第二十三話:陰陽の嵐と、黄金のみたらし団子(京都・陰陽編!)
【古都に隠れ住む、新たなる力!キャラクター詳細設定】
◆ 安倍 晴香(あべ の せいか)
キャラ: 『古都を陰から守る、現代の stoic な美しき陰陽師』風。
稀代の陰陽師・安倍晴明の末裔を自称する、冷徹でミステリアスな女子高生。豊臣メガバンクの支配を拒み、独自の結界を張って京都の聖地(神社仏。寺)を陰から守っている。
愛機(武器): 『DIGI・陰陽符』。最新のホログラム技術と古代の呪術を融合させた、青く輝く電子護符。宙に浮く無数のホログラムの紙(式神)を操り、相手の闘気を吸い取ったり、重力を操る高度な術式を放つ。
口癖: 「式神起動」「貴様らの闘気、読み解した」「古都の平穏、私が律する」。
石田三成の「絶対算盤ミサイル」を新撰組と協力して撃破した神堂宗次郎たち一行。彼らは「昨日の敵は今日の友」となった近藤勇たちを伴い、京都の次なる聖地、下鴨神社へと向かっていた。
「はぁ〜、共闘ってやつは最高っすね! 局長たちの剣、本当に頼もしかったっす!」
「オーホッホッホ! わたくしの美貌と実力、そして新撰組の『誠』……。最強のパーティー(カオス)ですわね!」
タナカとカトリーヌが、和気藹々(わきあいあい)と話している。
「……宗次郎殿。先ほどは我らを庇っていただき、かたじけない」
近藤勇が、金色の天然理心流の闘気を柔らかく放ちながら、改めて宗次郎に礼を言う。
「……ふん。豊臣を倒すまでは、一時的な協力だ。勘違いするなよ」
土方歳三が、青白い雷光をまとった兼定を肩に担ぎながらも、その瞳には信頼の光が宿っていた。
「……皆さん、少し休憩しましょう。あそこに良さそうな甘味処がありますよ」
宗次郎がポカポカとした笑顔で指差したのは、下鴨神社の鳥居のすぐそばにある老舗のお団子屋さんだった。
席につき、運ばれてきたのは、京都・下鴨神社が発祥とされる名物『特選・みたらし団子』。
モチモチとした団子に、濃厚な醤油と砂糖の甘辛いタレがたっぷりと絡められた、まさに絶品スイーツである。
「いただきます」
宗次郎が、熱々のみたらし団子を一口頬張った瞬間。
――モチモチ、ジュワァ……ッ!
「……っ!! な、なんという圧倒的な旨味とコク!! 甘辛いタレの完璧なコンビネーションが、口の中で黄金の陣形を組んでいます!!」
宗次郎の全身から、ステーキや八ツ橋の時とは違う、力強くもどこか懐かしい『黄金のオーラ』がドバァァァッと噴き出した。
「兄貴のオーラが、なんだか香ばしい醤油の香りがするっす! 食欲が湧いてくるっすよ!」
タナカが感動の涙を流す。
しかし、その至福のティータイムは、突如として空から降り注ぐ青い光と共に破られた。
ゴゴゴゴゴゴォォォォッ!!
上空から、無数の「青く輝くホログラムの紙(式神)」が、下鴨神社の境内に向かって機関銃のように降り注いだのだ。
「ひ、ひぃぃっ!? 青い紙が降ってきたっす!! 何事っすか!?」
クリノジがお団子の皿を抱えて逃げ惑う。
土煙が晴れた後、そこに立っていたのは……
「……式神起動。古都の結界を乱す、不良債権どもめ」
白い女子高生の制服に、五芒星が描かれた青い電子護符を操るミステリアスな美少女、安倍晴香。彼女の周囲には、巨大な陰陽符がホログラムとなってフワフワと浮遊している。
「陰陽師……!? 京都の結界を守っている、安倍晴明の末裔ですか!?」
タナカが、その服装と操る術式を見て驚愕の声を上げた。
「……なるほど。どうやら、私たちの闘気を検知して、古都の敵と勘違いしたようですね」
宗次郎は、ポカポカとした笑顔のまま、腰の『真・玄武』に手をかけた。
「しかし、食後のお団子を邪魔するのは、感心しませんね」
「……何奴だ、貴様らは! 豊臣の走狗か、それとも時空を乱す賊か!?」
安倍晴香が、青く輝く電子護符を、宗次郎に向けて突き出した。
古都・京都に、突如として舞い降りた「陰陽の力」。
新撰組、そして宗次郎の黄金のオーラと絡み合う、新たなるカオス・バトルの幕が、今、黄金のみたらし団子の匂いと共に開けられたのだ!!




