表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最後の人類、最初の生命  作者: コゲコゲ
団体行動もたまには良いかもしれません
26/56

怯えても1人になってはいけません。

 手分けして手がかりを探す中、僕は考えていた。

(一体どんな生物だ?新米に頼むということは弱いのか)


「手がかりないですね…」


「そんなわけないんだけどなぁ」


 あんな肉を食べる生物が一つの手がかりも残さずに逃げれるわけがない。


「キャー!」


「!?どうした!」


「た、隊長、あ、あ、あれをみ、見てください!!!」


「?…!?」


 そこには大きな蜘蛛の巣があった。

 沢山の兵を貼り付けて。

 僕はポケットから通信機を取り出すと、市長にかけた。


「おい、市長!どういうことだこれは!!」


『いきなりどういうことと言われても…』


「だーかーら、なんで兵士が捕まってるのかってことだよ!」


『なに!?見つかったのか!?彼らは無事かい?』


「無事だけど何人かは…」


『そうか。感謝するよ』


「いや、たまたまだって。あ、もう助け終わりそうだ。じゃ、切るな」


 あれ?なんか聞き忘れてるような…


『グットラック。幸運を祈るよ』


 そう市長が言うと通信は切れた。


「おい!大丈夫かお前ら!?」


「だ、大丈夫です。でも…早く逃げなきゃ。そう、早く逃げなきゃ」


「お、おい!?」


 僕が呼び止めようと、肩に手を置くと彼は飛び上がって走って行ってしまった。


「あ…」


「お、おい、俺たちは帰って良いのかよ?」


「はい。でもまずは連絡して安否確認してください」


 桜が彼らと話している間、僕は1人から情報を聞き出そうとしていた。


「なぁ、奴の姿を見たか?」


「いや、見てない。気がついたらここに張り付いてたよ」


「そうか…この巣から見るに、奴は蜘蛛っぽいけど」


「おそらく…な」


 だけどなんですぐに殺さなかったんだろう?

 謎は深まるばかりだ。

 と、その時、さっき逃げていった男の行った先から悲鳴が聞こえた。


「!皆、行くよ!」


「!はい!!」


「あなた達はここで待っていてくださいね」


「わかった」


 一旦彼らと別れ、僕たちは森の奥へと進んでいった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ