第二十五話:黄金の戦車と、誠の風(京都・陰陽編③)
【新たなる敵!キャラクター詳細設定】
◆ 神崎 一佐
キャラ: 『豊臣メガバンク特別治安維持部隊(特務隊)隊長 / 冷徹なる現代のエリート』風。
タイムスリップしてきた自衛隊の小隊長。任務遂行を最優先する冷酷なプロフェッショナル。秀吉から魔科学「絡繰装甲」を与えられ、自身の現代知識と兵器を強化している。
愛機(武器): 『黄金・絡繰歩兵銃』。最新鋭のアサルトライフルを、豊臣の絡繰技術で黄金に強化。オーラを纏った特殊弾頭を放ち、どんな防御も貫通する。
口癖: 「任務完了だ」「現代の火力を舐めるな」「すべては計算通り(ミツナリ殿の言う通り)だ」。
◆ 真田 曹長
キャラ: 『特務隊の肉体派エリート / 重火器・格闘担当』風。
神崎の右腕。分厚い絡繰アーマー(重装甲)を纏い、現代の格闘術と重火器を操る。秀吉から「特別治安維持部隊」の特権と黄金を与えられ、忠誠を誓っている。
愛機(武器): 『黄金・絡繰機関銃』。巨大な機関銃を、豊臣の絡繰技術で黄金に強化。オーラを纏った弾幕を雨あられと降り注がせる。
口癖: 「挽肉にしてやるぜェ!」「俺の装甲に傷をつけられるか?」「出力全開だァ!」。
京都・下鴨神社の境内に、みたらし団子の甘香ばしい匂いと、ピリピリとした青い電脳のオーラが交差する。
石田三成の「特大・金塊ミサイル」を、宗次郎、新撰組、そして安倍晴香が協力して粉砕した、その直後だった。
「――ほう。私の計算を、アナログな剣と概念的なお団子オーラで破るとは。時代遅れの不良債権どもめ、少しは楽しませてくれますね」
上空から、再び氷のように冷たい声が響いた。巨大な黄金の算盤に乗って現れた石田三成が、冷徹な瞳で宗次郎たちを見下ろしていた。
「あの算盤野郎! また戻ってきやがったのか!」
土方歳三が、雷光をまとった兼定を構え直す。
「……三成殿。貴方の計算は素晴らしいですが、私たちの絆は、計算外の力(友情努力勝利)を生み出すのですよ!!」
神堂宗次郎が、みたらし団子のタレのようにネットリとした黄金のオーラを全開にする。
「絆……? 下らない概念ですね。豊臣(秀吉殿)が求めているのは、絆ではなく、完璧な支配と数字(金)です」
三成が指を鳴らすと、巨大算盤の珠が眩い黄金の光を放った。
「……陰陽師の娘。貴女の張っていた結界が緩んだ今、ようやく我が豊臣の『切り札』を投入できます。時代遅れの侍崩れと、目障りな夜叉どもを、一網打尽に処理しましょう」
その瞬間、鴨川の上空に、先ほどよりも巨大な紫色の「次元の歪み(ヴォイド)」が発生したのだ。
「ひ、ひぃぃっ!? 空が、また裂けたっす!! 何事っすか!?」
タナカとクリノジが八ツ橋の箱を抱えて逃げ惑う。
その次元の歪みから、ドサドサッと何か複数の巨大な物体が落下してきた。
土煙が晴れた後、そこに立っていたのは……
「……任務完了。目標(不良債権)の排除を開始する」
白い女子高生の制服に、五芒星が描かれた青い電子護符を操るミステリアスな美少女、安倍晴香。彼女の周囲には、巨大な陰陽符がホログラムとなってフワフワと浮遊している。
土煙が晴れた後、そこに立っていたのは……。
ゴゴゴゴゴゴォォォォッ!!
それは、かつて宗次郎が見たこともない、現代の最強兵器。黄金に輝く戦車(九〇式・改)と、上空には黄金の攻撃ヘリ(アパッチ・豊臣仕様)。彼らの兵器には、豊臣の五七の桐紋がシームレスにデザインされていた。
「な、なんだあの巨大な絡繰は!? 俺たちの剣が、通用しないっす!!」
近藤勇が、虎徹を構えつつも、その圧倒的な存在感に驚愕の声を上げた。
「……なるほど。どうやら、秀吉殿が保護していた、タイムスリップした自衛隊の部隊ですね」
宗次郎は、ポカポカとした笑顔のまま、腰の『真・玄武』に手をかけた。
「……しかし、お団子の時間を邪魔するのは、感心しませんね」
「……何奴だ、貴様らは! 豊臣の走狗か、それとも倒幕の賊か!?」
土方歳三が、青白い雷光の闘気を帯びた兼定を、宗次郎に向けて突き出した。
古都・京都に、突如として舞い降りた「現代の最強兵器」。
新撰組、晴香、そして宗次郎の黄金のオーラと絡み合う、特別長編シリーズの幕が、今、黄金のオーラと共に開けられたのだ!!




