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第三十八話:源内アパッチでひとっ飛び! 博多とんこつ大決戦と勝利のプロレス・ラブ!

【博多の熱血屋台娘!キャラクター詳細設定】

博多はかた すず

キャラ: 『とんこつラーメンと明太子を愛する、チャキチャキの博多っ娘』風。

中洲のネオン街の片隅で、屋台『とんこつ魂・鈴』を一人で切り盛りしている。豊臣メガバンクが「屋台街を全部潰して、巨大明太子タワー・カジノにする!」と迫ってくるのに激怒している。

愛機(武器): 『絡繰・明太張扇からくり・めんたいハリセン』。巨大な明太子の形をしたハリセンで、叩かれるとピリッと辛い衝撃波が出る。

口癖: 「なんばしよっと!」「うちのラーメンは、ちかっぱ美味いっちゃん!」「博多の屋台を舐められちゃ困るばい!」


 北海道での激戦を終え、次なる目的地は遠く離れた九州・福岡。

 移動手段に悩む宗次郎たちの前に現れたのは、天才発明家・平賀源内が設計したという驚愕の乗り物だった。

「完成したっす! 平賀源内先生の設計図から俺が組み上げた、絡繰戦闘ヘリ『亜発知アパッチ』っす!」

 タナカが自慢げに指差したのは、木造りでありながら完全に現代の戦闘ヘリのフォルムをした、ロマン溢れるスーパーマシンだった。

「オーホッホッホ! 木と歯車で空を飛ぶなんて、カオスにも程がありますわね!」

 バタバタバタバタッ!!

 アパッチの竹とんぼ型ローターが回転し、一行は空路で一気に福岡・中洲の屋台街へと降り立った。

「はぁ〜! とんこつスープの濃厚な香りがたまらないっすね!」

「……皆さん。あそこに、地元で愛されている素晴らしい屋台がありますよ」

 宗次郎が案内したのは、赤提灯が揺れる屋台『とんこつ魂・鈴』。ねじり鉢巻をした元気な博多娘、博多鈴が、見事な湯切りを披露していた。

「いらっしゃい! うちのラーメンは、ちかっぱ美味いっちゃん!」

 熱々のとんこつラーメンを頬張った瞬間、宗次郎の全身から『スーパー戦国人弐』の黄金のオーラが爆発した!

「……ッ!! なんという濃厚でクリーミーな豚骨の旨味! 弾力のある極細麺が、九州男児の熱き魂を体現しています!」

 しかし、その極上のラーメンタイムは、けたたましいサイレンと共に破られた。

「ヒャハハハ! まだこんな小汚い屋台を出してんのか! 豊臣メガバンクの巨大明太子タワーの建設予定地たい、さっさと立ち退かんね!!」

 現れたのは、ギラギラしたスーツを着た豊臣メガバンク九州支店長、黒田だった。

「なんばしよっと! 大事な屋台を潰されてたまるばい!」

 鈴が巨大な『絡繰・明太張扇』を構える。

「ふん、なら俺の用意した『究極のメガバンク・トリュフ豚骨』と勝負たい! うちの方が美味かったら屋台は潰すで!」

 黒田が自信満々に高級トリュフを削り始める。

「……待つっす。とんこつラーメンの本当の美味さを引き出す方法を、俺が教えるっすよ」

 前に出たのは、またしてもタナカだった!

「オーホッホッホ! タナカは昔、伝説の三ツ星レストランで皿洗いをしながら、シェフが賄いで作っていた『究極の豚骨ブレンド』を完全にコピーした幻の料理人ですのよ!」

「いくっすよ! タナカ特製・黄金の焦がしニンニク油(マー油)と、博多明太子のマリアージュっす!!」

 タナカが作り上げたラーメンのスープを、黒田が一口すする。

「……ッ!? な、なんやこれは!? トリュフの高級感など吹き飛ばす、屋台の歴史と焦がしニンニクの完璧なハーモニー! わ、わしの負けたい……!!」

 黒田は膝から崩れ落ちた。タナカの料理スキルがまたしても大勝利を収めたのだ!

「ええい、負けを認めるかい! やれ、『戦闘絡繰・メカ明太子ブタ』!!」

 黒田が叫ぶと、那珂川の中から巨大な豚型ロボットがザバーッと姿を現した!

「……美味しいラーメンの時間を邪魔するのは、感心しませんね」

 宗次郎の全身から黄金のオーラが立ち上り、中洲のど真ん中に四角い光のリングを具現化させる!

「行きますよ……タナカさんが作ってくれた美味しい料理のエネルギー、爆発させます!」

 宗次郎はロープに向かって全速力で走り出し、華麗なる空中回転スペース・ローリングを披露!

 その勢いのまま、メカ明太子ブタの鼻先へ強烈な『黄金・宇宙回転肘打ち(スペース・ローリング・エルボー)』が炸裂!

 ガシィィィンッ!!!

「ブギューォォォッ!?」

 メカが大きくよろめく。

「……これで、終わりです!」

 宗次郎はメカの巨体を力任せに空高く放り投げた。

「仕上げです! 黄金・月面宙返りムーンサルト・プレスォォォッ!!」

 ズドゴォォォォォォォォォンッ!!!

 宗次郎の必殺技が直撃し、メカ明太子ブタは大爆発して散った。

「ヒィィィッ! 覚えておれェェ!」

 黒田は逃げるように走り去っていった。

 平和を取り戻した中洲の屋台街。

 宗次郎、タナカ、カトリーヌ、そして鈴の四人が、屋台を背にして横一列に並ぶ。

「皆さん……極上の料理と、素晴らしい勝利に感謝を込めて。あのポーズで締めましょう!」

 宗次郎の合図で、四人は両手の親指と人差し指を交差させ、胸の前で愛の形を作った。

「「「「カオス・パーティー!! プロレス・ラァァァァブッ!!!!」」」」

 博多での熱き料理対決を制し、源内アパッチの力で黄金のコンボが再び炸裂!

 日本全国の美味しいグルメを求める彼らの旅は、まだまだ続く!!

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