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#対人依存症。和哉くんは生きづらい!  作者: 佐野和哉


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日頃から死のうとか死んだ方が早いと思ってる奴は意外と死ぬまでが長い

希死念慮って麻痺する。

気がする。

日頃から死のうとか死んだ方が早いと思ってる奴は意外と死ぬまでが長い。ずっと思ってるから、周りは突然に見えても自分からすれば〝やっと死ねた〟と思ってるかも知れない。

日頃普通に生きてて疑問もない奴等が〝死ぬしかない〟と思い詰めたら多分すぐ死んでしまう。日頃から元気で幸せそうな人ほど落ち込み過ぎると危ない。


普段から落ち込んで生きてるから、もう底が近くて沈みきらないのかもしれない。どのみちロクなもんじゃないけど、なんかそんな違いがあるんじゃないかな。


希死念慮のマヒ、インフレとでもいうか、死にたいと思って生きてるのが当たり前だと本当に死ぬべきときを見誤るんじゃないかな。潮時を見失って、結局ずるずる生きてやがるのが死にたがりの自分だもの。

なんでそんなに死のうと思ったまま生きてるかと言えば、生きる意味も喜びも楽しさも愛しさも切なさも心強さも(篠原涼子そんなに好きだったかお前)全部どっかで見失ったり壊されたり裏切られたりしてきたからで。もうこんなもの、このトシでも直らなきゃ一生このままなわけで。家族から大事にされなかった奴は家族のことなんか大事にしないし、それが友達とか会社とか何でも一緒なわけで。


つまるところガキの時分、能天気に無邪気に何の疑いもなく楽しく生きてられたかどうか、が全てで。

私は、ちょっと楽しそうな顔をすると即ぶん殴られて、適当な理由つけて引き摺り回されてきたわけで。それが後年やり返せるようになっても、結局やられて来た時期のことは消えないし、取り返せない。

そこにずっと囚われているし、そうされたことを忘れることも、気にしないように出来ることもなく。

無駄に生きている。死んだほうがいい、と自分に対して思い続けるのが当たり前の日々。

希死念慮は薄まってきたほうが危ないのかもしれない。

いつかその日が来ても、悔まずお迎えを待てるようでありたいし、早く来てほしい。

今年もお盆だ。またご先祖様に置き去りにされて夏がゆくのか。



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