誰を選ぶかは結局面接官の好みです
「よし、いよいよ面接だね!」
「どんな子が入ってくれるでしょうか?」
「楽しみだね!」
僕は桜と話しながら面接室で座っていた。
「じゃ、そろそろ始めるよ?」
「はい」
ゆっくり息を吸って扉の外へ呼びかける。
「面接番号一番の方、どうぞ」
『はい』
扉の外から高い声が返ってきた。
(最初は女の子か)
扉を開けて入ってきたのは…
「幸夫です。よろしくお願いします!」
可愛らしいスカートをはいた【男の子】だった。
(!?さっ、桜、男の子だよね!?この人)
(そ、そのはずだと…)
「え、えーと、君、趣味は?」
「女装です!ちなみに好みはあなたみたいな方です!」
うん。ダメだこいつ。
「わかりました。ありがとうございました。では次の人」
早々と質問を切り上げて次の人へ移る。
市長からも『質問は1、2回にしてね』って言われてたしね!
「恵理香です。お願いします」
良かった、ちゃんとした女の子だ…
「入団しようと思ったきっかけはなんですか?」
「はい。えーと、皆のお役に立ちたいと思ったからです!」
「それはなぜですか?」
「えーと…私、昔からドジばっかりで、少しでも皆のためになることをしたいと思ったからです」
「そうですか。ありがとうございました。次の人どうぞ」
この子は良い子そうだな…
そして彼女と入れ替わりに新しい子が入ってきた…
「ふぅ〜、疲れた〜」
「お疲れ様。飲み物どうぞ」
「ん、ありがと桜」
面接が終わった僕は待合室のソファーでのんびりしていた。
「桜、さっきのあの人たちで決まりだね?」
「はい。他の人たちには申し訳ないですけど」
「桜は優しいね。でも面接だからしょうがないよ」
50人の中から選ばれたのは4人。かなり絞ったと言えるだろう。
(でもやっぱり団としては少ないよな?市長は何を考えているんだ?)
「それじゃあ、合格通知を渡しに行こうか」
「そうですね」
僕たちは合格した4人、総司。翔子。優里香。そして恵理香に合格通知を渡すために席を立った。
ちなみに、全員苗字がないのは、日本語をしゃべってはいるが一応人類ではないため。
(まともな子達になって良かったよ)
「一樹、明日は入団手続きとルール決めですね」
「うん。隊長としてしっかりしなきゃ!」
「頑張ってくださいね。全力でサポートしますから」
よし!桜にこう言われたら頑張るしかないじゃん!!
〜面接を受けた子達〜
総司
太郎
幸夫
草太
麻呂
ジョン=シュラルデン
正人
悠斗
圭介
光輝
政喜
勇気
裕也
優也
雄也
和也
祐也
誠太
喜美麻呂
佐助
とび助
虎二郎
誠治
翔子
優里香
恵理香
楓
奏
向日葵
和美
寧々
愛美
花梨
花
鈴香
奈子
梓
紅葉
苺
桃子
凜花
彩香
玲奈
香奈
ジェシカ=スプラウデント
以上、男性20人・女性23人・中性7人




