↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
124/129

トリヤからラジャトにあてた最後の手紙 (700字)

※母トリヤが、息子ラジャトへあてた手紙の内容です!










あなたは一体どんな人になるんでしょうね。


凄腕の剣士? うーん違うわね。


熟練の職人? うーんこれもなんか違うわね。


きっとあなたは――この世界に変革をもたらす人になるのよ。




お父さんは、聡明なあなたからみたらきっと、不器用で愚直に見えるかもしれないわね。


でも、彼はすごい人なのよ。ただ、ちょっと騙されやすいところがあるから、お父さんを支えてあげてね。




あなたに伝えておくことがあるわ。


たぶんあなたなら私の日記を全部読んだと思うからもう分かったと思うけど(ちょっと恥ずかしいわね)、私は黒砂民なの。


私の前の夫、トジンも、黒砂民で、彼との間に子どもがいるの。


あなたのお父さんのアイゼンにも言ってるわ。アリヤっていうの。


あなたのお姉さんね。東ノ国にいるはずだわ。よかったら探してね。黒い紋様か、それがなければ火傷の跡があるはずだからすぐに分かるはずだわ。




アイゼンと、トジンはどちらも愛しているわ。選べない。


トジンとはずっと一緒に過ごしてきたの。私たちはあまりにも多くの時間を共有して、一緒に育った。だから、なんでも話し合える強固な関係ね。


お互いに支えあうし、高めあうの。




でも、アイゼンと一緒にいるときは――なんだか彼の世話をしないといけない気分になるの。私の方がアイゼンよりも年下だけど、お姉さんになった気分よ。


おかしいわよね。でもそうなの。そしてそれが心地よいの。




最後にお願い。


自分と大事な人を守れるくらいの剣の腕は最低限身につけて。


あなたは黒紋民の血を引いているから、練習すれば上達するはずよ。


あとはこの世界を、あなたの明晰な頭脳と、お父さん譲りの腕と信念で乗り切ってね。




空からずっと見てますよ。


母より。








(おわり)





******

これはアイゼンの章で使えるかな? と思いましたが、結局使いませんでした。

アイゼンの章も個人的にはすごく好きです。

破滅に導く魔性の女をかくのと、ダメな男をかくのが楽しかったです(笑)

でも、アイゼン好きですね。

アイゼンとトリヤの関係性も好きです。みんな天界で楽しく暮らしていると思います^^

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。