キセッチュー
リョウヘイ、それに人間の姿に戻ったドンズがサナダワームに対峙したかとおもうと、その、白く巨大で、そして細長いミミズはだんだんと半透明へと変化していき、ついには、なにかに吸い込まれるかのごとく姿を消したかとおもうと、ちょうど、元々そのクリーチャーが存在していたあたりよりタケアキが現れ、そのまま落下し、地面に尻もちをついた。
「イタタ、、、ハハ。一度使ってみたかったのですよ。私のキセッチュー。効果は抜群でしたねえ。もうすでにサナダワームは私の配下にあるので安心してください!」
よくみるとタケアキの右足元には、ハムスター程度のスモールサイズ、いや、その本来の生物と考えれば大きめの、ナメクジのようなモンスターがいるのを確認できた。色はカラフルな虹色で、目は真ん丸でかわいい。ドンズがタケアキをじっとみて声を発した。
「おうおう、タケアキはんやないか!!!それにしても、あせったでえ。どういうことやねん!」
「フフフ。皆様に嬉しい発表があるのですよ。なんとなんと、もう、魔王の右腕とも言えるギガイガンが、お亡くなりになったのですよ。つまりは私の寄生虫型モンスター、キセッチューの餌食となったのですよ。正確にいうと彼にのっとられたサナダワームがとどめさしたというべきですがね。フフフ、彼が活躍するシーンが果たしてあるのかどうかとウンウンうなりまして、キューブに保管しておくか、それともクジュシンにいる友人の、モンスター少女こと、ハンナちゃんに預けておくかを小一時間迷いましたが、私の決断は正解だったようですよ。もしかしたら、モーリーの加護を受けたのもあるかもしれませんがね!」
「まさか、サナダワームを操作し、ギガイガンを討ち取ったと。しかしどうやって。。。」
と、リョウヘイが驚いたように声を発した。
「フフ。気になりますか?リョウヘイさん」
タケアキは、腹の立つドヤ顔で、質問を投げかけた。
「うっとぅしいなぁモンスターオタク、はよ言えや!!!」
「フフフ、おそらくは、キセッチューでサナダワームをコントロールしたところまでは、皆さん、想像できたでしょう。しかし、その後なのです!私の采配が光ったのは!!!」
久しぶりに投稿です。




