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#対人依存症。和哉くんは生きづらい!  作者: 佐野和哉


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人の影を踏んでも自分の影は消えない

金山のHoomiaさんで休日の朝を過ごすことが増えた。

朝10時から営業してて予約も可能、駅近くで大通りもあるのに静かだし、ソファの個室で落ち着いて過ごせるのもありがたい。

紅茶が豊富で選ぶのも楽しい。今日は5月限定の紅茶飲み比べセットだ。


とはいうものの過去の写真を振り返ったら前にも同じものを飲んでいた。

桜とパッションハニー。

毎度フレーバーもカルダモンやシナモンの入ったやつで、今回はツイスト。


作ってくれたのは〝かれんさん〟で、初対面ながらとても気さくで素敵な人だなと思っていた。なんか、他の人たちとまた一味違う個性があって。

上手く言えているかわからないし、読んでくれてどう思うか自信ないけど…「陰のある明るさ」がずっと見えている。輪郭のハッキリした分厚い千切れ雲が太陽の周りに浮かんでいるときの青空、ってわかる?

明暗、濃淡、光のグラデーションが豊かで、じっと見ちゃうでしょ。

あんな感じの人。おおらかで広い心に低く暗い雲が時々流れてきて、顔を曇らせるときもある。といえばいいのか。


時々、炭を替えに来てくれる(どのくらいの間隔か聞いたら約13分ほどだそうな)ときにぽつぽつと話をした程度だけど、なんとなくそう感じた。

一見すると明るくて面白い人だし、実際お客さんに対しての接し方も食堂の女将さんみたいで気風がいい。お店を切り盛り、という言葉が妙に似合う人だ。

でも会話の端々に、ああここに辿り着くまでに色々あったのだろうし、辿り着いたらいつもまた雨降りなんだろうなって思う…そういう人に出会うと、自分の影の濃さを知る。

相手より濃いか薄いか、深いか浅いか、ではなく、今の自分の影の姿カタチが見えてくるというか。


相手の影を幾ら理解しようとしても多寡が知れている。

でも同じような影を踏んで生きてきたのだから、なんとなく通じる部分がある。

そういう人に出会えることは恵まれているし有難いこと。お客としてでも丁寧に接してくださったなら猶更だ。

私の好きなスパイスの立った、香りも口当たりもいい一服だったし、もっと話したいなと思える人だった。このお店に居る人は、みんなわりと個性的かつキャラが立ってるけど抜群の人が居たな!って感じでした。


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