ晩飯を…なんて思うと出てくる。

ああ、食わなきゃよかった。食おうとなんて思わなきゃよかった。

と、また沈む。


カロリーメイトの缶ジュースのやつが安くなってるとまとめ買いして、最近よく飲んでいる。意外とお腹に貯まるので、夜はコレにしてもいいかもしれない。

サーティワンとかミスドとかは食いたいと思う。

ハンバーガーとかどんぶり飯は、そんなに…。

麺類も別に。というか普段どうしても麺類になりがちだから麺類こそネチネチが増える。

ご飯派か?


パンもそんなに。値引きシールした食パンにチューブのバター入りマーガリンしぼって巻いて食うぐらいが関の山。

家で何を食べてもつまらない。

外にも出たくなくなったら、もっとつまらないなあ。

でもまあ、強いて出てまで食いたい季節でもなくなるよなあ。


行きたい場所は沢山あるのに、たまにしか出れないから結局いつも同じになっちゃうのもつまらない。その人に合わせるとその人ばかりの基準になるし、でもじゃあ自分の好みを押し通すかと言っても…でいつも同じことを言って帰ってくる。

出ても帰ってもつまらない。誰に会っても何を食べても結局は一緒で。

今からそんなことを考えてひとりで憂鬱になっている。

今日はドラッグストアで120円ぐらいになってた6枚切りの食パンだった。

マーガリンだけじゃナンだなと思って塩コショウを振ってみた。

辛かった。


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