↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
#対人依存症。和哉くんは生きづらい!  作者: 佐野和哉


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

110/131

色んな奴等が一つのパソコン覗き込んで満面スマイルでワァーオ!みたいなバカ面してるクソ広告

腰が痛くて仕方がない。

特に夜になると激痛に苛まれている。

文章を書くためにパソコンの前に座ると、もうダメ。次に立ち上がろうとした瞬間から腰の中の骨を直接ズキリと刺激するような激痛に見舞われる。

骨を掴まれているというか、圧迫されるというか。

シビレや鈍痛、疼痛の類でもない。

とにかく痛い。理屈抜きで貫くような痛感が走る。

まさに痛覚という感じで、腰という媒体を通して名実ともに痛みというものを味わっているような気がする。


何しろ日中は何とかなってしまうのがもどかしい。

働いてしまえるからだ。

腰をかばい、痛みに怯え、痛み止めも飲みつつ仕事なんかしてたら普段よりも疲れるに決まっている。満身創痍で帰宅すると、もう痛くて仕方がない。

これがまた虚しいというか、一体何をやってるんだかわからなくなる。

どうして痛みをこらえてまで働いてなんかいるのか。

どうして散々ぱら頑張ったあと満身創痍で趣味に費やす気力体力ともに尽き果ててしまっているのに、次の日また朝になると仕事に行くのか。


何よりそんな風に過ごしつつ中途半端に健康で動けて働けて生きられてしまう自分に腹が立つ。

今朝(2026年8月30日)なんか珍しく朝から激痛に苛まれていた。

が、日曜なのでバイトがある。どうにか出勤し、どうにか仕事をし、トラブルやミスが連発し、すっかり項垂れて帰って来た。

ローソンでサクレのスイカ味を買うのが精いっぱいだ。

あっそういえば仕事で会社用ケータイを使うんだけどガラケーなのよ。久しぶりにガラケー触ったね。んで案外と操作すんの覚えてるもんだね。

自然と電話帳ひらいて目当ての番号探して電話かけれたわ。

あのボタンをポチポチするの、やっぱり楽しいしラクだね。どう考えても画面を触って操作するより私には便利で合ってる。

あんなもん自分の手や顔から出る油とかに一切なんの頓着も嫌悪もなく、世界中の人間は絆で結ばれて科学とカミサマでハッピーになれるって疑うこともなく思えてる奴じゃないと使ってられないんじゃないかと今でもちょっと思っている。

色んな人が一つのパソコンを覗き込んで満面のスマイルで

ワァーオ!

みたいなバカ面してるIT大手のクソ広告みてえな。


閑話休題。

朝から痛みが、前の夜は鬱が酷かった。

本当に、その日なんとかやり切れてしまっていることが、ずっと半端に動けて生きれてしまう自分が、一番やりきれない。殺してくれんかはやいとこ。

なんでこう、何も考えずにいると生きようとしてしまうんかね。

ちゃんと理性が働いてれば、んなふうにならないで済むのに。

生きるのは惰性 死にに行くことこそ理性じゃないか。

どうしてこの腰痛を治してまで、まだ生きたいのか。

どうして仕事をして納税して買い物して支払いを済ませて、まだ生きていたいのか。

望みが捨てきれないからか。

誰かが好きだからか。

何か他に目当てがあるのか。


来年の今ごろまた同じように悔んで、同じように自問自答しているかもしれないのに。

それがいちばん何より怖くて、それを何より恐れているのに、その通りにしかきっとなってないとわかっているのに。

それを何年も前から繰り返して、性懲りもなく今日また生きて終えようとしているのに。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。