皆あまりにもタフネスです。
それから1週間、やっと市長から連絡が来た。
なんだか妙に焦っている。
『一樹君!奴の正体が判明したよ!』
「本当ですか!?で、どんな生物なんですか??」
そう聞くと、驚く答えが返ってきた。
『それが…奴の名は【バジリスク】なんだ。君も聞いたことはあるよね?』
バジリスク!?聞いたことがあるも何も、超有名じゃないか!
「それって毒のある…」
気のせいであってほしいと確認した僕に市長はこう答えた。
『残念ながら、その通りだ』
「…っ!?」
『だから、君から聞いてくれないか?本当に闘うのか」
「…わかりました」
次の日、早速僕は皆に確認を取った。
「…というわけで皆、本当に闘うの?今ならやめても文句は言わない」
しばらく、シーンとした空気が包み込む。
ふと、総司が言った。
「俺は…やるぜ」
そしてそれを合図に他の人たちも返事を返してくる。
「私も…やります!!」と、優里香。
「やってやろうじゃないの」と妙に乗り気なのは翔子。
恵理香は相変わらず偉そうに、「フンッ、やってあげても良いわよ」と言っていた。
ちなみに、桜には既に確認済みだ。
「皆、本当に良いの?死ぬかもしれないんだよ?」
「…そんなのが恐いわけないでしょ?」
「…そうですよ…一樹さん達だけを…危険な目には…合わせられないですから…」
「そうよ、みずくさいわよ」
「俺に任せとけって!」
皆…!
死ぬかもしれないのにまさか全員参加するとは思わなかった。




