表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最後の人類、最初の生命  作者: コゲコゲ
覚悟には時間がかかります
20/56

弱肉強食の世界です。

「うわぁぁぁ!!!」


 奴等の中に突っ込んだまでは良かったけど何これ!?超ピンチなんですけど!!!

 武器なんて隊長の拳銃(弾残り5発)とサバイバルナイフしかないのに一体僕はどうやって倒せるとか考えた訳!?

(あぁ、神様…今度こそ人類滅びます…)


「でも…どうせ死ぬなら!」


 生きることを諦めた僕は特攻へ出ることにした。

 まずトカゲの方へ走っていき、目を狙ってナイフを振り下ろした。


『ギャァ!?』


 狙いは外れずに左目を封じることに成功した。と、思ったら今度は鳥が襲いかかってきた。

 迫るクチバシと爪を紙一重で避けながら腹に銃弾を叩き込む。

(残り2発!)

 鳥の頭へ残りの銃弾を叩き込むとそいつはもう動かなくなった。


「まず一匹!………って、あれ?」


 そう呟き、トカゲにトドメを刺そうと振り向くとそこには何もいなかった。


「何で!?まさか透明に?」


 そう考察すると僕は木の隙間へ入った。

(サイズは変わらないからここなら安心なはずだ…)

 と、不意に背中の方で何かが動いた。

(虫でもいるのか?)

 そう思って見ると、そこには奴の目玉があった。


「……………やっ……やぁ?」


『グヮァ!』


 ですよねーーー!!!

 バクンッと背後で顎の閉まる音が聞こえた。

 うん。これ捕まったら即死だわ絶対。

 真っ青になりながらも、僕はサバイバルナイフを振り向きざま奴に向かって投げた。



「これでも喰らえぇ!!って、あれぇ…?」



 ヤバい。失敗したっぽい…ナイフは後ろの木に突き刺さっている。

 さて、一体どうしたものか…

 ってあれ?これって手詰まりじゃない?

 奴はすぐそばまで迫っている。でもまぁ、左目を潰せただけでも良いか…

 ん……?左目?そうか!

 僕は振り向くと奴の左目方向に跳んだ。

 左目を失っている奴は獲物が急に消えたように見えて混乱している。

 その隙にナイフを取ってくると背後から脇腹を切り裂いた。


『グガッ!?』


 脇腹の傷口から真っ赤な血が流れ出ている。


『グ…グギ…グ……ガ…』


 そのまま奴は地面へと崩れ落ちた。

(このまま放っておいても死ぬけど…)

 僕は、奴が苦しんでいる姿を見てそのままにはできなかった。

 僕は倒れて立ち上がれない奴の首元へ行くと、一思いにナイフで首を刈っ裂いた。

 次の瞬間、奴はもう息をしていなかった。

(安らかに眠ってくれよ…)

 そう念じてから僕は桜とじいさんに合流するため、森を歩いて行った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ